ダイニングテーブルを注文した田中(塚本晋也)は、思い切って別れた妻に会わないかと連絡。緊張を解きほぐすようにして、彼は百音(清原果耶)に、母・亜哉子(鈴木京香)の大逆転について語ります。
耕治(内野聖陽)はどのようにして彼女を受け入れたのか。2人の青春物語がついに!
そして、今まで訪問治療を拒み続けた菅波(坂口健太郎)の想いも明らかになります。
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第6週29話のあらすじと振り返り
もう一度ダイニングテーブルを作らないかと田中(塚本晋也)に提案をする百音(清原果耶)。
そもそもどうして大きなテーブルを彼が求めたのか…それは既に別れた妻や娘ともう一度テーブルを囲んでひと時を過ごしたいという願いを、死を目前にして願ったからです。
しかし、浮気三昧して愛想をつかされた妻が戻ってきてくれるわけがないかという後ろ向きな想いも抱く田中。
これを菅波(坂口健太郎)に伝え、どうにかできないかと相談しますが、人の心の踏み込むのはどうかと言って、百音の言葉を拒絶。
しかし、菅波の心の中でも、今の田中の状態を放っておくことができないと思う気持ちが沸き上がり、彼は東京へと帰る前に田中の元へと足を運び、いつでも進路を変えることができる、結論を急がない治療にしないかと提案をします。
迷う田中はこれを受け入れ、百音には、ダイニングテーブルの製作を改めて依頼するのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第6週30話あらすじと感想
耕治(内野聖陽)の音に惹かれた亜哉子(鈴木京香)の大逆転
コーヒーを片付ける百音(清原果耶)を見て、亜哉子(鈴木京香)に似ていると言い出す田中(塚本晋也)は、ついに彼女が耕治(内野聖陽)を落としたのかを語り始めます。
地元の島に忘れられない人がいると言って遠ざけられましたが、亜哉子は怯みません。バンドをやめて就職すると耕治が決めた時も、他の女が去っていく仲、彼女はガンガンアプローチをしたと言います。
あいつのどこがいいんだ…田中が聞きます。
すると亜哉子は、耕治の音が明るくて影がないから惹かれたのだというのです。
音楽をする身としては、それは褒め言葉ではありません。
明るくて真っ直ぐすぎてツマラナイと思われるものですが、亜哉子はこれを否定します。
耕治がトランペットを置いた時、亜哉子が現れて言います。
「正しくて明るくて、ポジティブで前向きであることが、魅力にならない世界なんてクソです!」
吹いている楽器まで明るい耕治の音は素敵。
影があるから色気があるという価値観で汚さないでほしいと言い切って去っていく亜哉子の姿に、耕治はすっかり魅了されてしまったのです。
それからの2人はニコイチ。
ふたりで一つだったと田中は百音に言うのでした。
KAMUI
菅波(坂口健太郎)が訪問治療を拒否していた理由に納得する百音(清原果耶)
田中が積極治療を選択したことで、菅波(坂口健太郎)が訪問治療に協力をしてくれたのだと中村(平山祐介)は大喜び。
否定しようにも、中村の圧に押されて返す言葉もなく、登米へと戻ってきました。
田中の診察を引き受けたことは百音にも伝わっています。
すると菅波は、どうして訪問治療をしないと言い続けたのか、その答えを語り始めました。
患者の意思よりも、治したいという自分の意思を優先してしまいがちな菅波。
なので必要以上に入り込みすぎることを、意識的に拒んでいたのです。
これを聞いた百音は納得。
彼女は携帯を取り出し、試験の時に菅波から送られてきたメッセージを彼に見せます。
長文だし正論。
正論だけど自分にはできないから腹が立ったが、これは自分のためだったのだと、百音は理解を示すのです。
KAMUI
さすがの菅波も返す言葉がありませんねこれは。
しかし百音さん、容赦なく言いますねぇ。
元妻に連絡をした田中(塚本晋也)。新しいダイニングテーブルを囲うことができるのか?
田中に頼まれていたダイニングテーブルが完成。
これを届けると彼の口からなんと、別れた妻に連絡をしたという話を聞かされました。
知り合い伝手で連絡先を手にした田中は、スーツを着て彼女を出迎える準備をしつつ、テーブルを作ってもらったと喜びます。
未だ来るかどうかまだ連絡はないが、約束の時はもうすぐ。
慌てる田中と共にコーヒーをのんで落ち着こうとしますが、そわそわする気持ちが沸き上がってきます。
約束の時間まであとわずか。
携帯に連絡が来ないと、もうだめだと頭を抱える田中をなだめていると、雪が降ってきました。
携帯の通知音が鳴り、メールを開くとそこには元妻から、会うことを遠慮するというメッセージが…。
落胆する田中ですが、その時突然扉が開きます。
雪の中やってきたのはなんと耕治と亜哉子。
意気消沈の田中の顔を見た耕治は、酷い顔だなシャキッとしろと言って彼に喝を入れます。
2人に再開したことで、田中は笑顔を取り戻すのでした。
KAMUI
そして何気に飾られている百音と菅波のツーショット写真。フラグか?(期待のまなざし)
ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
KAMUI
先延ばしの治療に切り替え、妻はいないが、彼を慕う人がやって来てくれる。
なんて幸せなことなのでしょう。
今週の段階で試験の結果はまだ出ていません。
果たしてどうなるのでしょうか。
そして次週は、サヤカ(夏木マリ)が大事にしていたあの木のお話の様子。
どんな物語が紡がれるのか楽しみです。