新次(浅野忠信)と亮(永瀬廉)が永浦家から帰っていくと、耕治(内野聖陽)は漁師になりたいという想いを改めて龍己(藤竜也)に懇願します。
銀行員として頑張って来たのにそこで道を変えて本当にいいのか…海を甘く見るなという龍己に対し、それでも引き下がる耕治。
永浦水産の行く末はいかに。
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第23週113話のあらすじと振り返り
ようやく2人で会話をする時間が出来た新次(浅野忠信)と亮(永瀬廉)。どんな船を買う予定なのかと楽しく話すも、亮がずっと望んでいた「新次と一緒に船に乗ること」はは叶いません。もう戻らない。しかし、亮のためにも新次は死亡届に判を押し、美波(酒井真紀)との別れを決意するのでした。
これで自分は本当に良いのだろうかと戸惑う新次。そんな彼も幸せになっていいと龍己(藤竜也)達から言われ、ついに彼は判を押すのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第23週114話あらすじと感想
すべてが整うと雨が降る
美波((酒井真紀)の死亡届に判を押し、彼女との別れを受け入れた新次(浅野忠信)。雅代(竹下景子)をすでに亡くしている龍己(藤竜也)としては、彼女が仏壇に収まっていることで寂しさを感じないと言います。それを聞いて新次は笑顔に。
そして、亮(永瀬廉)が自宅へ帰ろうとしたとき、急に雨が降り出します。この雨を見た百音(清原果耶)は、かつてサヤカ(夏木マリ)に言われた言葉を思い出します。
「すべてが整うと雨が降る」
未知(蒔田彩珠)や亮はなんのことだという顔をしますが、百音は深く説明することはしませんでした。
KAMUI
龍己(藤竜也)は耕治(内野聖陽)が漁師になることを認めるのか?
耕治(内野聖陽)は再び、龍己と話したいと言い出します。最初こそ真剣な表情で龍己と向き合いますが、急に笑顔になる耕治。これはみんなで話し合おうということになり、百音や未知はもちろん、亜哉子(鈴木京香)が雅代の写真を手にし、皆で話します。
やはり漁師になりたい。父の跡を継ぎたいという耕治。若い頃は漁師にはならないとすぐに仙台へと飛び出したじゃないかというも、あの時はそうだった!今はなりたいと耕治は引きません。
どんなトラブルがあってもすぐに動き出す龍己の姿は、島の人たちや取引先の人たちからも尊敬できるもの。そんな父が誇らしく、だからこそ永浦水産はなくしたくないのだと思う耕治は、頭を下げて言います。閉めるくらいならば自分に永浦水産をくれと。
海の仕事は甘くないと突っぱねてもそれも覚悟の上だという耕治。結果、龍己が根負けし、「やれるならやってみろ!お前には無理だ!」と言います。
KAMUI
過去から語られる龍己(藤竜也)の本懐
漁師になることを決意した耕治。そうなると、3月には銀行を退職することになるだろうと、百音と未知は亜哉子と話します。耕治が単身赴任にならず、永浦水産の牡蠣がなくならないということを考えると、亜哉子には良いこと。耕治は仕事に真面目だから大丈夫だろうと彼女は考えます。
それにしても、今さら漁師を目指すこともないのにと未知は考えます。やりたいことは変わってもいいし、いつ始めてもいいんだという耕治の言葉を改めて亜哉子は言います。
そもそも、耕治は最初から漁師を目指す必要はなかったのだと言い出す亜哉子。どういうことかと聞くと、それは生前雅代が銀行員として働く耕治を龍己が誇りにしていたと娘たちに話します。
龍己と雅代が名付けた「耕治」という名前。田を耕すの意味で海とは関係がありません。しかし、土地を耕し水を治める。何があっても自分の力で踏ん張れるように付けたのだから、漁師じゃなくてもいいのだと、かつて雅代は亜哉子に言ったのです。
そんな過去があるからこそ、亜哉子は百音と未知に好きなことをしなさいというのでした。
KAMUI
ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
でも、繋がっているんですよねぇ~。だから、結果的に漁師になるというのも無理はないかと。
というか、耕治も島のために!という想いになったのかなぁ~なんて気がしますね。