劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』あらすじ・感想!ラフテルへの重要な伏線が隠れてる?【ネタバレなし】

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』あらすじ・感想!【ネタバレなし】

出典:『ONE PIECE STAMPEDE』公式ページ

『ONE PIECE』劇場版14作目、そして20周年となる今回の作品は過去の『ONE PIECE』に登場したキャラクターが総出演といえるくらいボリュームたっぷりでした。

今回の敵のダグラス・バレットは、海賊王ゴール・D・ロジャーの元メンバーだった男で、強靭な肉体と「ガシャガシャの実」の能力で強大な力を手にしていきます。

そんな敵にルフィは立ち向かうわけですが、1人ではありません。一緒に戦う仲間は麦わらの一味でもありません。

ルフィを認め、ルフィが信じられる戦友や好敵手、そして義理の兄や想われ人、奇跡の共同戦線はどう考えても胸アツでしょう!

また、今回のポイントは、海賊万博でのお宝争奪戦で手に入ることができる「お宝」です。それは金銀財宝なんかではありません。

ルフィたちが求める「ワンピース」があるとされている「ラフテル」に向かうためのログポース

これさえあれば一直線じゃん!って思える品ですが、ファンの着眼点はそこではありません!

ポイント
  • 海賊のためのお祭り「海賊万博」。麦わらの一味を始め、多くの見知った海賊が大集結!
  • 海賊王の元クルー、ダグラス・バレットと麦わらのルフィ。それぞれの考える「仲間」とは?
  • ワンピースが眠る島「ラフテル」のログポース登場により、考察が捗る1作!

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』は、原作者・尾田栄一郎監修の作品ということもあり、本作は長い長い歴史のある『ONE PIECE』の大きなターニングポイントとなる映画かもしれません。

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』作品情報

作品名 ONE PIECE STAMPEDE
公開日 2019年8月9日
上映時間 101分
監督 大塚隆史
脚本 冨岡淳広
大塚隆史
原作 尾田栄一郎
声優 田中真弓
中井和哉
岡村明美
山口勝平
平田広明
大谷育江
山口由里子
矢尾一樹
チョー
磯部勉
ユースケ・サンタマリア
指原莉乃
山里亮太
音楽 田中公平

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』あらすじ


海賊の海賊による海賊のための世界一の祭典・海賊万博に招待された麦わらの一味は、万博の目玉「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」で世界中から集まった海賊たちとお宝争奪戦に奔走する。

その熱狂の裏で、海軍が海賊を一網打尽にするため潜入捜査を開始。

さらに元ロジャー海賊団の“鬼”の跡目ことダグラス・バレットが、ルフィたちの前に立ちはだかる。
出典:シネマトゥデイ

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』みどころ

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』みどころ

尾田栄一郎の原作による人気アニメ『ONE PIECE』の放送20周年を記念した劇場版。

世界中の海賊たちが集う祭典を舞台に、宝をめぐって火花を散らすモンキー・D・ルフィら麦わらの一味やさまざまな海賊が描かれる。

ルフィ役の田中真弓をはじめ、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江らおなじみの声優たちに加え、ゲスト声優としてユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太が参加した。
出典:シネマトゥデイ

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』を視聴できる動画配信サービス

『ONE PIECE STAMPEDE』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。

なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。

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注意点
  • 動画の配信情報は2019年9月29日時点のモノです。
  • 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。

ご覧のとおり、2019年9月29日現在はどこのビデオ・オン・デマンドでも配信開始となっておりません。

動画配信が開始になり次第、追って情報を掲載させていただきます。

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』感想レビュー【ネタバレなし】

海賊のための海賊万博?ファンのための海賊万博かも

祭り屋ブエナ・フェスタによって仕掛けられた海賊万博は、多くの海賊が一堂に会するお祭りのようなものです。

そのため、麦わらのルフィだけではなく、過去に登場した海賊たちも続々と登場します。

最近アニメを見ていないからキャラがわからないという人でも大丈夫!

昔のキャラクターもかなり登場し、懐かしい気持ちになれます。もうある意味これは…視聴者とキャラの同窓会!

