今まではしてこなかった重い話をし、すっかり空腹になった百音(清原果耶)達は、築地にご飯を食べ、お土産を買ってと東京を堪能。
そして汐見湯へと帰ってくると、亮の姿が見当たりません。
コインランドリーで亮を見つけた百音が、皆の所へ戻ろうとしたとき、彼が彼女の腕を引き寄せ…
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第16週78話のあらすじと振り返り
苦しい思いをしてまで島で頑張ることがそんなに偉いことなのかという明日美(恒松祐里)の言葉に反論する未知(蒔田彩珠)。
亮(永瀬廉)は苦しみながらも必死に漁師として頑張っているんだから、全部が辛いと思わないでと言うと、空気はどんどん重くなります。
しかし、こんな話がしたかったと百音(清原果耶)は言います。
話しても話さなくても地獄、自分達はもう何も変わらないと亮は言いますが、三生(前田航基)はその手を掴み、ちゃんと前へ進もうというのでした。
一方その頃、鮫島(菅原小春)の体調に関するデータを持ってウェザーエキスパーツに足を運んだ菅波(坂口健太郎)は、神野(今田美桜)達から百音の関係を根掘り葉掘り聞かれることに。
そして、被災をしていると知っているだけでなんとなく気を使ってしまうという話に…。
しかし、人は誰しも何かしらの傷を持っているものだという結論に至るのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第16週79話あらすじと感想
予報士との話は医療にも通じるところがある
ひとしきり話しを終えた菅波(坂口健太郎)は、神野(今田美桜)たちの会話から誰にでも何かしらの痛みがあるという言葉は、医療にも通じるなと思うようになります。
体の痛みも心の痛みも本人でなければ絶対にわからない。
その想いを予報士である彼ら彼女らに伝え、菅波はウェザーエキスパーツを去っていくのでした。
KAMUI
新次(浅野忠信)が判を押せば…
耕治(内野聖陽)や亜哉子(鈴木京香)と共に談笑をしていた新次(浅野忠信)の携帯に、亮(永瀬廉)から着信が。
出ずにそのまま携帯を見つめていると、留守電が入ります。船に乗らなくて申し訳なかったが親父もいい加減にしろ。そんな息子からのメッセージに新次は笑います。
手渡された美波(酒井真紀)死亡届を見つめる新次は、自分がこれに判を押せば、亮は楽になるのかなと考えます。そして、そうすればきっと美波も喜ぶかと…。
KAMUI
わかっていても報われない想い
ひとしきり話し終えた百音(清原果耶)達は空腹を満たすため、皆で築地へと行き、そこからみんなでたくさんのお土産を買って戻ってきました。
そうしてまた盛り上がっていると、百音はふと亮(永瀬廉)の姿が見当たらないことに気づきます。汐見湯の中を探す百音。するとコインランドリーで父・新次(浅野忠信)に電話をする彼の姿を発見。新次に留守電を残していたことを知らされます。
じゃあみんなの所へ戻ろうと、先に足を進める百音ですが、亮はそんな彼女の腕を掴んで引き寄せます。
「わかってんでしょ?」
「…なんでもするって、思って来たよ。りょーちんの痛み、ちょっとでも消えるなら。でもこれは違う。私はりょーちんのこと、可哀想とか絶対に思いたくない」
「それでもいい」
「これで救われる?」
「……ごめん」
KAMUI
亮の想いを受け取ることはできない百音。その真っ直ぐな目を見た亮は、やっぱり怖いと言葉を漏らします。
KAMUI
それだけ百音のことが好きだったって…それはそれで辛いよ。
百音(清原果耶)は正しいけれど冷たい
帰省のために改めて荷物をまとめようとする未知(蒔田彩珠)ですが、鞄いっぱいにお土産品を詰め込もうとするもなかなか閉まりません。
帰って水産に没頭しようとする未知は、自分のやりたいようにやるんだと百音に言います。
亮と百音の会話を陰ながら聞いていた未知は、改めて自分は亮の側にい続けると決意。そして百音に対してこういうのでした。
「お姉ちゃんは正しいけれど冷たい」
その言葉がまた、百音の中に残り続けるのでした。
頭の中は水産のことでいっぱいだねと話すと、好きでやっているからもう気にしないでと百音に言います。
そして、私は私のやりたいようにすると、未知は言います。
KAMUI
ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
亮の辛いはこれも入っていたのは確か!でも無理だなって思ったところもありますよね。
それは百音が自分をそう言う相手として見ていないこともだが、好きだと思えば思うほど、失うことが怖いという想いと…未知→亮は変わらないわけですが、亮が幸せと思える瞬間は来るのか、ちょっとそこが不安。
百音は百音で頑固ですし、今はもう菅波のことしか考えていないハズですから。
で、その菅波先生との関係、どうなるのでしょう。
先生、登米の専属になろうと思うみたいなことも言ってましたし。
その答えが、この第16週の最後に来るのではと…。