行方不明となった新次(浅野忠信)の捜索に、永浦家は大慌て。
しかし、あっさりと発見された新次。耕治(内野聖陽)と龍己(藤竜也)に抱えられて戻って来た彼は、今までどこにいたのでしょう。
そして、過去に耕治と新次の間に起こった出来事も…。それをしってしまった百音(清原果耶)の胸中とは
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第8週37話のあらすじと振り返り
薬物療法で禁酒を続ける新次(浅野忠信)に付き添う亜哉子(鈴木京香)と話すと、度々出てくる妻・美波(坂井真紀)の名前。
6年前。新しい船を求め、銀行員の耕治(内野聖陽)に相談をする及川夫婦。
話が盛り上がるとそのまま夕飯も一緒になることから、百音(清原果耶)、未知(蒔田彩珠)、亮(永瀬廉)の3人も一緒にいることが多くなりました。
そこにいれば太陽のようにみんなを明るくしていた美波ですが、新しい船が出来て間もなく、姿を消してしまいました。
美波を失った新次は酒におぼれ、そんな父に対し、亮は何もすることはできません。
そして、百音が朝から縄跳びを飛んでいると、新次が行方不明になったと、未知から聞かされるのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第8週38話あらすじと感想
行方不明になった新次(浅野忠信)はどこにいたのか…
新次(浅野忠信)が行方不明となり、海に落ちたのではと心配をする未知(蒔田彩珠)や百音(清原果耶)。しかし間もなくして発見。
新次は、耕治(内野聖陽)と龍己(藤竜也)に担がれて永浦家とやってきました。
彼らを追うようにして帰って来た亜哉子(鈴木京香)から、新治は家があったところに昨日の夜からいたと教えられたのでした。
そこでは新次は、美波からの留守番電話をまた聞いていたのです。
KAMUI
船を持てと、耕治(内野聖陽)は新次(浅野忠信)に薦めるが…
2011年10月のこと
船に乗って金を稼げと耕治は言いますが、自分の船じゃないと乗りたくないと言って新次は拒否。
1億2千800万の借金があるが、補助金を使えばどうにかなると、耕治に返済プランを説明され、じっくり考えた末、新次は、彼が持ってきた封筒を手にするのでした。
しかし数日後、銀行を説得するために出向いた先で耕治が見たのは、出資できないと言われた新治の姿でした。
友人のカフェの開店資金を得るため、他のバンクから合計1000万の借り入れをしてたことを隠していたことが原因だったのです。
KAMUI
なぜ隠してたのかと聞くと、大した額じゃないからと答える新次。
自分が海に出ればすぐに返せると豪語しますが、だったら乗れよと言って、耕治に胸倉を掴まれます。
船を持てと言ったのは耕治。
だから、乗るなら自分の船だと諦めることなんてできない、美波のことも埋めることはできないと言われ、もう新次に返す言葉がなくなってしまいました。
新次のことを龍己に相談すると、新しい船を流され何もかも失った彼に今何を言っても無駄だといわれ、そっとしておけと言われます。ならせめて永浦家に置いておくのはいけないかというが、プライドで生きる漁師にとってそれは辛いことだと言われ、自分はなにもしてやれないと、耕治も頭を悩ませるのでした。
何かしてあげたくても、何もできない。何かしようとするとそれが彼を傷つけることに…難しいですなぁ。
菅波(坂口健太郎)からの電話。百音(清原果耶)が本音を吐露
「何もできなかったと思うのは、あなただけではありません」という、朝岡(西島秀俊)の言葉を思い出した百音。
そんな彼女の元に電話がかかってきました。相手は菅波(坂口健太郎)で、縄跳びは1日3分飛ぶようにと言ったが、文献では5分の方が効果的だという連絡でした。
KAMUI
電話の声色から、百音の様子がおかしいと気づいた菅波。
KAMUI
試験の直前でストレスを抱えたのだろうと考えた菅波に対し、百音はこう言います。
「私、気象予報士試験に合格したからといって、なんかできるなんてホントは思ってないです。誰かを助けられるとか…でも今は、これをやるしかないんです。」
百音の考えがさっぱりわからない菅波。しかし自分は聞くことはできると言い、彼はさらに彼女の言葉に耳を傾けようとするのでした。
KAMUI
ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
美波と新しい船を失った傷の深さは、想像を絶するほど辛いものでしょう。
それでも船に乗ればすぐに借金なんてと笑う彼の姿を見て、なんとなく辛くなりましたね。
プライドで生きているっていうのはよくわかります。
誰かのためにと思うものの、実質何もできないこのもどかしさ…百音の心もパッと晴れてほしいところです。
そして、そろそろ亮が帰ってくるのでは?という予測もあるのです。及川家に何か動きがありそうな予感ですが、果たしてどうなっていくのでしょう。