酔いつぶれた百音(清原果耶)はいったん横になってから、改めて自分の想いと、東京に行くことを家族に話します。
震災が起きたあの日から、百音の中に生まれた苦しみをすべて吐き出すと、家族は親身にそれを聞き、新たなに歩みを進める百音を応援してくれます。
そして、登米へと戻って来た百音は菅波(坂口健太郎)に挨拶をし、サヤカ(夏木マリ)の元へ…
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第9週44話のあらすじと振り返り
能を練習をするサヤカ(夏木マリ)。能の舞は陰陽を整えるものであるという話から、気圧と同じだと百音(清原果耶)は話します。
嘘をついていたことを謝る百音でしたが、やりたいことを見つけた若者は快く送り出すものだとサヤカはいい、組合の人たちも納得させてくれました。
サヤカのおかげで快く東京へと向かう準備を始めるのですが、その前に気仙沼に戻って自分の気持ちをすべて家族に伝えてくるようにと言われ、百音は実家へと帰ります。
話さなくてはと思いながらも言い出せない百音は、自分の想いを言葉にすることから逃げるように、耕治(内野聖陽)とお酒を飲み始めるのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第9週45話あらすじと感想
百音(清原果耶)、泥酔。そしてついにすべてを打ち明ける
大量にお酒を飲んだことで、上機嫌になった百音(清原果耶)は、蠣のおいしさに大騒ぎすると龍己(藤竜也)に乗っかりと大騒ぎ。
少し横になるよう言われた百音が次に目の覚ました時、彼女の目の前に広がっていたのは、幼い頃のこの家での風景でした。
起き上がり、百音は涙をぬぐい、家族に東京へ行き、やりたい仕事に就きたいという想いを伝えます。そして、サヤカ(夏木マリ)から言われた通り、どうして自分が島を離れたいと思ったのか、その答えを話し始めました。
震災があったあの日。みんなが大変な思いをしている時に一緒にいられなかったことを悔やむ百音。島に戻ってきて、未知(蒔田彩珠)にあった時、皆が無事で嬉しかったが何かが違うと感じたのです。
見たものも経験したものも気づいたことで、後ろめたい気持ちが沸き上がってしまい、苦しくなったのです。自分は何をしていたのだろうと…。
あの時何もできなかったという想いから抜け出すことが出来ず、島を出たいという気持ちを沸き上がらせたと百音は話します。
しかし、今の自分にはみんなのために出来ることがあると考えることが出来るようになったのです。
気象は未来がわかる。
誰かが危ない目に遭うことを止められるかもしれない、この仕事で誰かを守ることが出来るなら全力でやってみたいと、百音が家族に告げると、皆が涙を受けべながらも笑顔を向け、小さく頷くのでした。
KAMUI
百音(清原果耶)が持っていくのはトランペットではなく
百音が吹いていたトランペットを持ち出す耕治(内野聖陽)。しかし百音はそれを持っていかず、登米で耕治が作った変な音の鳴る笛を持っていくことを決めます。
百音の気持ちは自分がい一番わかると、今も豪語する耕治。もちろん、そういう親こそ愚かだとサヤカに言われたことも忘れていません。
もう島には帰ってこないかもしれないという耕治。しかしそれでも構わないだろうと、耕治と亜哉子は言うのでした。
KAMUI
笑顔で旅立つ百音(清原果耶)。幸せな未来が来るようにとサヤカ(夏木マリ)は願う
翌日、百音は早々に登米へと帰り、旅立ちの準備を始めると、菅波(坂口健太郎)に挨拶をします。
東京で会えるかもしれませんねと百音は言いますが、東京は人口が多いからそんな簡単にいくわけがないだろうと返されます。
KAMUI
お元気で、とあっさりとした別れをしようとしたとき、川久保(でんでん)達組合の人が出てきて「最後までそれだけかよ!」と突っ込みつつ、クラッカーや紙吹雪で百音は見送られます。
そして百音は森にいるサヤカにもお別れを言いにやってきます。
切ったヒバをさすりながら、ここにはまた陽が届き、新しい木が育つと話します。すると百音は、空を見上げ、10分後に空を見てと言い、去っていくのです。
百音を送ることはしないが、木の根に見つけた小さな若い芽を見つけて涙するサヤカそして、百音に言われたとおりに空を見上げると、そこには彩雲がありました。
するとサヤカは、空の神、山の神、海の神、誰でも良いから百音に良い未来をと願うのでした。
KAMUI
ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
海を知り、山を知った百音は空をよく勉強し、人の役に立ちたいという想いを気象を使ってかなえようと旅立ったわけですが、その姿は本当に第1話と違います。
ものすごくキラキラしています!だからこそ応援したくなりますね。
これからどんなことが待ち受けているかわかりませんが、サヤカのように素敵な未来に進んでいけるよう、応援していきたいですね。
自分の望む道に進むために上京。どんなことが待っているのか楽しみです!