韓国ドラマ『オクニョ 運命の女』キャスト相関図・あらすじ・ネタバレ感想!監獄生まれの主人公が送る波乱万丈人生の結末は!?

韓国ドラマ『オクニョ 運命の女』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想!監獄生まれの女性が送る波乱万丈人生!

出典:FODプレミアム

『宮廷女官チャングムの誓い』『イ・サン』『トンイ』などの歴史大作時代劇を手掛けてきた、巨匠イ・ビョンフン監督の『オクニョ 運命の女』。

時は16世紀の朝鮮王朝第13代国王明宗時代、刺客に襲われた一人の妊婦が監獄に逃げ込み、その後無事に女児を出産します。

その子の名は「オクニョ」、監獄で囚人から様々なことを教わるオクニョは、生まれ持っての才能もあり、法の知識や明の言葉を次々身につけていきますが…。

主人公オクニョを演じるのは、イ・ビョンフン監督の目に留まった若手女優チン・セヨン。

オクニョを側で支え、密かに思うユン・テウォン役には、ドラマに映画に引っ張りだこのイケメン俳優コ・ス、そしてもう一人オクニョを思う国王・明宗を演じたのはソ・ハジュンです。

それでは『オクニョ 運命の女』をネタバレありでレビューします。

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韓国ドラマ『オクニョ 運命の女』キャスト・相関図

チン・セヨン / 役:オクニョ

  • 典獄署チョノクソの使用人
  • 典獄署で生まれ育った明るく聡明な女性
  • 母の死の真相をずっと知りたいと思っている

コ・ス / 役:ユン・テウォン

  • 囚人として典獄署に収容されている時オクニョと出会う
  • 頭がよく、しかも腕っぷしが強い
  • 商団に加わり、お金と権力を手にいれ「ある目的」を果たそうとする

ソ・ハジュン / 役:第13代王明宗

  • 第11代王中宗と文定大妃の息子
  • 先に王に即位した異母兄が亡くなり、幼少で王に即位
  • 身分を隠し街に出ていたところオクニョと出会う

チュ・テジュン / 役:ソン・ジホン

  • 捕盗庁ポドチョンの若き高官
  • 地方の富豪の息子で若くして出世を果たす
  • ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンの娘シネの婿候補

チョン・ジュノ / 役:ユン・ウォニョン

  • 文定大妃の弟で明宗の叔父
  • 大妃の弟と言う立場を利用し数々の悪行を働く
  • 側室は朝鮮王朝三大悪女のチョン・ナンジョン

【ネタバレ】韓国ドラマ『オクニョ 運命の女』あらすじ・感想


体探人になるまで

時は明宗が王になる前の父中宗の頃、一人の身重の女性が典獄署に逃げてきます。

そして、危険もある中、無事に女の子を出産しますが、その女性は何者かによって殺害されました。

その女の子はオクニョと名付けられ、典獄署の役人チョンドクに大切に育てられて立派に成長します。

オクニョは、典獄署の囚人たちの世話焼き係・茶母として働き、明朗活発な性格から獄署内の今でいうアイドル的存在になっていました。

オクニョは囚人たちから、占いや法律また学問や明の言葉、そしてスリの技術まであらゆることを教わり、驚異的な速さで身につけていくため、獄署内ではみんなが驚いていました。

この頃、オクニョは今後の人生に関わる重大な人物、ユン・ウォニョンとその息子ユン・テウォンに出会います。

その時オクニョは、まさかウォニョンが「最大の敵」になり、テウォンが「最愛の人」になるとは、知る由もありませんでした。

ある時、自分の出生の秘密と母の死の話を聞き、いてもたってもいられなくなったオクニョは、全ての真相を明らかにしたいと思い、捕盗庁の茶母になる決意をします。

と同時に、典獄署にある特別な部屋にいたパク・テスと出会い、本格的に「武術」を習うため弟子入りします。

テスがその昔、王宮の秘密組織「体探人」だったことを知り、その道を目指したいと嘆願するオクニョですが、断固として許さないテス。

ですが、オクニョの信念に心を打たれたテスは、とある交換条件を出したうえで、死ぬほどの厳しい訓練を通して、オクニョを体探人として育てあげます。

長年牢に入っていたテスも出所しますが、そこにウォニョンが現れるのです!

