この記事では『ワンピース アラバスタ編』のあらすじを紹介しています。
『ワンピース アラバスタ編』は初期エピソードなので、長くワンピースを読んでいる人でも忘れてしまっている方が多いのではないでしょうか。
ミルトモ 編集部
【ネタバレ】アニメ『ワンピース アラバスタ編』あらすじ・感想
偉大なる航路へ!
ローグタウンを出航したルフィたちは、嵐の中で自分たちの目標を誓う進水式を行います。
そして、ルフィたちはゴーイングメリー号で、グランドラインへの入り口“リヴァースマウンテン”へと突入するのでした。
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双子岬「クロッカスとラブーン」
リヴァースマウンテンを下っていると、山のように大きなクジラが現れます。
メリー号はよけることができず、そのままぶつかってしまい船首が折れてしまいます。
これに怒ったルフィがクジラの目にパンチを喰らわせるのですが、逆上したクジラはメリー号を飲み込んでしまうのでした。
しかし、ルフィだけは何とか助かります。
ルフィはみんなを助けようとクジラを叩くのですが、ふとクジラに扉がついているのを発見するのです。
クジラに飲み込まれたゾロたちは、胃の中でクロッカスという医者に出会います。
そこでクジラ“ラブーン”について聞かされるのです。
ラブーンは昔ある海賊団についてきた小さなクジラでした。
その海賊団もラブーンのことが大好きだったのですが、「これ以上、一緒に進むのは危ないからここで待っていてくれ」とクロッカスに預けたのです。
それ以来、ラブーンはその海賊団を双子岬で待ち続けているのでした。
それを知ったルフィはラブーンと喧嘩を始めます。
しかし、これはラブーンに対する思いやりだったのです。
「またお前に会いに来るから、そしたらまた喧嘩しよう!」と、ルフィはラブーンと約束をしました。
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賞金稼ぎの町
双子岬を出発したルフィたちは、双子岬で出会った怪しい2人組を送り届けるために次の島ウイスキーピークに向かいます。
ウイスキーピークに到着すると、ルフィたちはとても歓迎されました。
海賊を英雄扱いし、豪華な食事やお酒でルフィたちをもてなしてくれたのです。
しかし、これはウイスキーピークの住人たちによる罠でした。
ウイスキーピークの正体は、海賊たちを捕まえ賞金を稼ぐ賞金稼ぎの町だったのです。
バロックワークスという大きな組織のおかげで、成り立っている町でした。
そのことを賞金稼ぎをしていたことがあるゾロは気づいていました。
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ゾロはバロックワークスたちを次々と倒していきました。
しかし、ここで新たな刺客Mr.5とミスバレンタインが登場します。
アラバスタ王国のビビ王女
ウイスキーピークにはミスウェンズデーというバロックワークスの女がいたのですが、実はミスウェンズデーはアラバスタ王国のビビ王女だったのです。
そして、ビビ王女と一緒にいたMr.8と名乗る男は、ビビの護衛隊長であるイガラムでした。
ビビとイガラムは、バロックワークスを調べるために潜入していたのです。
そして、ついにバロックワークスの社長の正体を掴みました。
正体を知ったビビたちを抹殺するために、Mr.5とミスバレンタインはウイスキーピークスにやってきたのでした。
ゾロはビビたちを助けるために戦おうとしますが、そこにルフィが登場します。
ルフィはウイスキーピークの人を切ったゾロに怒っていました。
ミルトモ 編集部
ビビたちそっちのけで喧嘩を始めてしまいますが、Mr.5とミスバレンタインはその喧嘩に巻き込まれてしまいます。
ミルトモ 編集部
バロックワークス社長の正体
その後、ビビたちからバロックワークス社長の正体を告げられます。
その正体は、世界政府公認の最強の海賊・王下七武海の一角サー・クロコダイルでした。
このことをビビは、内乱が続くアラバスタ王国へ報告する必要がありました。
それを聞いたルフィたちは、ビビをアラバスタ王国へ送り届けることを約束します。
ウイスキーピークを出発する際、イガラムがバロックワークスの追手のおとりになり爆発に巻き込まれてしまいます。
ビビは悲しみます。
この光景を見たルフィたちは、必ずビビをアラバスタへと送り届けると決意するのでした。
ミス・オールサンデー
ウイスキーピークを出航すると、メリー号に1人の女が乗っていることに気が付きます。
その女は“ミス・オールサンデー”と名乗りました。
ミス・オールサンデーはルフィたちにアラバスタへの道のりを教えるのですが、ルフィはその教えを断り自分たちで航路を決めて進んでいくのでした。
