こんなに“つじつま”が合っちゃっていいものだろうか！
最終話の1つ前…
第10話「恋は大デジャ・ブ」は、怒涛のつじつま合わせが行われます。
剥がされるふたり。
過去人（吉岡里帆）と未来人（永山瑛太）、
時を超えたふたりの禁断の恋が、ついに終わってしまいます。
…そのまえに、全てのつじつまを合わせようと再び過去を巡ります！
まるっと伏線回収しちゃう第10話。
愛しさと、心地よさと、切なさが、心をかけ抜けます！！
目次
ドラマ『時をかけるな、恋人たち』前回第9話のあらすじと振り返り
「バレちゃいました…隊長がお呼びです。」
2013年に、オペレーターの天野りおん（伊藤万理華）が迎えにきました。
未来人で時空パトロール隊員・井浦 翔（永山瑛太）と、広告代理店で働く傍ら時空パトロールの令和コーディネーターもしている常盤 廻（吉岡里帆）。
過去へ恋の逃避行（違法渡航）をしていたふたりが、
久しぶりに2023年（令和）に帰還。
隊長の和井内（石田剛太）から事情を聞かれます。
ふたりは、ただ恋に落ちただけと説明。
そんな中…廻の上司である猿谷（岩谷健司）が、
時間犯罪者と繋がりを持っていることが発覚！
それにより、ひとまず逃避行処分は先送り。
猿谷の尻尾を掴め！という特別任務が、廻＆翔に任されます。
大手柄をゲットすれば昇進できる可能性も…
ふたりがずっと一緒にいられる未来が開けるかもしれません。
希望を胸に、ふたりは2022年10月5日のAd Amore（廻の会社）に潜入！
その日は、ゆずこしょうキャラメルのプレゼン前日で…
廻と後輩の広瀬 航（西垣 匠）が残業して最後の一案を考えていました。
忍び足で猿谷の部屋へ…
未来の廻たちは、そこで2023年未来予測資料を発見！！
これは、猿谷が未来人と繋がっている確かな証拠…
あとは、情報を漏らしている未来人（犯罪者）が誰なのかをつきとめねば。
ここで、不運にも受付の梓（田中真琴）にばったり遭遇！
しかたなく、廻は梓に未来からやってきた事情を正直に話し、協力を要請します。
すると、最近SFについて猛勉強したばかりな梓は、案外すんなり事態を把握します。
（SF好きな航と話をするために、SF予習していた梓。）
梓から「猿谷が怪しい人物と月イチ密会している」という情報をゲット！
密会サイクルでいうと、今日がその日…急いで密会場所の料亭へ。
なんと、未来情報を猿谷に漏らしていたやべえ奴は、
時空パトロール隊のメカニック担当・八丁堀（シソンヌ・じろう）でした！！！
行き詰まっていたゆずこしょうキャラメルのプレゼン。
梓が、飲みデートと引き換えに航に改心の案を授けました。
（未来の廻から聞いたプレゼン成功案を彼へ…）
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もっとスゴい第10話は、なるほどそういうことだったのかー！だらけ。
それはもう…まるっと全部見返したくなっちゃうほど！
つじつま合わせっぷりが心地いい回がはじまります。
【ネタバレあり】ドラマ『時をかけるな、恋人たち』第10話あらすじと感想
かぼすこしょうキャラメル！？
2023年11月15日の時空管理局パトロール部 令和5年世田谷基地。
メカニック担当・八丁堀 惣介（シソンヌ・じろう）が、仲間たちに深々と頭を下げます。
「恋をしたんです…4人で責任を共有できません？」
どうやら彼には“推し”がいたようで…
AIアイドルはにゃたんに課金するために情報漏えいの罪を犯しちゃったらしい。
もうすぐ、この件で本部から監査チームがやってきます。
おそらく、この基地の仲間たちも責任を問われることでしょう。
「八丁堀以外は、俺が守る！」
隊長の和井内 秀峰（石田剛太）が、往生際が悪い八丁堀を切り捨てます。
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会社の後輩くん・広瀬 航（西垣 匠）から緊急電話がかかってきます。
「大変なんです！ゆずこしょうキャラメルが作れなくなったって…！！」
ゆずの価格高騰により、コストが見合わなくなってしまったとのこと。
まぼろしフーズの社長のツルの一声で、かぼすで代用されることに！
その名も“かぼすこしょうキャラメル”。
先方は、発売日も変えずに行きたいらしい。
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あのかぼすこしょうキャラメルがここで登場！
2週目の彼女（吉岡里帆）、つじつま合わせの旅へ！
最近、過去から自然食を密輸する時空犯罪団“ルーパーイーツ”の活動が活発化の様相…それに、八丁堀が一枚噛んでいるのでは？と。
「密輸をほう助しました…！」
八丁堀、令和のゆず業者とブローカーを繋げちゃってました。
八丁堀が罪をゲロり、天野の平手打ちをくらいます。
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反射的に、隊長の顎にグーパンしちゃう八丁堀w
つじつま合わせのため、廻はまたタイムトラベルしたいと申し出ます。
これまでの逃避行は、隊長がなんとか誤魔化してくれようとしているのに…
監査が入る状況で、これ以上違法トラベルを続けるのは危険です。
廻は、危険を承知で動きます。
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もし違法渡航が見つかれば、やっと心が通じ合ったパトロール隊員の恋人・井浦 翔（永山瑛太）と二度と会えなくなります。
「いろんな人が関わってる…私たちだけが幸せになっても意味ないから！」
それでも、ゆずこしょうキャラメル広告の責任者・廻は仕事を選びます。
廻はひとり、タイムボードで2023年10月6日のAd Amoreへ。
ゆずこしょうキャラメルのポップデザインを満足気に見ていた1ヵ月前の廻。
この時点の廻は、この先に待ち受ける恋の超展開をまだ知りませんでした。
未来からきた廻は、隙を見てかぼすこしょうキャラメルのポップを電話で追加発注します。
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すべてのつじつまを合わせるために時をかけまくる！！
