ラジオと気象アプリを繋ぎ、新しい可能性に向けて一歩踏み出す百音(清原果耶)。自宅では未知(蒔田彩珠)と共に、気象と彼女の研究を使って養殖業に新たな一歩を踏み出そうとするのですが、未知は未だに大学行きを拒みます。
未知の中には、“あの日”からずっと隠していた想いがあり、それが大学行きを許さない様子。
果たして、彼女の中に眠る想い、過去とは…。
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第24週117話のあらすじと振り返り
いつまでたっても耕治(内野聖陽)が帰ってこないことで、自室に戻ってしまった龍己(藤竜也)。龍己としては、一目菅波(坂口健太郎)を見た時から良い人を捕まえたなと思い、百音(清原果耶)が幸せならそれで良いという見解。
未知(蒔田彩珠)と共同の研究室をみせて、自分のやりたいことをお互いに語っていると、耕治が泥酔して帰ってきました。
耕治も含め、3人でやりたいことをやり、違う分野の者達が手と手を取り合ってより良いものを作り上げていくことを素晴らしいと考える菅波。そんな未来を作っていきたいからこそ、百音との未来を見守ってほしいと懇願。耕治はこれを許します。
そして翌日、菅波は中村(平山祐介)に呼ばれすぐに東京へ戻ることに。やっと会えたがまたすぐに会えなくなってしまう状況になってしまったが、百音は菅波が外から来た人で良かったと笑顔を浮かべるのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第24週118話あらすじと感想
情報を結び、人と人を結ぶ
ある日百音(清原果耶)は、コミュニティーFMと気象情報投稿アプリ・ジェネレーターズを連携させることはできないかと遠藤克敏(山寺宏一)に提案。
これは良いものだと考えた遠藤たちは前向きにとらえてくれそうです。そんな時、一度は島を出ていった水野一花(茅島みずき)がまたやってきてくれました。
また会えたことが嬉しいと思う百音。というか、水野がもう一度気仙沼に来てくれたことを喜ぶと、彼女自身、百音にそう言ってもらえてうれしいというのでした。
KAMUI
大学に行くことを拒む未知(蒔田彩珠)。彼女の想いとは
未知(蒔田彩珠)と2人、夜遅くまで実家の養殖業をどうしたらいいか、それぞれの分野からすり合わせて話をする百音。未知としては、百音とこんなふうに話すと思わなかったと笑顔を見せますが、大学の話になるとふとなにか思いつめた表情をみせます。
亮(永瀬廉)からも大学を進められているが、行くことを決意しない未知。何かあるのではと言われると、百音は改めて大学の話を未知にします。すると、大学は行かないと言い出したのです。
「どうして?」
「どこにも行けないの。ここを離れられない」
未知はそう帰すのでした。
改めて百音は未知に、あの日何があったのかと問いかけます。
KAMUI
ずっと隠れていた未知(蒔田彩珠)の苦しみ
震災が起き、百音が島に帰ってきた時、未知には何か言えない思いがあったように感じた百音。聞いてほしいと思っても言えなかった…百音はそれを感じてきたのに、本当の声を聞けないでいた。だからこそ、今話してほしいと、百音は未知に言います。
「私、あの時、おばあちゃんを置いて逃げた」
「・・・・」
「どう言っても、引っ張っても、おばあちゃん動いてくれなくて。海が見えて、1人で逃げた。」
その後大人たちが来て雅代(竹下景子)を助けたのだが、この日からずっと未知は自分を許すことはできないでいたのです。
百音には、返す言葉がなく、未知も言わなくていいと言います。それでも自分は言えてよかったと言って、未知は研究室を飛び出していくのでした。
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ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
ここに至るまで、百音の後悔や亮の不安が目の前にありすぎて、未知のこれには気づけませんでした。本当は何かあるのでは?と思う節もあったのかもしれませんが、前の2人の雨雲みたいな暗い感情が大きくて気にすることが出来なかった気がします。
島から逃げたいと考えてた百音と、島から離れられないという未知。未知の想いは一体どうやって決着がつくのでしょう。
あと2話しかないんですけど…どうなるんでしょう。