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巨人のドリーとブロギー
ウイスキーピークを出発したルフィたちが、次にたどり着いたのはリトルガーデンという島でした。
リトルガーデンはジャングルで大きな動物や恐竜などが生息していました。
そんなジャングルを見たルフィは、冒険心に火が付きビビと島の探索を開始。
ゾロとサンジは食料を探すために狩り勝負をすることになりました。
そんな中、待っていたナミとウソップのもとに巨人のブロギーが現れます。
またルフィたちも巨人のドリーと出会いました。
リトルガーデンには、エルバフの巨人が住んでいたのです。
ドリーとブロギーは戦士としての誇りを守るため100年間決闘をしていました。
「理由など、とうに忘れた。」
そんな巨人たちに、ルフィとウソップはとても感動しました。
決闘は火山の噴火が合図で終了します。
決闘が引き分けになると、ブロギーはウソップたちからもらったお酒をドリーに分けました。
しかし、そのお酒には爆弾が仕掛けられており、ドリーは爆発してしまうのです。
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Mr.3の登場
お酒の中に爆弾を仕込んだのはボムボムの実の能力者であるMr.5でした。
ドリーを爆弾で弱らせてブロギーに殺させようとしたのです。
結果、ブロギーはドリーに勝利します。
しかし、これはすべてMr.3の計画の内でした。
Mr.3はこの戦いに乗じてナミ・ゾロ・ブロギーの3人をドルドルの実の能力で足を固め蝋人形にしようとします。
ゾロとブロギーは足を切って抵抗しようとしますが、そこにルフィ・ウソップ・ビビのカルガモ“カルー”が登場。
ドルドルの能力やミス・ゴールデンウイークの催眠術により、思わぬ苦戦を強いられます。
そして、とうとうゾロたちは蝋人形になってしまうのでした。
しかし、蝋人形になってしまっても早いうちに炎で溶かしてしまえば助かることを知ります。
ウソップはカルーに油を注いだ縄をくわえさせ、特大キャンドルごとブロギーに巻き付けるように指示。
最後は、ルフィがMr.3の頭の上の火で縄を点火させ、ゾロたちを救出することに成功します。
助かったゾロたちの反撃により、バロックワークスの面々は次々と敗北…。
こうしてバロックワークスの刺客を全て倒したルフィたちは、ブロギーとドリーからアラバスタへの永久指針をもらい次の島へと向かうのでした。
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チョッパーとの出会い
アラバスタへ向かっている途中、ナミが40度の熱を出し倒れてしまいます。
ルフィたちはアラバスタを後回しにして、医療大国として有名なドラム王国へ向かうことにしました。
医者を探すルフィ、サンジ、ウソップ、ビビはドラム王国のドルトンに案内されるのですが、ドラム王国にはドクターくれはという医者しかいないと告げられます。
そして、ルフィとサンジはナミを連れて、ドクターくれはが住む岩山の山頂まで向かうことに。
その道中でラパーンという巨大なウサギと出会います。
ラパーンは凶暴で、戦っていたサンジは怪我をしてしまいました。
それでも、ルフィはナミとサンジを担いで岩山を登っていくのです。
登りきると、そこには青鼻のトナカイの“チョッパー”がいました。
チョッパーはトナカイでありながらヒトヒトの実を食べてしまい、人と喋れるようになったトナカイだったのです。
ルフィはそんなチョッパーに興味を持ち仲間に引き入れようと考えますが…。
ドラム王国のワポル
一方、ウソップとビビはドルトンの話を聞いていました。
ドルトンによると、ドラム王国は数か月前に黒ひげ海賊団という海賊によって壊滅しかけたと言います。
その時に国王だったのがワポルでした。
ワポルは国の危機にもかかわらず、島から脱出。
ドルトンはワポルにはもう戻ってきてほしくないと思っていましたが、そこにワポルが帰ってきてしまうのです。
ヒルルクとチョッパー
ワポルは昔からわがままで傲慢な王でした。
6年前、ワポルは王だけが医者に見てもらえるようにして、ドラム王国の医者をかたっぱしから殺していったのです。
そのような状況でも生き残っていたのが、ドクターくれはとヒルルクという医者でした。
ヒルルクの夢はドラム王国に桜を咲かせることでした。
またヒルルクはチョッパーを助けた恩人です。
しかし、ヒルルクの寿命は短く、チョッパーは万能薬といわれるアウミダケを探しに行きます。
そして、ついに発見しそれをヒルルクに食べさせました。
ヒルルクはチョッパーの優しさをとてもうれしく思いますが、実はアウミダケは猛毒だったのです。
