菅波(坂口健太郎)と一度話し合うと良いと言われ、サヤカ(夏木マリ)の元を訪れた百音(清原果耶)。
気象に関係する仕事がしたいという自身の想いを伝えると、サヤカは笑顔でこれを応援してくれることに。
そしてサヤカは百音に対し、一度亀島へと戻るように…。
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第9週43話のあらすじと振り返り
ヒバの木の伐採が完了するも、未だ保管先が決まっていませんでした。
しかし、百音(清原果耶)が地形や登米のここ100年の気象を調べた結果、神社に保管をしてもらうのが一番いいと導き出し、宮司の説得に成功しました。
これでひと段落。するとサヤカ(夏木マリ)はどうして気象予報士試験に落ちたと嘘をついたのかと、彼女を問い詰めます。
すぐに答えをいうことが出来なかった百音。彼女の中にはサヤカから離れることに不安や恐怖がありました。
それでも話し合った方が良いと菅波(坂口健太郎)に言われた桃とは、能を練習するサヤカの元へと足を運ぶのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第9週44話あらすじと感想
能の引用は天気の気圧と同じ。そしてサヤカ(夏木マリ)は百音(清原果耶)の背中を押す
能を練習するサヤカ(夏木マリ)の元へとやって来た百音(清原果耶)。
彼女を見つけても、サヤカは練習を続けます。その姿を、百音はしばらくぼーっと見つめます。
能で舞を舞うことは陰と陽を整えることを意味するというサヤカ。
陰と陽のバランスが悪いと、この世の中世界が不安定になる、それを聞いた百音は、気圧の差と同じだと説明します。
天の陰陽が整うと雨が降る、雨乞いの意味があることから、色々なものが繋がっていることにサヤカと百音は気づきます。
そして百音は、嘘をついたことも謝りますが、年よりは甘やかせると弱くなるから、これからも自分は生きていく、強いから大丈夫なのだと、サヤカは皆まで聞くことはしません。
自分の思う方へ行きなさいと言って、百音の背中を押すのでした。
KAMUI
海を知り山を知ったからこそ…
組合の人たちにも、気象の仕事をするために登米を離れると話す百音。
すると多くの人たちはこれを悲しみます。山じゃダメなのかと佐々木(浜野謙太)は聞き、彼女を引きとめようとするのですが、そこでサヤカは言います。
山を知ったから空の仕事がしたくなったんだ。
最初に来た時の百音はヒドイ顔をしていたが立派になった。それがここまでになったのはみんなのおかげ。そこでやっとみつけたんだ。と…
自信をもって頷く百音。見つけちゃったなら仕方がないと、誰もが納得。
登米出身の石ノ森章太郎先生の言葉にも「どんなに時代が変わっても、面白さを見つけられれば、人間はいくらでも熱くなれる」というものがあります。
寂しくはあるが、登米の人たちは百音を快く送り出そうと決意を固めてくれました。
KAMUI
その頃菅波(坂口健太郎)も、しばらく登米での訪問診療を続けることを決意します。
何かを考える前に手が動くようにならないといけない。
痛いと言っている人がいたら、その痛みに即座に手を当てられる人間にならないといけない。そのためにもこっちにいると決めました。
KAMUI
東京へと行く前に…
組あの人達を説得してくれたことを感謝すると、快く送り出すのが大人なんだとサヤカは百音に返します。
しかし、百音にはまだやらなくてはいけないことが残っているとサヤカは言います。
気仙沼に戻って、胸の内に抱えてきたものを言葉にして伝えてきなさい。
その言葉を受けて、百音は一度気仙沼の亀島、実家へと帰ります。
龍己(藤竜也)の蠣に喜ぶが、急に帰って来たからどうしたのだと耕治(内野聖陽)に聞かれると、未知(蒔田彩珠)は自分の就職祝いと百音の試験合格祝いだとごまかします。
それでも耕治は百音に何かあったのではと聞きます。
すると百音は一緒にお酒を飲もうと言って、誤魔化します。
家族だからこそうまく言えない、でも言わないといけない。
そう思いながらも、百音は両親の心配をよそに、何杯何杯も、杯に入った日本酒を飲み干すのでした。
KAMUI
ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
確かに、島を出たいと言い出したそのしこりを残したまま、次の段階へとはいけないでしょうね。
サヤカさんのいうことは最もです。しかしなかなか言い出しづらいですよね~。
未知のナイスフォローもありましたが、ここで心配になるほどお酒を飲んだ百音さん、どうなってしまうんでしょう。
そしてちゃんということが出来るのか、どんな旅立ちになるのか、じっくり見守りたいと思います。