頭が固くて、価値観が古くて、
それでいて自分の主張を曲げない。
かつて沖田 誠（原田泰造）はそんな“困ったおっさん”でした。
UPDATE10「父親って何？」では、
誠の友・大地（中島颯太）の父親が10年ぶりに現れます。
その人は、息子の好きを全否定する困ったおっさん（父親）で…！
ちょっと前まで分からず屋だった自分が、
物申してもいいのだろうか？
悩んでいるうちに、誠の愛息・翔（城 桧吏）が、
その困ったおっさんに傷つけられる事態が発生！
そのとき、アプデおっさん・誠は…？
最終回1つ前、アプデおっさんの周りが大荒れします。
目次
ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！』前回第9話のあらすじと振り返り
人の好きっていろいろあります。
「先のことは、今はいい。先輩とこうしていられる時間が一番大事。」
大地（中島颯太 FANTASTICS）は、いまの好きを大事にすると決めました。
でも、沖田家のみんなが楽しそうにしているのを見たとき…
大地の本音がポロっとこぼれます。
「いいですよね…家族のああいうの、俺には縁がない。」
それを聞いた大地の彼氏・円（東 啓介）は、自分が大地の家族に！って思います。
「大地、結婚しよう！」
その場でプロポーズをした円は、
両親にカミングアウトするために熊本へ向かいました。
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UPDATE10では、好きを全否定する1人の男が…
波乱を巻き起こします。
【ネタバレあり】ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！』第〇話あらすじと感想
母（松下由樹）の思いと、息子（中島颯太）の葛藤。
「気に掛けていただかなくて結構です。」
息子の件で電話をかけてきた元夫・堀内真一郎（相馬一之）。
五十嵐美穂子（松下由樹）は、電話口で事務的に突き放します。
1言うと100返してくる古い価値観マウントタイプの彼…
その干渉から、ずっと息子・大地（中島颯太）を守ってきました。
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結婚とか家族になろうとか考えず、ひっそり付き合っててもよかったかな。
怖くて不安な大地は、アプデおっさん・沖田 誠（原田泰造）に気持ちを話します。
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人とは、こんな風にいいたくなるもの。
大地を家族に紹介したいからこそ、円はいま熊本で向き合っています。
「周りのせいで君たちが制限を受ける必要はないと思うな。」
長女誕生時に病院ではしゃぎすぎて叱られた話を交えながら、悩める大地に誠がいいます。
父親って何…？ギャル（椿 奈央）が恋をした！
9歳からずっと父親に会っていない大地。
年上の男の人に相談できるのが嬉しくて、つい誠に甘えてしまいます。
父親という存在を求めている大地を見て、誠は改めて考えます…
父親というのは何をするものなのか。
どうすれば父親と認められるのか。
そこには、これという定義はありません。
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相手は、カラオケでバイトしてる大学生。
ただ、彼のタイプは清楚系…静とは真逆！
静に頼まれ、沖田 翔（城 桧吏）は清楚系メイクを勉強します。
化粧うんちくを誠が語るも不発…
外の沖田家メンバーはメイク話で盛り上がります。
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「稼げなくなったら用なし…父親ってそんなもんかな。」
古池正則（渡辺 哲）の悲しい呟きが、誠の胸に刺さります。
吉報届く！！
誠の元へ、嬉しいニュースが届きます！
なんと、円が両親の説得に成功し、
両家でお祝い食事会をすることが決定！！
「誠さんと美香さんに仲人をお願いしたい。」
大地のメールには、こう添えてありました。
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熊本帰り円とのサプライズ再会シーンが、最強でした！
10年ぶりに会った父・真一郎は、大地が獣医学部で頑張っていることをとても喜んでくれました。
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自分の価値観しか認めない父（相馬一之）現る！
「お前は現実を解っていない。それを教えるのが親の務め。」
息子の反論を遮り、父は容赦ないリアルをいくつもの例を挙げて突きつけます。
心配ということばを傘に…
円と大地の結婚どころか根本（男の人を好きなこと自体）から大反対する父。
偏見は敵と思っていた大地ですが…自分にも、父親というのはこういうものという思い込みや偏見があったことにショックを受けます。
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淡い期待をしていた大地。
「大地をいま普通にしないと大変なことになる。」
大地が中学入学時、彼はこういって会わせろと要求してきました。
こんな考えをもつ真一郎が、円と大地の結婚を知ってしまいました…
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円、なにも言えず。
アプデおっさん（原田泰造）、悩む。
美穂子から聞き、大地を心配する美香（富田靖子）。
誠は、この件にどこまで関わっていいのか悩んでしまいます。
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ひと様に意見を言っていいものだろうか？
ブラ男子・原西 匠（井上拓哉）とランチに行った誠は…
大地の件でくすぶる想いを打ち明けます。
「知らない価値観のなかに裸で出て行くのは怖い。僕のブラと同じ…あのとき、室長は不安だから古臭い価値観で自分を守っているって感じてました。」
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夜の公園で会った大地は、傷ついていました。
父親とは何か？
何年も父親をやっているのに、誠は答えられませんでした。
差別のない子に育った彼（城 桧吏）。
翔のメイクで“清楚な静”誕生！
完璧と太鼓判を押し、大学生の元へ送りこみます。
このとき、子を送り出す親の不安で心配な気持ちを…
翔は理解しました。
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大学生の彼に誘われてBBQに参加します。
「あんなメイクしてかわいそう…」
翔は、メイク好きな相沢香梨奈（並木彩華）から言われたひとことが引っかかります。
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料理ができる女の子をちやほや（利用）するのもなんだか違和感…
そこで、翔は自分も料理ができるようになるべきと考え、母に教わることにします。
翔は、物事をフラットに考えることができる子に育ちました。
「私の子育て成功した…」と、嬉しくなる美香。
アプデおっさん（原田泰造）、家を飛び出す！
何も言えずに家へ帰った誠に、翔が言います。
「踏み込まないのは冷たいよ。ふたりが仲人を頼んだのは…相談したり、意見したりしてほしいからじゃないの？」
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「別に名前なんてどうでもよくない？ノリとハートは通じた！」
人の中身をまっすぐ見る静とはじめて話をしたとき…
この考え方いいなって、この子好きだなって思った翔。
静の中身にウソをつくのを手伝ってしまったことを後悔します。
いまが踏み込むとき！そう感じた翔は行動します。
「好きなら結婚してほしい。」
大事なことに気づいた翔が、大地に言います。
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「みんな社会に認められるように自分を変えていくもの…ご両親は、君のことで悩みが絶えないだろうね。同情するよ。」
翔を傷つけられたと知った誠が、夜道を急ぎます。
正しい父親の在り方はわからない…
けれど、息子が誰かに傷つけられたら物申しに行くのが沖田誠って父親だ！
ドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！』の次回に期待するもの
遠慮せず、がっつり物申してほしい！
ラスト、アプデおっさん・誠の勇ましい姿に手に汗握りました！！
UPDATE11、すべての人の“好き”を肯定する物語がついに最終回を迎えます。
みんなが好きを取り戻す素敵なドラマ。
どんな結末が待っているのか楽しみです！