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さらに、その後ヒルルクは、ワポルの医者狩りに襲われることに。
「人はいつ死ぬと思う、人に忘れられた時さ。」
そう言い残して、ヒルルクは自爆することを選びます。
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ワポルとの戦い
ドラム城にはドクロの旗が掲げられていました。
ヒルルクの旗です。
それを見たワポルは大砲で撃ち落とそうとしました。
そこにルフィが現れドクロの旗と一緒に撃たれるのですが、旗は折れません。
ドクロは信念の象徴のため折れないんだとルフィは言います。
「ほらな、折れねェ」
そんなワポルを許せなくなったルフィは、ゴワポルたちをゴムゴムのバズーカではるか遠くへ吹き飛ばし勝利します。
その後、ルフィはチョッパーを仲間に誘います。
最初は断っていたチョッパーでしたが、ドクターくれはの強い後押しにより、ルフィたちとともに海に出ることを決意し、次の島へと出航するのでした。
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エースとの出会い
ルフィがアラバスタ王国にたどり着くと、そこには海軍が待ち受けていました。
ルフィたちは海軍に見つかってしまいますが、ルフィの兄エースに助けられます。
エースは火を操るメラメラの実の能力者で、ルフィたちを追うスモーカーを止めてくれました。
そして、エースはルフィにビブルカードという1枚の紙きれを渡して、アラバスタ王国を後にするのでした。
七武海クロコダイルとの戦い
ルフィたちは反乱軍の拠点であるユバという町に到着しますが、そこには老人トトしかいませんでした。
トトによると反乱軍は拠点を変えてしまったそうです。
ここでルフィはクロコダイルを倒すことを決意します。
その理由は、反乱軍を止めたところで事態の解決にはならず、クロコダイルの思惑通りになってしまうからでした。
「教えろよ、クロコダイルの居場所!」
そう言って、ルフィは反対するビビを説得して、クロコダイルがいる町レインベースへと向かいます。
ルフィたちはレインベースに到着するのですが、そこで海軍のスモーカーとともにクロコダイルに拘束されてしまいました。
その間にも、クロコダイルの作戦は始まってしまいます。
部下のミスターボンクレ―のマネマネの実の能力で国王に成りすまし、反乱軍の宮殿がある都市アルバーナへの総攻撃を示唆するのです。
その時でした。
クロコダイルのもとに、ミスタープリンスという男から電話が入ります。
ミスタープリンスの正体はサンジでした。
クロコダイルはミスタープリンスを探しに行きます。
その隙にサンジはルフィたちを救出するのです。
そして、ルフィたちは反乱軍を止めるためにアルバーナへ向かいました。
しかし、そこにクロコダイルが立ちはだかります。
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ルフィの敗北
クロコダイルは自分の体を砂に変えるスナスナの実の能力者で、ルフィの攻撃は当たりませんでした。
ルフィは苦戦を強いられます。
すると、クロコダイルは大きな砂嵐を作り出すのです。
それは老人トトのいるユバへと向かっていきます。
ルフィはそれを止めるためにクロコダイルに近づきますが、攻撃は当たらずクロコダイルの右腕のフックで貫かれてしまいました。
「てめぇのような口先だけのルーキーなんざいくらでもいるぜ…。“麦わらのルフィ”。この“偉大なる航路”にゃあよ…。」
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バロックワークスvs麦わらの一味
反乱軍を止めに行ったビビでしたが、軍の中にバロックワークスが紛れており、暴動が勃発してしまいます。
ビビが現場に向かう際に、麦わらの一味がバロックワークスのおとりとなっていたので、それぞれの場所で戦いが始まりました。
ウソップとチョッパーは、Mr.4とミスメリークリスマスと戦います。
ミスメリークリスマスはモグモグの実のモグラ人間。
砂漠に穴を作り、それを行き来して戦います。
Mr.4は銃を使って、ミスメリークリスマスと連携して戦います。
2人はその連携に苦しみますが、こちらも2人での連携技を繰り出し、Mr.4とミスメリークリスマスに何とか勝利することができました。
ナミはミスダブルフィンガーと戦います。
ミスダブルフィンガーは、トゲトゲの実の全身トゲ人間でした。
しかし、ナミにはウソップに作ってもらった新しい武器“天候棒”があったのです。
ナミは天候棒を使って、ミスダブルフィンガーにとどめを刺すことに成功しました。
サンジはMr.2と戦います。
Mr.2はマネマネの実の能力者で。ナミに変身することができたのです。