色々な海賊が出てきたという歴史があっても、今本編で出てこないあいつがスクリーンに出てくる!?そうなると見ずにはいられなくなります。

ちなみに、私がこの作品を劇場で見たいと思ったきっかけも、今回の主役級メンバーに今は登場回数が激減した推しキャラが出ているからです。

表紙というか…告知の絵を見た瞬間に決めました。いるなら見たい!と。

あ、懐かしい登場人物は海賊だけではありませんでした。海軍もたくさん出てきます。

現実的なことを考えると、かなりの人数の声優さんが出ていることになるわけですが、この量をどうやって収録したんだ?なんて疑問も出てきます。

監修をした尾田栄一郎さんも言っているのです。

祭り屋ブエナ・フェスタによって開催された「海賊万博」にバスターコール。それは世界を終わらせる戦争への一歩だった

「海賊万博」を主催したブエナ・フェスタは、祭り屋と呼ばれる裏では、戦争の仕掛人。

そんな男が、なぜダグラス・バレットと手を結び、海賊たちを集めた万博などを開いたかというのがポイントです。

バレットとフェスタの目的は、この大海賊時代を終わらせること。

いつまでも続く大海賊時代、ゴール・D・ロジャーの時代を終わらせ、自分たちが話題の中心になりたかったのです。

そのために海賊のお祭りである海賊万博を開催して海賊を呼び、バスターコールで海軍も呼び寄せます。

こうして一網打尽を目論むブエナ・フェスタ。

これができるのは、フェスタがバレットの力を見込んでいるからなのです!

流暢に自分の目的を語り、世界が暗くなっていく中、フェスタ1人が笑っています。

そしてその男の声がユースケ・サンタマリアだということに、後で改めて気づくのです。

キャラクターが強すぎて、まったく面影がありません。

「鬼の跡目」と呼ばれたダグラス・バレット、「ガシャガシャの実」の力で世界を滅ぼしかねない強さを得る

ルフィたちも参加したデルタ島でのお宝争奪戦の最中に登場したダグラス・バレットは、元ロジャー海賊団の1人。

そして、ロジャーに一度も勝つことができなかった男です。

ロジャーがこの世から姿を消した後は、牢獄・インペルダウン地下深くで体を鍛え続け、二年前に脱走したのち、ブエナ・フェスタと手を組み今に至ります。

捕らえられていたとはいえ、鍛えることをやめなかったバレットの力は脅威的。

そのうえ、ガシャガシャの実で周囲の物を吸収し、体の一部にさせていく能力のせいで、こんな巨大化したもの誰が倒せるの?というくらいになってしまいました。

気づけば空も真っ暗に。大海賊時代を終わらせようとしていた男は、この世を終わりにさせようというのではという勢いです。

さすがのルフィも今回は歯が立ちません。

だからこそ、今回は異例の共同戦線になるという盛り上がりにつながるのです!

