漁業組合に気象の情報を提供し、安全な漁が出来る提案をするのですが、なかなか受け入れてもらえません。なかなか思うように仕事を広げていくことが出来ない百音(清原果耶)は苦しみます。
そんな時、1人の女性が百音に気象の相談にやってきました。彼女の悩みを解決することはできるのでしょうか。
そして進展するのか、未知(蒔田彩珠)と亮(永瀬廉)の関係性…。
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第22週106話のあらすじと振り返り
家を継ぐべきか、研究に力を入れるべきか、はたまた亮(永瀬廉)の側にいることを選ぶか悩む未知(蒔田彩珠)。まずは亮ときちんと話したいと望みますが、亮(永瀬廉)は船を買うことで頭がいっぱいです。
雅代(竹下景子)の7回忌に出ることが出来なかった為、父・新次(浅野忠信)と共に線香を上げに来た亮は耕治(内野聖陽)にこのことを相談。しかし、父が好きそうな船だからと選んだと聞かれ、耕治は苦い顔をします。
永浦家の誰もが踏み込むことが出来ない及川家の軋轢。そして亮は一刻も早く船を買うため、マグロ漁に出たいと漁業組合に言うのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第22週107話あらすじと感想
長年の経験と勘の前に気象情報は不要?
気仙沼中央漁業組合へと足を運んだ百音(清原果耶)は、組合長の太田滋郎(菅原大吉)に、安全な漁業のための海上気象の解析、沿岸部の詳細な情報の提供などを提案しようとします。
海はどんどん変わっているからこそ、気象の面からサポートし、よりよい漁業を百音は提案します。少しでも自分の仕事を地域につなげようと営業をするのですが、漁師たちはイマイチこの必要性を理解してくれません。
今の海の状況は何年かすれば戻るのでは?悪い情報ばかり貰っても困るという漁師たち。そして自分たちには長年の経験や勘があるからと言って、百音の話を受け入れてはくれませんでした。
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東京にいたほうがよかったのではと言われる中、百音(清原果耶)を頼って来たのは…
「またよろしくお願いします」と言って、百音は組合を後にし、営業所へと戻ってきます。三生(前田航基)がDJ坊主としてラジオを始めて1ヶ月。これは軌道に乗っているのですが、百音自身の営業は未だ苦戦。
皆それぞれ自分の居場所で頑張っている中、百音が思うようにいかない時、もしかしたら彼女は東京で仕事をしていた方がよかったのではと三生や悠人(高田彪我)は考えてしまいます。
現状と本音をサヤカ(夏木マリ)に電話で伝える百音。早速空回りをしていることを理解したサヤカは「百年早い」と百音に言います。
自分が登米の人たちに認められるのにはずっと時間がかかった。認められるということは信用されること。ひと月やそこらで弱音を吐くなと言われてしまい、百音はふと笑顔になるのでした。
翌日、畑に雨が降らなくて困っているという村越(小野寺ずる)の相談に乗る百音。実際に畑を見たりなどして、彼女の悩みに寄り添おうとするのでした。
一晩かけて村越の気象状態を調べた百音は、これを彼女に説明するのですが、「それで結局、この雨の少ない状態は続くのか?」と聞きます。
絶対ではないが戻らないと答えると、「これって相談料っているの?」と百音に聞き、いらないと彼女がいうと、村越は一礼し、静かにその場を去っていくのでした。
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一歩踏み込むことが出来ない怖さ
12月24日。カフェに亮(永瀬廉)を呼び出した未知。クリスマスムードの店内で2人で酒を交わします。間もなくすると「もう遅いから送る」と亮から言われます。
実家ではなく、百音が仕事をしているプラザへと戻って来た未知は、百音に対し、亮から話を聞いてほしいとお願いします。亮はきっと、百音には話すからという理由で…。
亮もきっと未知のことを思ってはくれている。しかし踏み込ませてくれない…それが今の未知には辛すぎるのです。
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ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
姉妹それぞれが苦しい状況だなぁという印象。村越に原因などは説明したものの、そこから彼女に信頼してもらえるような答えが出せなかったのは辛いでしょうに。
しかも菅波(坂口健太郎)先生から電話もかかってきていたのにそれも出ないというレベル。今までの百音ではない状況ですよね。
一方未知は、自分には何も話してくれないと思いながらも、頑張って踏み込もうとしている様子。報われてほしいです。