番場川の水位上昇に伴い、大きな被害が出ることを予見した朝岡（西島秀俊）は、Jテレから戻って来た百音（清原果耶）と共に、チームジェネレーターを通し、気象情報を生配信で届けます。
その頃Jテレでも裏が取れたので早速報道をすることになったのですが、神野（今田美桜）も内田（清水尋也）はすぐにカメラの前に建てる状況ではありません。
すぐにでも報道しないとと焦る高村（高岡早紀）。すると沢渡（玉置玲央）は、「いるじゃないですか」と、ある人に白羽の矢を立てます。その人物とは…
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第18週89話のあらすじと振り返り
数日前より注意報が出ていた台風12号がついに接近。各地では事故が多発し、予報士たちには焦りが…。
事故ばかり報道するのは良くないと、高村（高岡早紀）がそれ以上の情報をストップ。
予報士たちに、自分達の仕事は被害を最小限に食い止めるために、これから起きることを伝え、注意してもらうことだと言います。
雨のピークが越え、百音（清原果耶）達が休憩に入ると、彼女は母からの着信に気づきます。亜哉子（鈴木京香）が民宿を始めたいという想いを聞き、彼女も島のために何かしたいと思っていると、百音は知ります。
それからしばらくするとJテレに1人の御婆さんから電話が入ります。百音がその電話に出ると、裏山の枯れかかった小川に水が流れているというのです。
言い伝えでは、そこに水が流れると番場川が氾濫するという話を思い出した百音は、同じく番場川が氾濫するのではと察知した朝岡（西島秀俊）から連絡が入ります。
水が一気に流れ出せば被害が出る、すぐにでも報道の枠を作ってほしいと高村にお願いすると同時に、朝岡は気象予報士を1人、会社に戻してほしいというのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第18週90話あらすじと感想
顔が見えると安心する
朝岡（西島秀俊）をサポートするため、Jテレから戻ってきた百音(清原果耶）。もっと自由に気象について伝えられる場を作ることはできないかと思っていた朝岡は、ウェザーエキスパーツ内でネット配信をすることを決めました。
こういう時に、顔を売っておくことは大事だなと改めて理解する朝岡。
そして百音も、Jテレに電話をかけてくれたおばあさんが、自分がコサメちゃんと傘イルカくんを持っている人だと認識してくれたことで安心したというはなしをします。
顔が見えることで、人は安心できるものだなと、朝岡と百音は改めて理解するのでした。
KAMUI
カメラの前に立つベテランキャスター2人
Jテレの調査により、番場川はすでに越水しているという情報を手にしたことで、すぐに気象情報を出そうと動き出します。
しかし、内田（清水尋也）も神野（今田美桜）も準備に10分かかるというのです。
スーツを着たり、メイクを整えたりして時間がかかるのは当然ですが、その間で水はどんどん溢れてきて危険な状態になるのよという高村（高岡早紀）は、野坂に出るよういいます。
しかし彼女はカメラの前になど立ったことがありません。
そこで沢渡（玉置玲央）が一言、出る準備ができている人が1人いるじゃないですかと。視線を向けられたのは、黒のスーツを着てハイヒールを履く、高村自身だったのでした。
「はぁ！？」と言いつつも、高村は台本を読み込みカメラの前へ。
そして、番場川の状況を説明します、安全の確認をするよう、テレビの向こう側の人たちに情報を伝えるのでした。
その頃朝岡（西島秀俊）も、百音（清原果耶）にサポートをされながら、チームジェネレーターを通してライブ配信。
そこで長野県の番場川周辺の人々へ警戒をするようにと呼びかけるのでした。
閲覧者数はあっという間に3000人。
数字がどんどん増えていくその変化に、百音は驚くばかりでした。
KAMUI
悩む若者たち
番場川の氾濫が本格的に取り上げられると、自分たちの伝えたいこととは違う形で全国に伝わるという状況に・・・内田や野坂、神野の3人はどうしたらよかったのかと話し合い、そんな若者たちの姿を高村は微笑みながら見守ります。
そして、朝岡の仕事を間近で見ていた百音は、彼の行動力を賞賛。
百音がやりたいことも、これに近いのではないかと朝岡に言われます。
チームジェネレーターに加入している人たちからも、「朝岡さんのおかげで助かりました」という声が殺到。
これに微笑む百音でしたが、とある投稿を見て彼女の表情から笑顔が消えます。
そこには、気仙沼で竜巻が発生したという言葉が。しかもそれは、亀島大橋の付近だというのです。
KAMUI
ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
また自分が故郷を離れているときに事態が起きてしまったとなっては、百音にとってはあの日の繰り返しという気持ちになりかねませんよね。
よりにもよってこのタイミングというのはなんともずるい。
永浦家の人たちはもちろん島の人たちは大丈夫なのでしょうか。
そしてこの出来事が、百音があの新規事業を本格的にやりたいと思うな気がします。