ゼリーな恋人と、再会した恋人。時を超えて恋人たちが繋がる！
二度と会えなくなるのが嫌で、つじつま合わせの違法渡航に反対していた翔。
結局、廻の強い思いに負けた翔もつじつま合わせの旅に合流します。
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1週目にやり残したことをひとつずつ、やり遂げていきます。
すでに、ジュンはマネージャーだった未来人・横井大知（泉澤祐希）との記憶を消されていました。
大知を想って作った「ゼリーな恋人」という曲。
記憶のない彼女は、なぜこの曲を作ったのか覚えていません。
「CD作ってみませんか？」
デザインが得意な廻は、こう声をかけてジュンのCDジャケットを手掛けました。
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恋した記憶を消されたふたりが、
時を超え、形を変えてまたつながる奇跡！
「廻！」
家に帰ろうとする過去の廻を、未来からきた翔が木の陰から呼び止めます。
そのおかげで、もじもじしていた過去の翔は…
「僕は、再び君に会うためにこの時代に来た」と廻に話すことができました。
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未来の翔が、密かにナイスアシストしていた！
時をかける恋人（吉岡里帆×永山瑛太）が、つじつまを合わせていく。
さあ、次は時を超えて駆け落ちしてきたふたりの元へ！
未来から駆け落ちしてきた未来人教師・西キョウカ（鳴海唯）と彼女の教え子・古市ヒロキ（南出凌嘉）が、密かに住んでいた小屋に行きます。
目のつきやすい場所に事件解決の糸口となる“ゆず”を置きます。
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第2話にも、未来の廻＆翔が関わっていた！！
もしかして、マギー＆キケロ（伝説の恋人）は廻＆翔のこと？
すぐに、廻たちの違法渡航についても調査が入ります。
「廻はこのまま、やり残したことを続けて。」
バレたという報告を天野からもらい、翔は事情を話すために基地に戻ります。
つじつま合わせの旅を続ける廻は、誤発注連絡を受けた日のAd Amoreへ！
見覚えのない“かぼすこしょうキャラメル”のポップを見て、首を傾げる廻＆航。
「さっきの私はどうかしてました…そのまま並行して進めてください！」
未来からきた廻は、今後確認不要との旨を連絡します。
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ゆずこしょうキャラメルの姉妹品ということに。
第4話、謎の誤発注騒動のつじつまもこれでOK！
恋は理屈じゃない！因果を超える！！
廻、今度は2023年11月3日の夜へ！
30年前に事故で亡くなった妻に会いに来た未来人男性・建也（今野浩喜）を、レストランのトイレ前で待ち伏せします。
「奥様に想いを伝えてあげてください…さあ、行きましょう！」
建也をレストランから脱走させたのは、2週目の廻でした。
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翔がすべてを説明すると、監査人は厳しいジャッジをします。
「そうではありません。僕らは、過去人と未来人の恋に意味を求めようとしました。すべての因果を守った上で一緒に暮らせる可能性探ろうとしたんです！」
必死に事情を話すも響かず…
監査人にとって、ふたりのしたことは航法違反でしかないのです。
「恋は理屈じゃないんです！因果を超えるんです！！」
運命の恋をした！と、翔がどれだけ訴えても監査人には伝わりませんでした。
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つじつま合わせの果てに、私たちの恋がある。
すべてのつじつまを合わせる。その果てに、廻と翔の恋があります。
廻のつじつま合わせ（心残り）は、あと3つ。
①1983年に天野りおんが恋の逃避行を追ってくるキッカケとなった書置き。
廻は、天野のデスクに「40年前の海へ行ってきます。探さないでください。」と書置きを残しました。
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廻は、仮面＆マントで“時をつかさどる者”に変装し接触。
「彼女は未来人と2013年に駆け落ちした！追いかけますか？」
そう告げ、彼にタイムボードを授けました。
③梓が航を迎えに行くため、2013年の夕方に到着するようにすること。
「2週目の私です。広瀬くん、2013年にいるから追いかけて！」
梓（田中真琴）には、廻のままで接触し…
2013年9月23日16時に送り出しました。
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第8話の裏エピソードも明らかになりました。
廻は、見事に時をかけまくって“つじつま合わせ”をやりきりました。
剥がされてしまう…彼（永山瑛太）と彼女（吉岡里帆）
「タイムパトロールたるものが、恋愛に溺れるなんて…醜態もいいところだ！」
罵倒する監査人の隙をつき、翔脱走！廻の元へ！
出会えたものの、追ってきた監査人によってふたりは捕まってしまいます。
「八丁堀、井浦…両名を航時法違反で逮捕する！」
基地にて、過去の記憶消去を行い、送還されることになりました。
フォゲッター（記憶消去装置）を頭に被せられた翔。
「廻、会えてよかった…忘れないから。」
天野が機械操作し、翔の記憶が消されました。
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彼が彼女と目を合わせることはありませんでした…
こうして、廻と翔は剥がされ…
超展開の恋は最初からなかったことになりました。
ドラマ『時をかけるな、恋人たち』の次回に期待するもの
廻と翔の超展開の恋がギュッと詰まったエンディングが、切なすぎました。
まっさらになった運命の恋…ラスト1話ではどんな展開が？
最終話のタイトルは「時をかけろ、恋人たち」。
予告の最後に廻が放った「時をかけてくれてありがとう」という言葉の意味が気になります。来週が待ち遠しい…！