ついにヒバの木が切り倒されたことで、サヤカ(夏木マリ)の目には涙が…。木材の保管場所が決まらないままでいましたが、百音(清原果耶)が過去の災害や登米の地形を分析した結果、適した場所を発見します。その場所とは…
大きな役目を果たした百音は満足気な表情を見せますが、サヤカかどうして試験に落ちたと嘘をついたのかと聞かれてタジタジ。
どうして言わなかったのかを菅波(坂口健太郎)に聞かれ、サヤカから離れることに対する恐怖や不安、その心中を口にし始めるのでした。
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第9週42話のあらすじと振り返り
念願の気象予報士試験に合格した百音(清原果耶)でしたが、サヤカ(夏木マリ)の顔を見た途端、途端に報告が出来ずに口ごもってしまいます。
さらに、サヤカから試験の結果を聞かれると「落ちました」と嘘までつく百音。サヤカは菅波(坂口健太郎)にも確認をしますが、守秘義務があるのでと言われ、真相を知ることはできませんでした。
切ったヒバの木の保管場所を探すも、50年もの長い期間保管をすることは誰も率先して手を上げてもらえないまま、ついに伐採の日がやってきました。
祈祷を済ませ、サヤカは百音と共に、大事にしてきたヒバの木にノコギリを入れ始めるのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第9週43話あらすじと感想
切り倒される木に思いを馳せ、サヤカ(夏木マリ)は涙する
ついに、職人の手による伐採がスタート。切られていく光景をじっと見守るサヤカ(夏木マリ)は、まだ道に迷っていた時の百音(清原果耶)に伝えた言葉を思い返します。
そしてついに木が倒されると、サヤカの目には涙。必死に笑顔を見せ、職人の人たちに「ありがとうございました」と頭を下げるのでした。
KAMUI
ヒバの木の保管先がついに!
事務所に戻ってくると、無事に切れて良かったと喜ぶが、保管場所が決まっていません。
すると百音はハザードマップを取り出し、神社はどうかと提案をします。
過去数百年、木蔵が浸水も土砂災害にも遭っていないことがわかると、組合の人たちは宮司を捕まえ、神輿をしまっているところに木材を置いてもらえないと相談を始めます。
神社だって土地を守る役目を担っていることから、宮司はこれを承諾。百音はこの問題を解決するのでした。
KAMUI
百音(清原果耶)がサヤカ(夏木マリ)の元から離れたくなかったそのワケとは
百音の功績を評価し、感謝をするサヤカ。だからこそもう気を使わなくていいんだよと、彼女は百音に言います。
気象予報士試験に合格していたのに、落ちたと嘘をついていたと見抜き、朝岡(西島秀俊)の所に行きたいことも見抜いていたサヤカは、自分に同情したのかと問います。
70手前でずっとひとりぼっちのサヤカ。そんなおばあさんを放っておけないと思ったのかと聞くと、馬鹿にしないでねと言って、サヤカは笑顔で去っていきます。
その日の夜、カフェで1人考え事をしていると菅波(坂口健太郎)がやってきました。サヤカは一緒に喜びたかっただろうと、彼女の気持ちを菅波が代弁。そしてサヤカの想いはすでに百音も理解していると告げます。
自分が夢を追って離れている間に大切な人が怖い目に遭ったら…そう思うと言い出せなかった百音。
KAMUI
百音が抱えている思いを聞いた菅波は、改めてサヤカと話をして見たら良いと言い、彼女もそれがいいと言います。
そしてあくる日、サヤカが能の練習をしているところに、百音は足を運ぶのでした。
ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
そうか、どうして嘘をついたのか…。ただ離れたくないというのではなく、離れている間に何かあった時、どうして自分は何もできなかったのだろうとまた悔やみたくなかったからなんですね。
サヤカさんを夏木マリさんが演じているだけで不老不死なイメージが勝手に想像していましたが、百音からすればそりゃ当然です。
でも、それで自分の夢を諦めるのは、サヤカとしては嫌ですよね。
次回、百音とサヤカが腹を割って話し合うことになるわけですが、果たしてどんな会話をすることになるのか、楽しみです。
そして、話さなきゃいけない人がもう一人いるような気がします。過保護な父…どうなるのでしょう。