菅波(坂口健太郎)が気仙沼へと来たということは、耕治(内野聖陽)達に挨拶に来たと察する亮(永瀬廉)。緊張する菅波に対し、亮は大事な人を失う怖さはないのかと聞きます。
亮がずっと持ち続けた愛する人への想いに、菅波は答えます。
そして19対5って…なんでしょう。
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第23週115話のあらすじと振り返り
耕治(内野聖陽)が漁師になることを許した龍己(藤竜也)ですが、自分と同じようにやろうとすればうまくいかないだろうと、百音(清原果耶)に言います。
しかし、同じやり方をする必要はない、変わりながら、大事なことだけは守っていけばいいと言われます。
百音自身も、養殖業と気象をどうにか結び付け、より良い仕事が出来ないかを模索し始めるのでした。
亮(永瀬廉)から船が動けなくなった時の気象がどんなふうだったのかヒアリングするため、プラザで話を聞く百音。
すると、予定よりも早く菅波(坂口健太郎)が気仙沼に。夕方の天気予報の放送を終わらせるとブースに向かう百音の背中を見つつ、菅波は亮を見て「19対5」という意味深な発言をするのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第24週116話あらすじと感想
19対5の答え
菅波(坂口健太郎)と亮(永瀬廉)のことを気にしながらラジオ放送をする百音(清原果耶)。そして亮は、菅波と雑談を始めます。放送で使っている音楽は、自分達が学生の時にブラスバンドで吹いていた曲ということや、耕治(内野聖陽)に挨拶に来たということ…。
KAMUI
菅波が言った19対5についても、彼は説明を始めます。
「年数の比です。彼女のこれまでの人生24年のうち、島であなた方と過ごしてきた年数と、僕と出会ってからの年数」と…。
そんなことで揺らぐほど自信がないわけではありませんが、菅波の中には羨ましいという想いがあると彼は言います。
「そんなに大事だと怖くなりませんか?」
亮がずっと抱えていた、大事な人が目の前からいなくなることの恐怖。それを菅波にぶつけると、彼も怖いと返します。
お互いの問題ではなく不可抗力で失くしてしまうことだってあるかもしれない。
未来に対して自分たちは無力。だからこそ、せめて今、目の前にいるその人を最大限に大事にすることしか、恐怖に立ち向かうすべはないと菅波は亮に答えるのでした。
KAMUI
百音がラジオの放送を終える前に、亮は未知(蒔田彩珠)の元へと向かうのでした。
苦しそうな時に気づいてやれるのは自分だけ
未知を待たせ、喫茶店へと到着した亮。未知としては、相手が漁師なら待つのが仕事くらいに思わないとダメだと雅代(竹下景子)から言われていたのでちっとも動じません。
ずっと未知とのことを考えていた亮。未知は自分のようなめんどくさい奴じゃなく、初めから何も知らない人といた方が良いんじゃないかと言い出します。
KAMUI
未知は自分と一緒にいても楽に笑えないのでは?と亮は言いますが、楽に笑いたくて一緒にいるわけじゃないと未知は言います。
そして亮は続けて言います。未知が苦しそうにしている時に感じてやれるのは自分だけ。未知が抱えているものがわからなくても想像できる。だから、未知が心の底から笑えるようにしてやれるのは自分しかいないと…。笑えるようにしてやると。
KAMUI
いざ永浦家へ。緊張する2人ですが…
放送を終え、百音の実家へと行く前に、少し話をしようと椅子に腰かける百音と菅波。すでに気持ちは決まっているし、迷いはない。しかし、これからのことは不安にさせてしまうのではと考えると、菅波は考え込んでしまいます。すると百音は、かつて菅波と話した「何かあったら先生と2人で考えて答えを出す」という話を持ち出します。それが百音の望む道だし、そういうことを話すことが出来る菅波だから良いんだと、彼女は言います。
永浦家へ着くと百音も緊張するようになります。自分が暴走したら止めてほしいと言われ、百音は強く頷き、家の戸をあけるのですが…。
家にいたのは龍己(藤竜也)と亜哉子(鈴木京香)だけ。銀行で何かあったといって耕治(内野聖陽)は飛び出したのですがその日は祝日。龍己が一言。
「逃げたんだろ」
KAMUI
ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
最後の最後に面白すぎる展開を持ってきてくれました!もう、最終話は15分×5回じゃなく、1時間15分ぶっ通しでやってほしいレベルに面白くなりそうです。
菅波の言葉を聞いた亮が未知に一歩寄り添って言ってくれたのは本当に嬉しいことです。
ああ、これで未知が幸せになってくれるといいですねぇ。でもみーちゃん、大学は?あれ?大丈夫?という不安も。
で、逃げたまんまで終わりませんよね耕治さん。ここからどうなっていくか非常に楽しみです。