未知(蒔田彩珠)の苦しみをひとしきり聞いた百音(清原果耶)は彼女と共に帰宅。すると永浦家に一本の電話が…。
ここで亜哉子(鈴木京香)を含め、家族みんなが龍己(藤竜也)が牡蠣棚を直さないことを知ります。
水産業を辞めようとしている龍己を引きとめるため、自分が継ぐという未知と亜弥子。
しかし2人には別の道があるだろうというと亜哉子が…。家族の問題を前に、百音はまた突き放されてしまいますが…。
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第21週102話のあらすじと振り返り
皆の役に立つために気象予報士になったと話す百音(清原果耶)ですが、石井あかり(伊東蒼)から綺麗ごとと言われてしまいます。
それでも自分の決めた道を突き進もうとする百音は、三生(前田航基)を呼んでDJ坊主という名前でラジオのコーナーを作り、悠人(高田彪我)の協力の元、地域防災推進策の提案。
島との連携から始め、百音は新たな一歩を踏み出します。
そんな中、未知(蒔田彩珠)が酔って帰宅。亮(永瀬廉)との関係が未だ縮められず、自分は今まで何をしてきたのだろうと嘆きます。
そんな妹の悲しみを、百音はじっと聞き続けるのでした。
自分は何をしたかったのだろうと、未知は悩みます。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第21週103話あらすじと感想
民泊の思い出
未知(蒔田彩珠)を連れて自宅へと戻って来た百音(清原果耶)。
様子がおかしいことにうっすら気づく亜哉子(鈴木京香)でしたが、百音がテーブルの上に見つけた手紙を見つけ、話題は民主の話に。
かつて亀島では、学校や家庭に馴染めない子供たちを預かり、島でのびのびと暮らしてもらう「島の里親制度」というものをやっていました。
そこに来ていた一人からの手紙で、民宿を再開したら子供と一緒に行くと書かれていたのです。
KAMUI
永浦水産を閉めようとする龍己(藤竜也)に反論する亜哉子(鈴木京香)
漁業の事務長から、龍己(藤竜也)が牡蠣棚を直さないつもりだと知った亜哉子は、どうして直さないのかと彼に問い詰めます。すると龍己は、永浦水産は自分の代で終わらせようと考えていることを告げます。
すると、自分が継ぐと言い出す未知。しかし、未知は研究が好きであることを知っていた龍己は、自分の仕事と未知の仕事は違うものだろうと諭しますが、それでも継ぐと未知は言います。話が平行線で進まないことから、亜哉子が牡蠣の養殖を続けると言いますが、彼女は子供に関わる仕事がしたいはずだと言います。
雅代(竹下景子)の介護が必要だから教師を辞めたのだろうと龍己は考えますが、亜哉子はこれを否定。しかし、教師を辞めた本当の理由を彼女は語ろうとしません。
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突き放されても、今度は寄り添う
龍己がどうしてあんなことを言いだしたのかわかりませんが、意地でも自分が継ぐという未知。祖父の言っていた通りなんじゃないかと百音は言いますが、百音には関係のないことだろうと返されてしまいます。
百音は自分の本当にやりたいことを見つけてやって、好きな人との仲も順調。未知から見れば全部持っている姉に、自分の気持ちなんてわからないだろうと、百音は言われてしまうのでした。
自分を突き放そうとする未知を引きとめ、思っていることを全部言ってほしいと百音は言います。しかし今の未知は、頭の中がぐちゃぐちゃでもう何もわからないと涙をこぼすのでした。
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最後は自分の意思
朝から1人トランペットを見つめる耕治(内野聖陽)。その姿を見た百音は、吹けばいいのにと言います。吹くも吹かないも自分次第。そして耕治は今、漁師を継がず、銀行員になった自分の選択は本当に正しいものだったのかと迷いだします。
皆が、誰かのためを思って迷っている。そんな苦しい状況を理解しながら、百音は仕事へと向かうのでした。
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ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
牡蠣棚を直さない、組合と衝突をしていた雰囲気は前からあったように感じましたが、ここでついに辞めようと思っていることが露見。
しかし、亜哉子も未知も辞めてほしくないという気持ちがすごくあるようですね。
そして、耕治と百音は似たような辛さを抱えているようにも見えます。
第21話もここで折り返し地点。ここからあと2話でどんな展開を魅せていくのか楽しみです。