前の家で飲んでいた新次(浅野忠信)に何があったのかと聞いてみる永浦家。
すると新次は、少しずつ自分に何があったのか、その想いを語り始めます。
そこには息子・亮(永瀬廉)のことも関係があるようです。
肩を落として泣く父の姿を見た亮は驚きの行動を見せることになるのですが…。
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第8週38話のあらすじと振り返り
行方不明となった新次(浅野忠信)を探し、永浦家は朝から大忙し。
結局、かつて美波(坂井真紀)と亮(永瀬廉)と共に住んでいた家の跡地にいたところを、耕治(内野聖陽)と龍己(藤竜也)が連れて帰って来たのです。
船は流され、美波(坂井真紀)を失った新次に、融資を受けて船に乗れと耕治は提案をしますが、自分の船じゃないと意味がないと言って新次はこれを拒否。
さらに銀行からも融資を受けていたことを隠していたことが発覚し、この話は流れて今いました。
新次に何かしてやりたいと思う耕治でしたが、何をしても裏目に出るうえ、それは漁師としての意地を傷つけることだと知り、憤りを覚えます。
誰かの役に立ちたいと思って気象予報士試験に挑む百音(清原果耶)も、実はなにもできないという苦しみが沸き上がってくるように…。
縄跳びの時間について電話をしてきた菅波(坂口健太郎)にそのことを伝えます。
アドバイスはできないが聞くことはできるという言葉をもらったことで、百音はまた勉強を頑張ろうと、前に進もうとします。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第8週39話あらすじと感想
新次(浅野忠信)は亮(永瀬廉)の成長を喜びたいが…
目を覚ました新次(浅野忠信)に、何があったのかと耕治(内野聖陽)や龍己(藤竜也)。すると新次は「5年って長いですか?」と聞いてきます。あちこちで言われる。ずっとどん底で変わらない。が、昨日メカジキ50本上げたという連絡を亮(永瀬廉)からもらって嬉しくなったと言います。言っていることは子供なのに、その声は大人。自分のように亮には漁師のセンスがあるのではと思うが、これを喋る相手がいない…。一緒に親バカだなって笑える相手がいないと悲しんだ新次は、自然と前の家に戻っていたのでした。
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立ち直らない新次(浅野忠信)のため、亮(永瀬廉)は亡き母の真似を
新次の話を永浦家の外で聞いていた亮は、迷惑をかけたと泣く父の姿を見ると、雨戸から家に入り、歌うか!と母のように言いだします。
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カラオケはまだありますかと永浦家で美波が音を鳴らしていた機材を見つけると、耕治は亮を止めようとします。無理にすることじゃないと言いますが、「いいじゃないですか!」と言って、亮は耕治を突き飛ばします。
祝杯をあげたいが、誕生日がまだだから酒も飲めない。1曲歌わせてもらってもいいでしょ!母が歌っていた曲を歌ってやると言い、亮がアカペラで歌い始めると、誰もが涙を流します。
それでも立ち直ってくれない新次の姿に腹が立った亮は、父の携帯を投げ捨てようとしました。が、そんなことで立ち直らないという新次。絶対に立ち直らないという父に背を向け、亮は泣きじゃくるのでした。そして百音(清原果耶)は、そんな2人の姿をただ見つめるしかできませんでした。
新次(浅野忠信)のことから逃げていた耕治(内野聖陽)は、亜哉子(鈴木京香)に感謝の気持ちを
勉強をするために登米から戻ってきていた百音は、亮から勉強の邪魔をしてしまったと謝りますが、なぜ亮があやまるのか、亮が謝る必要はないと返します。
その日の夜、未知(蒔田彩珠)は1人研究室に籠り、蠣の分析を始め、亮は新次と共に永浦家に泊ることに。
船のことがあってから、自分は新次から逃げていた。そして亜哉子(鈴木京香)以外とは病院に行かなかっただろうと話す耕治は彼女に感謝し、同じことを繰り返しても向き合おうと告げます。
「幼馴染3人だけの問題にしないでよ。私は仲間外れ?」と、頬を膨らませる亜哉子を見て、耕治はにこりと笑い、彼女の手を握るのでした。
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ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
俺は立ち直らない!って、その意思表明を出されたら、周りはどうしろって言うんでしょ。特に亮ですよね。50本ものメカジキを吊り上げてきても、喜んでくれない…美波のことから前に進まない。亮も悲しいでしょうけど、それでも息子は前に進もうと頑張っているのにってことですよね。
新次、ここからどうなるのでしょう。より気象予報士試験どころじゃなくなっていますが果たして!
そして、美波が太陽ならば、亜哉子は女神だなって思いました。ここの女性たちはみんな素敵!