神野(今田美桜)にちょっと重いと言われたことで、考え込んでしまった百音(清原果耶)。
明日美(恒松祐里)が話題を変えて何とか空気を変えようとしますが、百音の心の靄は晴れません。
そんな時、車いすの女性がウェザーエキスパーツに来社。この出会いが、百音の新たな一歩に!?
目次
ドラマ『おかえりモネ』前回第12週57話のあらすじと振り返り
ついに台風が上陸。仙台に詳しい百音(清原果耶)が気象ニュースの原稿に手を加えたことにより、いつもよりも詳しい報道を届けることとなりました。
亀島、登米では百音からの予報のメールを元に対応を始めたりする中、耕治(内野聖陽)は会社に行くと言いつつ亮(永瀬廉)の家へと向かいました。
新次(浅野忠信)に船を動かす手伝いをしてほしいと必死に頭を下げ、ついに新次が動き出します。
父親が船に乗った喜びが亮からメールで送られてくると、百音もニッコリ。
そして、百音のおかげで大きな被害に遭わなくて済んだ、助かったと電話越しで龍己(藤竜也)に言われ、やっと人の役に立つことが出来たと喜んでいた矢先です。
これを聞いていた神野(今田美桜)から、ちょっと重い、人のためって結局自分のためだよねと、予想外の言葉をいわれるのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『おかえりモネ』第12週58話あらすじと感想
思い悩む姉妹
神野(今田美桜)に重い、結局自分のためだよねと言われた百音(清原果耶)は、あなたのおかげでという言葉は麻薬という菅波(坂口健太郎)の言葉も加え、1人考え込んでしまいます。
空気が重たくなってしまったと察した明日美(恒松祐里)は、どうして神野が気象予報士になろうと思ったのかを聞き、話題を変えます。
キャスターになりたいと考えたことがきっかけの神野。だから覚えてもらうために“マリアンナ”というミドルネームをつけていると話します。
明日美と神野、そして菜津(マイコ)がそれぞれ自分たちのやりたいこと、未来設計を語る中、百音も話をあわせようとしますが、心はここにあらずの状態が続きます。
KAMUI
モネちゃんはめちゃくちゃ真面目なんですから。
同じころ、なかなか研究の成果が出ないことで未知(蒔田彩珠)もお悩み中。
そんな娘を見た亜哉子(鈴木京香)は改めて、娘達が楽しそうにしてくれていればいいというのでした。
KAMUI
パワフルな車いすマラソンランナー・鮫島(菅原小春)登場
Jテレでの仕事を終え、ウェザーエキスパーツに戻って来た百音。すると、会社の入り口では車いすの女性が1人、会社の入り口にある装置が壊れていると騒いでいるのをも朝岡(西島秀俊)がやってきて、中へと通されました。
鮫島(菅原小春)と呼ばれるその女性は、車いすマラソン選手。過去に輝かしい成績をいくつも収め、車いすマラソンの第一人者と呼ばれた人です。天候を読み間違えたことにより、リオオリンピックの最終選考に落選。代表入りは間違いなしと言われたはずなのに、それから勝てなくなってしまい、悩んでいた時に朝岡の講演を聞いて突撃。気象を使って東京オリンピックへの出場を目指そうと、考えるのです。
KAMUI
気象をしっかり理解して勝負に挑みたい、勝ちたがり精神が出ていてすごく好感が持てます。
朝岡(西島秀俊)の未来展望
気象を万全にすればかなり有利になると考えた朝岡。
しかし予算はあるのかと安西(井上順)に言われてしまいます。
今はお金がない鮫島ですが、次の選考会に入ればスポンサーがつく。それまでは朝岡が持つという話になります。
採算が取れないと考えた安西ですが、やらせてくれないなら独立をすると朝岡に脅されてこれを承諾。
また、成功すればスポーツ気象班を立ち上げさせてほしいという話も飲むこととなりました。
KAMUI
人手が足りないということで、朝岡はこの案件を神野、内田(清水尋也)、そして百音に手伝ってほしいと言います。
しかし、内田はスポーツに興味がなく、神野もきっぱりとお断り。
百音も気乗りはしない様子でしたが、なぜスポーツ気象にこだわるのかと朝岡に聞きます。
「リードタイムをとりたいんです」
近い将来、気象はもっと過酷なものになる。
多くの人にもっと気象を身近に感じてもらうため、スポーツと絡ませようと考えた朝岡。
いづれ気象は命を分けるものになる。ちゃんと情報を掴んでいれば自分を守り、成功を手にすることもできる。
スポーツならばこれをわかりやすく伝えられると、朝岡は百音に言います。
手当は出すと言い出すと、先ほどあっさりと断った内田と神野はやると名乗り出、百音もやると進言。
安心した朝岡は、ここで躓くと目算が狂うと言い出し、近いうちに気象キャスターを辞めるつもりだと言って、百音達を驚かせるのでした。
KAMUI
ドラマ『おかえりモネ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
近い将来気象キャスターを辞める気満々の朝岡さん。
なんかあんな表情で言われると清々しい。
でもそれって、気象キャスターの仕事が嫌だからではなく、スポーツ気象をやりたい。
もっと身近に気象を感じてもらいたいという野望があるからな気がします。
誰かのためかつ自分のやりたいこと。朝岡がキラキラしている…。
そしてこれこそが重たくないなんか、理想の百音の姿なのでは?という気さえ思えてしまいます。
百音の中ではまだ悩んでいるのでしょうが。その答えはどのように出るのでしょう。
というか、もうそろそろ菅波先生の所に行って、あの言葉のことを深堀しても良い気がします。
てか、してほしい今日この頃です。
頑張る若者を見るのは楽しいです。
こっちも頑張ろうって思えてきて、毎日が楽しくなる。
いいドラマだなぁってふと思えます。