バレットとルフィの考え方の違いで、ウソップの株価がダダ上がり

強大な力を手にするバレットにとって「仲間」は必要ありません。

特に弱い仲間はお荷物としか思っていないので、使えなければ切り捨てるべきだと考えます。

しかし、ルフィは違います。仲間の存在があるからこそ、この海を渡っていくことができるんだと主張します。

こんな言い争いになったのは、ウソップの存在が関わっています。

面倒事というか、命の危機に晒されるようなことがあればできるだけ逃げたいと思うのが、狙撃手ウソップ。

強大な力を持つバレットに敵うわけがありません。

必死の抵抗をするのですが、結局バレットに一ひねりにされてしまいます。

さらに、ルフィが瀕死の状態の時、弱い自分が船長を助けることができないと、自分の不甲斐なさを嘆きます。

しかし、そのウソップが最終的にとんでもない活躍を見せます。

仲間の必要性というか、ウソップの力はまったくお荷物ではないとわかります。それどころか本当に大事な戦力です。

心の中で、うぉぉぉお!!と叫びました。

仲間じゃないが実力者。そんな奴らが手を合わせてしまった

ダグラス・バレットを止めるためには、ルフィ1人の力では何ともなりません。

麦わらの一味はそれぞれ別行動をしているため、総力戦というのも無理な話です。

しかし、バレットを止めなければ、大海賊時代どころかこの世の終わり。

だからこそ、ルフィと協力し、バレットを倒そうということになったのですが…そのメンツが面白い。

  • 海軍スモーカー
  • かつてルフィと同盟を組んだ海賊トラファルガー・ロー
  • 革命軍であり、ルフィの義理の兄サボ
  • 王下七武海で、ルフィ大好き海賊女帝ボア・ハンコック
  • 新世界に入る前からの腐れ縁かっていうレベルの海賊、道化のバギー
  • 元王下七武海で、アラバスタ王国でルフィに敗れたクロコダイル
  • 元CP-9、今はCP-0の諜報部員ロブ・ルッチ

協力しようと言って仲良くできるメンツではありませんが、すべてはバレットを倒すために立ち向かいます。

1人の力では太刀打ちできなかったりもするんですが、ハンコックの蹴りは巨大化バレットがぐらつきます。

いやぁ~愛の力ってすごいなぁって思いました。

また、確かに共同戦線のメンバーなのですが…別の目的もちゃっかり果たそうとする人物もいたり、ちょっと美味しいとこだけ取りに来ただけじゃないですか…お兄さん。と言いたくなる人もいました。

あれは…あれでよかったんですか?って思っちゃいました。

『ONE PIECE』考察者が湧いたお宝「ラフテル」

ブエナ・フェスタが開催したお宝争奪戦で海賊たちが奪い合うお宝。

その中身を見たウソップとバギーは驚愕。

バギーにいたっては、それを見た瞬間に部下たちに撤退を命じました。

それはいったい何だったのだろうと最後まで語られないのかと思いましたが、そんなことはなく。

お宝は、ロジャーが財宝「ワンピース」を置いてきたという島「ラフテル」へのエターナルポース。つまり直通の地図ですね。

この大海賊時代は、ワンピースを手に入れ、海賊王になるために、海賊たちが海へと飛び出しました。

その近道切符があり、それが目の前にあるとすれば、誰もが喉から手が出るものです。

うわー、そんなものここで出していいのか!?ってか、手に入れちゃったらどうなるの?なんて思います。

私なんかは、最初「エターナルポースあったの?」とか、「これは…ついにワンピ―ス終了フラグ?」なんて思っちゃいましたが、考察者たちの着眼点は違いました。

さすがにびっくりしたので、これは書いておきたいと思いました。

エターナルポースが出てきた。ここで本当に注目されたのは、そのスペルなんです。

海外版『ONE PIECE』では「RAFTEL」とつづられていたのですが、今回の映画で登場したエターナルポースに刻まれていたラフテルは、

「laugh tale」

直訳すると「笑い話」なのです。

ワンピースがある島は「笑い話」。これは皮肉?なんて思いますが、この「笑い話」というフレーズは本編にも出てくるのです。

それは、ブルックが仲間になった時に歌われた「ビンクスの酒」。その歌の最後が「笑い話」。

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』は、原作の尾田栄一郎さんが直接監修をしている作品なわけですから、繋がらないわけがありません。

このヒントを知ってしまったせいで、ちょっと『ONE PIECE』を全編見直したくなるほど謎解きしたい欲が沸き上がって仕方がないのです。

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』まとめ

以上、ここまで劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』について紹介させていただきました。

要点まとめ
  • フェスタとバレットは、ロジャーで湧く時代を終わらせたく、海軍も海賊も一網打尽に!
  • 強者であれば仲間はいらない?仲間や協力者がいるから強くなれる!
  • 実は「ラフテル」以外にも、伏線と思える言動が隠れた記念映画。映像の中も外もお祭り騒ぎ!

今回はネタバレなしなので書きにくいのですが、ラストまでもが胸アツです。

ゲスト出演をした山里亮太は、セリフか?と思えるような見事な司会役なんですが、アン役の指原莉乃さんはイマイチ出番が…。

悪魔の実の能力者という設定もいるのだろうか?なんて思っていたんですが、最後の最後にやってくれました。

やっぱりルフィを大海原に送り出すためには、あなたの存在は必要不可欠ですよね!そう思わされました!