師匠との死別、新たな出会いと波乱の日々

体探人として立派に成長したオクニョは、とある作戦で商人の一行に紛れ込んで明に潜入します。

師匠テスの反対もありながら、なんとか任務遂行するオクニョですが、任務中になんとテウォンに出会ってしまうのです。

そしてなんと、テスは昔から敵対するウォニョンに殺害されてしまいます。

テスは昔から大妃に好かれており、大妃の弟であるウォニョンは、それがずっと気に入らなかったのです。

師匠を失った失意の中、かつて慕っていたテウォンの前で「自分が何者か」を明かせずやるせないオクニョは、しばらく会わずにいることを決めます。

ですが、オクニョのことが気になるテウォンはここから彼女を側で支え、さらに自らのとある使命を一気に進めていくのです。

その後オクニョは、自分の任務のミスがテスの死にもつながったと責任を負わされ、ひどい尋問を受けましたが、テウォンのおかげで監獄を出ることができました。

会わないと決めていたテウォンに再び会えたオクニョは、彼と互いに支え合っていく関係となります。

その後、師匠テスを殺害したのはウォニョンだとわかったオクニョは、なんと大妃に会う機会を得て、その事実を大妃に伝えウォニョンに罰を下すことを約束してもらいました。

さらに自分を典獄署の茶母(タモ)にしてほしいという願いも叶うオクニョ。

無事に典獄署に戻れたオクニョは、街で不思議な高官に出会うことになるのですが、高官はなんとも世間知らずで、オクニョが今後も色々教えることになっていきます。

かとリーニョ

師匠との別れを悲しむ間もなく、大妃や謎の高官との出会い、そしてテウォンとの再会など、次々と新たな展開が起こります。

そして、獄中で「賢くなりすぎた」オクニョは、今後自らの復讐のためにさらに賢くなっていくのです。

かとリーニョ

茶母から巫女、そして奴婢になり、また茶母に戻ったオクニョの運命はどうなっていくのでしょうか?

明らかになっていく数々の出来事

オクニョは自らの母親を手にかけた人物を色々調べていくうちに、なんとユン・ウォニョンとその妻チョン・ナンジョン(朝鮮王朝三大悪女)が犯人だと知りました。

衝撃を隠せないオクニョと共に、自分の親がオクニョの母を手にかけたと知ったテウォンは、オクニョを自ら避けるようになりますが、それでも2人は心の底から愛し合っていました。

テウォンは父親を手にかける決心をし、オクニョを一生守り続けることを決意します。

そんなテウォンですが、父ウォニョンのおかげで王宮で勤務できている身なので、どうすればいいのか見当もつきません。

しかし、いつか街で出会った高官が実は王・明宗であったことを知ります。

テウォンは明宗に信頼される存在になりますが、明宗もオクニョのことを好きになっており、恋の上ではライバル関係になってしまいました。

それでも2人は王と相談役として、そして友として絆を深めていきます。

そしてもう一人、パク・テスの孫とわかった従事官ソン・ジホンもまた、祖父を殺害したウォニョンに復讐しようとオクニョと共に戦うことを決意しました。

しかしその後明宗は、一連の事件はウォニョンとナンジョンがかかわっているだけでなく、母・大妃が裏で協力していたことを知り、ショックで病に伏せてしまいます。

ウォニョンたちの数々の悪行が次第に明らかになる中、獄中の茶母としての顔と「商団」の団長としての顔を持つオクニョは、なんとか明宗のためにもその悪行を終わらせようと決意します。

そして、オクニョも、かつての高官が明宗だと知ってしまい…。

悪一掃!そしてオクニョは…

無事回復した明宗は、これ以上オクニョに危険を及ばせてはならないと、彼女に「側室」にならないかと提案をしますが、オクニョはその前にとある事実を知っており、その提案を受けいられません。

なんと、オクニョの母は先王から寵愛を受けていた側室であり、その娘であるオクニョの本当の身分は王女なのです。

権力争いの邪魔になると考えたウォニョンたちは、オクニョの母を殺したのでした。

そしてオクニョが王女であることをウォニョンとナンジョン、さらにテウォンも知ることになります。

ウォニョンとナンジョン夫妻は、もろもろの計画がバレてはまずいと、あらゆる方法を考えオクニョを消そうとしますが、今まで夫妻に酷い仕打ちを受けてきた者たちが集結し、オクニョやテウォンたちと彼らへの襲撃を計画することになります。

ですが、事件を裏で仕切っていた大妃は急死、そしてウォニョン・ナンジョン夫妻は王宮から逃げ出し、廃墟で仲睦まじく自殺してしまうのです。

公に真相が語られることなく、一連の大事件は終結を迎えました。

その後、晴れて「王女」として王宮に向かうオクニョ。

兄である明宗と笑顔で顔を合わせると、王宮に住むようにと言われるオクニョですが、彼女は王宮外で知識のない罪人を弁護する「外知部ウェジブ」として、テウォンと共に歩んでいくことを選びます。

ドラマ序盤から、お互いを愛していたオクニョとテウォンですが、ここから愛を育んでいったのかは明かされぬまま、ドラマはラストを迎えます。

見どころ満載の時代劇

久々のイ・ビョンフン監督作品でしたが、とにかく見どころ満載で、終始目が離せませんでした。

かとリーニョ

オクニョが獄中で生まれてから、王女だと分かるまで、しっかりまとめ上げていてさすがです。

オクニョとテウォンの愛の行方が描かれていないのが気になりますが、きっと幸せになったと信じたいです。

かとリーニョ

ここからは想像するしかないですね。

朝鮮王朝の三大悪女の1人と言われるチョン・ナンジョンは、他の時代劇にも負けず劣らず、今回も本当に「悪」でしたね!

『オクニョ 運命の女』

出典:IMDB

ナンジョンを演じた女優パク・チュミですが、以前に韓国映画『出国』で迫真の演技を披露していて感動したのも記憶に新しいです。

かとリーニョ

『オクニョ 運命の女』でも、別ベクトルの迫真の演技で悪女を演じており、彼女の演技力のすごさを実感しました。

韓国ドラマ『オクニョ 運命の女』キャスト相関図・あらすじ・ネタバレ感想まとめ


久々のビョンフン監督作品でしたが、やはり彼の作品はどれを見ても面白い!

韓国時代劇の相変わらずのすごさを見せつけられました。

韓国時代劇ドラマが好きな方はもちろん、そうでない方にもおすすめです。

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