そのためサンジは攻撃することができず、大きなダメージを与えられました。
しかし、サンジはマネマネの能力は攻撃時に解除されることに気づきます。
サンジはカウンター主体で戦っていき、最後には自慢のけり技で何とかMr.2に勝利することができました。
ゾロはMr.1と戦います。
Mr.1はスパスパの実の全身刃物人間でした。
Mr.1に勝つためには、鉄を斬ることができなければいけなかったのです。
しかし、ゾロには鉄を斬るほどの実力はありませんでした。
そんな戦いの最中、ゾロは修行中のワンシーンを思い出します。
すると、ゾロは覚醒し一刀流でMr.を斬ることに成功。
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ルフィvsクロコダイル 2回目の戦い
ルフィはクロコダイルが作った流砂に巻き込まれそうになりますが、ミス・オールサンデーとアラバスタ王国に仕えるトリトリの実の能力者ペルに助けられます。
そして、回復したルフィはビビを助けるために、再びクロコダイルとの戦いに挑むのです。
ルフィはクロコダイルにパンチを繰り出します。
クロコダイルはそれをスナスナの能力でよけようとしますが、なんとルフィのパンチが当たったのです。
クロコダイルは驚きました。
実はスナスナの能力には弱点があり、水にぬれると固まって攻撃が当たるようになるのです。
ミルトモ 編集部
ここからルフィの反撃が始まるかと思われましたが、クロコダイルはルフィの体内の水分を吸収しルフィをミイラ化させてしまったのです。
ミルトモ 編集部
アルバーナでの大砲を阻止
ルフィ以外の麦わらの一味は、アルバーナで大砲を探していました。
クロコダイルは反乱軍を一掃するため、アルバーナに大砲を撃つ予定だったのです。
大砲は広場を見渡せる時計台の中にありました。
ビビは大砲を発見し止めようとしますが、その砲弾は時限式でタイマーが止まりません。
砲弾が発射されなくても、アルバーナは爆破されてしまいます。
ビビはひどく落胆します。
そんな時、ペルが現れるのです。
ぺルは自分の命と引き換えに、大砲を上空までもっていき爆発させました。
しかし、それでも反乱軍の戦いはおさまりません。
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ルフィvsクロコダイル 最後の戦い
ミイラ化していたルフィは、自分が放った水滴によって回復します。
そして、再びクロコダイルとの戦いに挑むのです。
しかし、ルフィにもう水はありません。
その代わりに、ルフィのこぶしには血が流れていました。
血でもクロコダイルに攻撃することができたのです。
クロコダイルは追い込まれルフィに毒を食らわせたりしますが、ルフィはビビを助けたいという思いでクロコダイルを攻撃します。
そして、最後はゴムゴムのストームでクロコダイルを吹き飛ばしました。
ルフィはついにクロコダイルに勝利!
広場では、なぜか戦いが終わっていました。
クロコダイルが吹き飛ばされた後、長い間降っていなかった雨が降り出したのです。
そのおかげで、ビビの声が反乱軍に届くようになりました。
ミルトモ 編集部
ビビとの別れ
戦いが終わり、しっかりと回復したルフィたちは次の島へと出航します。
そんな中、ビビはルフィたちとともに行くか迷っていました。
そこでルフィたちは「翌日の昼の12時にもう1度アラバスタの港に船をつける。その時が船に乗り込む最後のチャンスだ」と言ったのです。
ビビは港に現れましたが、船には乗り込みませんでした。
国に残ることを決意したのです。
ルフィたちは海軍に追われていたため、ビビと会話をすることができませんでした。
ミルトモ 編集部
「私はここに残るけど、いつかまた会えたら…もう1度仲間と呼んでくれますか?」
ビビはそう叫びます。
しかし、ルフィたちは会話をすることができないので、無言で左手を突き上げます。
その左手には×の印が。
これはMr.2のマネマネの能力対策として付けた、仲間の印でした。
これからもずっと仲間であるという、ルフィたちからのメッセージです。
そうして、ルフィたちはアラバスタを後にして次の島へと向かうのでした。
ミルトモ 編集部
アニメ『ワンピース アラバスタ編』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
『ワンピース アラバスタ編』のあらすじを紹介しました。
グランドラインの前半は、とても感動するシーンが多かったです。
ミルトモ 編集部
後半ではもっと強い敵が現れ、麦わらの一味に新たな仲間が加わります。
さらなる興奮のバトルシーンや、感動シーンが出てくるので楽しみにしていてください!
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