耕治(内野聖陽)が百音(清原果耶)が務める会社へと足を運ぶと、そこでお天気キャスターの朝岡(西島秀俊)に遭遇して大盛り上がり。
壊れた気象装置を直そうと奮闘していると、朝岡からとあることを質問されます。それを百音はこっそりと聞いているのですが…
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第14週68話のあらすじと振り返り
百音(清原果耶)の父・耕治(内野聖陽)と祖父・龍己(藤竜也)が厳つい姿で突如現れたことにより、菅波(坂口健太郎)はタジタジ。
しかも、金賞を取った龍己の蠣を耕治に無言で薦められ、断る勇気が出ずに一口。そのおいしさに驚きつつも、耕治を「お父さん」と呼び、また不穏な空気に…。
風呂掃除の音を聞いた龍己は早々に気仙沼へと変える準備をする中、東京に付いて来なかった未知(蒔田彩珠)のことが気になる百音。
そして耕治は、娘の職場を見学しようとウェザーエキスパーツへと足を運ぶのですが、そこで朝の天気予報でいつも見ている朝岡(西島秀俊)を目の当たりにして、彼は大いに驚くのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第14週69話あらすじと感想
朝岡(西島秀俊)との出会いに笑顔が絶えない耕治(内野聖陽)
故障した気象装置を動かそうとする朝岡(西島秀俊)を助けると、耕治(内野聖陽)はここで、自分は百音(清原果耶)の父だと告白。朝岡は驚き、2人は笑顔で装置を運んでいくのでした。
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耕治「いつもテレビで見てるから、初めて会った気がしないですよ」
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朝岡(西島秀俊)の過去
装置を直させてもらえないかと申し出た耕治は、機械の上に登り、ドライバーで中を開けていきます。
さすがだなと驚く朝岡ですが、彼は漁師ではなく銀行員だと聞かされてまた驚きます。
しかし、龍己(藤竜也)は何でも作るし直すからそれで覚えたと言います。
その龍己は海から離れられないからさっさと帰ったのだと話すと、「離れられないものなのでしょうか」と、朝岡は神妙な面持ちで聞きます。
通りかかった百音と安西(井上順)は、2人の話を陰から聞きます。
どうして土地を離れない人間のことなど聞くのかと問う耕治。すると朝岡は、8年前の出来事について話し始めます。
その時朝岡は、最大級の警戒を報道で伝えましたが、土石流によって集落が埋まって犠牲者が出てしまった…その光景を画面越しに目の当たりにした朝岡は、その現場へ足を運び、被害の甚大さを知ります。
それは決して朝岡のせいではなく、最善を尽くした結果だと考えます。そして、何度も被害に遭うならばその時を離れるべきだと考えるも、それは相手のことを考えてないだろうと、彼は自分を責めます。
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耕治(内野聖陽)の答え
朝岡がひとしきり話すと、今度は耕治が口を開きます。自然相手だとどうにもならない。自分も島を離れたいと思ったことがあるが、龍己を見ていると、そこに生きるって人達の愛情に報いなくてはと思ってしまうのだと言います。
土地ではなく人なのだと思い、自分も経済だと思って外に出るも結局土地を離れられない耕治。
だからこそ彼は、育った土地を離れて自由に生きる百音を応援したいと思うのです。もちろん、地元に生きる未知(蒔田彩珠)にも自由に生きてほしい…父はそう語るのでした。
そうこう話しているうちに装置は無事になおり、竜巻が出来たことに喜びますがそれの束の間。結局、中途半端なメンテナンスでは治らなかったと、耕治は笑います。が、朝岡の顔は実に晴れやかになるのでした。
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ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
やっぱり西島さんと内野さんが一緒にいて、2人で笑い合っていると、意識せざるを得ないわけです。
のちのインタビューで『ケンジは細胞レベルで置いてきた』と話す内野さん。それほどまでに西島さんとの撮影は楽しいものだということがわかります。
朝岡としては、耕治から話を聞いて、ちょっと何かが見えたのかもしれませんね。
それはとっても素敵なこと。さて14週ラストはどんな締めくくりになるのでしょう。
菅波(坂口健太郎)と耕治とか…