宮田(石井正則)のホルン演奏を聞き、過去を振り返る百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)。
今回島に戻り、皆の頑張っている姿を見たことで、百音は地元に帰って気象の仕事をすると決意を固めます。
これを聞いた菅波は、朝岡(西島秀俊)は、Jテレは、そしてウェザーエキスパーツの社長・安西(井上順)は…
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第19週94話のあらすじと振り返り
島に帰り、気象を使ってみんなの役に立ちたいと思う百音(清原果耶)は、今まで家を支えてきた未知(蒔田彩珠)に、島に戻ってきてもいいかと聞きます。
自分は島を捨てたと考えていた百音。そして未知は、百音を島にいられなくしてしまったのだとずっと思っていたと胸の内を吐露。百音が帰ってきてよと未知は言います。
東京へ戻った百音は、家族の無事を菅波(坂口健太郎)に報告。すると彼から「会わせたい人がいる」と言われます。その人とは、菅波の元患者の宮田(石井正則)。ホルン奏者の道を諦め、ボイラー技士となった宮田は、子供の前でホルンを吹いて喜ばれた話を菅波にしたことで、彼に頼まれ、百音の前で演奏をすることに…。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第19週95話あらすじと感想
宮田(石井正則)が奏でる音色で過去を振り返る
ホルンを持ち、演奏をする宮田(石井正則)は、下手なのは勘弁してくださいと言いつつも、百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)の前でホルンを演奏。
彼の演奏を聴きながら、菅波は宮田との過去を思い出し、百音は「音楽なんてなんの役にも立たないよ」と言ったことや、吹奏楽部で楽しんでいた時のことを思い出します。そして、音楽はこんなに人の背中を押してくれるものなんだと、百音は気づくのでした。
KAMUI
一緒にいるってどういうことだろうか
改めて、百音は亀島へと帰って仕事をすることを決意。勝手に決めてしまったことを菅波に謝ります。お互いの仕事が落ち着くまで、結婚は保留ということになったのですが、「一緒にいるって、どういうことでしょう」と百音は疑問を投げかけます。そして菅波は答えます。
「一緒に2人の未来を考えるということじゃないですかね」
百音は軽く微笑みを帰すのでした。
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今の自身の想いをプレゼンに込めて…
島に帰る決意を固めた百音は、Jテレ気象班を辞めたいと宣言。神野(今田美桜)や野坂(森田望智)は驚きますが、朝岡(西島秀俊)から聞かされていた高村(高岡早紀)はさして驚きません。
それは会社を辞めるのかと内田(清水尋也)に問われますが、百音はこれを否定。社内プレゼンの自分の企画を通そうという気持ちでいることを告げます。
いくら地元で気象の仕事がしたくても、個人ではできることが限られます。だからこそ百音はもう一度地域に密着した気象予報士の設置をプレゼン。現段階では儲かりそうにないよねと言われますが、近い将来これがスタンダードになるだろうと百音は言い切ります。
局地的な気象災害が増えている今、会社がこれをやればトップランナーになることが出来るというと、安西(井上順)は笑顔に。
さらに百音は、気仙沼が震災に遭ったときからずっと考えていたことを話します。
地元のために役に立つ仕事をしたいと、病的なほど思っていたこと、気象予報士は人の財産を守る仕事だと知って目指し、ここまでやって来たと、自身の過去を振り返ります。
助けたいとか、守りたいという気持ちは今も彼女の中にあります。
しかし今は、島の人たちと一緒に何かやりたいと思うようになったのだと言って、百音は足早にプレゼンを終えて去っていくのでした。
ビジネスとしてはまだ甘いが、安西の心には燃えるような想いが芽生えるのでした。
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ウェザーエキスパーツの答え
百音の新規事業に関する答えを、安西に代わり朝岡が百音に伝えます。新事業としては認められないが、地方営業の扱いにして資本金を出すということに…。
2年で結果を出すようにと言われ、百音は気仙沼へと変えることを許されました。
よく決意した、そして、傷ついている人の目の前で仕事をするのは大変なことだと、百音はまた言われます。
「もしそうなったとしても、今度は離れたくない」
百音は朝岡に言い切ります。
「ようやく帰れますね」
「ここに来るまで、本当にお世話になりました」
百音は涙をこらえつつ、朝岡に感謝の気持ちを述べるのでした。
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ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
島から逃げて登米で仕事をし、やりたいことをするために東京にやって来た百音は、すべてのわだかまりが消え、島へと帰る。
本当に地元が好きなんだなぁって感じられた気がします。しかしそのためにまた朝岡と遠距離。
ここまでくると結ばれない運命なのかなぁとか疑いたくもなりますが、そうではないんでしょうね。
気象予報士として結果を出すためにも、島のためにも、百音のこれからの活躍は楽しみですね!ついでにそろそろ登米にも帰って良いと思う。
というか、サヤカ(夏木マリ)さんの笑顔がすこし見たいなと思う今日この頃です。