広葉樹の新しい使い道として、学童机の開発をすることになった百音(清原果耶)達森林組合。
大工の熊谷(山本享)の指示に従い、さっそく木を伐採しようとしたのですが、ここでもまた天気の話が。
小学校で見つけた絵本を手に入れると、百音は組合の図書スペースで1人勉強を始めることに。
しかし、難しくてどうしてもわからない…すると、菅波(坂口健太郎)がやってきて…。
目次
朝ドラ『おかえりモネ』前回第5週22話のあらすじと振り返り
実家からもらったお土産の蠣を堪能する登米市の人たち。
水産業に負けないくらい、林業も頑張らないとというサヤカ(夏木マリ)は、百音(清原果耶)に対し、広葉樹を使った新しいビジネスのアイディアを出すように言います。
悩む百音だったが、以前林間授業をした小学校から木手什で本棚を作りたいと依頼されたため、佐々木(浜野謙太)と共に小学校を訪問。
その時彼女は、てんきのふしぎという絵本を見つけ、子供たちが机を運んでいる姿を見て何かを閃くのでした。
【ネタバレ】朝ドラ『おかえりモネ』第5週23話あらすじ・感想
新ビジネスとして学童机を!
広葉樹を使って学童机を作ろうと提案する百音(清原果耶)のアイディアに驚く川久保(でんでん)。
「登米市はもう何年も変えていないから今がチャンス、行政も地元の木材を使うようにと言うため補助金も出してもらえる。それならばメーカーと競り合いになっても勝てるだろう」と、佐々木(浜野謙太)がさらに川久保を説得。
サヤカ(夏木マリ)も、成功したらメディアに大々的に取り上げてもらおうと賛成してくれたことで、さっそくサンプルづくりを開始するのでした。
KAMUI
雲は下からやってくる。
机に使う木の伐採を見に来た百音は、重機で木を切り倒し、さらには等間隔で切っていく光景に驚きます。
伐採の指揮をとってくれる熊さんこと熊谷(山本享)は、どこにいい広葉樹があるかもすべて把握している強い味方。
しかし、山で仕事をする人達が寡黙故に、百音はちょっと不安な表情を浮かべます。
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学童机にいい広葉樹がある場所は既にわかっているが、その区域の木の伐採を見送りたいと言う熊さん。
理由は天気が昼には雨が降るからだと言います。
すると百音は、雲がないのに天気が悪くなるのかと聞くと、熊さんはこう返します。
「こんだけ地形が複雑で全部おんなじ天気なわけねえだろ。山の雲は下から来るんだ。何言ってんだ」
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菅波先生(坂口健太郎)の天気の授業がスタート?
小学校で発見した絵本を手に入れた百音は、施設のカフェスペースで1人これを読み始めます。
なぜ雲はできるの?なぜ風は吹くの?なぜ雨は降るの?と、子供でも分かりやすいように書かれているのですが、参考書を開くとイマイチ理解することができません。
1人参考書とにらめっこしていると、背後から菅波(坂口健太郎)が登場。
ノートを取りに来ただけでしたが、彼女が絵本から天気の勉強をしていることに気づきます。
菅波の言う通り、絵本から入るとより興味が湧いたものの、雨ができる仕組みがいまいちわからない百音。
「空気は温められると軽くなって空へ上っていきます。上る途中、空気は冷えて小さな水の粒や氷ができるんです」
「はい」
「なんで?」
「え?」
「空気が温められるって何が空気を温めているんですか?火を焚いているわけじゃないし。」
なぜ軽くなるのか、冷えると水や氷ができるってどこに?なんで?と、百音の中に疑問がたくさん生まれます。
すると菅波は椅子に座り、雨ができる仕組みを説明し始め、他のことは気にしないようにと言います。
「空気中には水分が含まれている。温度が高いと水蒸気がたくさん含まれ、飽和水蒸気量というものだ」と言います。
詳しく説明しているつもりですが、それでも百音には理解できません。
すると菅波はコップに氷を入れ、それを百音の前に置き、じっと見ているようにと言います。
なんてことない普通のコップに氷が入っているだけ。
これで何が変わるのかという表情を見せる百音。
しかし、次第に氷が解け、水がコップの中にたまってきたとき、これが雨だと説明され、百音はちょっと納得します。
「雨が降るのも、空気が冷やされて水や氷になる。これが雨の仕組みだとたたき込みましょう。そして次回は雲ができる仕組みを勉強しましょう」と言って、菅波は去っていくのでした。
次回?と呟き、百音はコップの中に現れた水を見て、にっこりと微笑むのでした。
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朝ドラ『おかえりモネ』第5週23話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
「山の雲は下がら来んだ。」
と熊さんから言われたものの、いまいちピンと来ません…。#おかえりモネ #朝ドラ #清原果耶 #浜野謙太 #山本亨 pic.twitter.com/0soO1LmmZQ
— 「おかえりモネ」5/17スタート! (@asadora_nhk) June 16, 2021
あのツンケンしてパーソナルスペースが非常に広い菅波先生が百音に天気のことを教える、というか水の原理を教えるってこの光景が非常に面白い展開!
なんだか放っておけない感じだったのかもしれませんね。
ただ、椅子に座る時はちょっと距離が…。
でも!百音に教えている時、ちょっと笑顔を見せる瞬間もあるんですよ。
それはギャップ萌えというものではないでしょうか?
この後の展開、そして学童机ビジネスがどうなっていくのかが非常に楽しみですね!
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