2020年3月7日より公開される岡山天音主演の映画『踊ってミタ』の完成披露試写会が2月12日ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われました。
キャストの岡山天音、加藤小夏、武田玲奈、中村優一、監督の飯塚俊光が舞台挨拶に登壇し、本作の魅力を存分に語られていました。
今回は、ミルトモ編集部にて舞台挨拶の取材をしたので、その模様を詳しくレポートしたいと思います。
目次
『踊ってミタ』キャスト挨拶
岡山天音 / 役:三田(主演)
岡山天音「三田役を演じました岡山天音です。今日は楽しんで帰っていただきたいと思います。お越しいただきありがとうございます。」
加藤小夏 / 役:古泉ニナ
加藤小夏「加藤小夏です。本日はお忙しい中お越しいただきまして誠にありがとうございます。短い時間ですがよろしくお願いいたします。」
(ここで会場から拍手が…)
−−あれ?天音さんのとき拍手ありました…?
岡山天音「いえいえ…僕は拍手のない人生を送ってきたので大丈夫です(笑)」
(会場から盛大な拍手が…!!)
岡山天音「あっ、ありがとうございます(笑)」
武田玲奈 / 役:真鍋
武田玲奈「武田玲奈です。本日はよろしくお願いします!」
(会場拍手)
中村優一 / 役:丸山町長
中村優一「中村優一です。今日はよろしくお願いします。」
(会場拍手)
飯塚俊光監督
飯塚監督「こんにちは、監督の飯塚です。映画のことを今日はできるだけ喋って帰りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。」
(会場拍手)
『踊ってミタ』完成披露舞台挨拶 一問一答
岡山天音&武田玲奈が3度目の飯塚作品への参加を語る
−−『踊ってミタ』はこれから上映となりますが、まずは完成披露を迎えられたお気持ちはいかがですか?
岡山天音「撮影したのは去年(2019年)の5月頃なんですけど、ポスターとか見ていただいたら分かるのですが、本当にたくさんのキャストとたくさんのスタッフさんとみんなで作ったので、ダンスシーンがとても素敵に仕上がってると思うので大きなスクリーンで見ていただけると本当に嬉しく思います。」
−−『踊ってミタ』で飯塚監督とは3作目のタッグですよね?今回の撮影はいかがでしたか?
岡山天音「そうですね。前回は『ポエトリーエンジェル』という作品でご一緒して、武田玲奈さんも一緒だったんですけど「詩のボクシング」っていうのをやりまして、今回は“ダンス”で毎回芝居以外の方向からの突き上げがあるのでドキドキでした。ダンスをとにかく練習して撮影の合間で人目のつかないところに行って練習して…っていう。」
−−武田さんも3回目ですよね?どうでしたか、今回の飯塚組は。
武田玲奈「今回お仕事できると伺ったときに、「わぁ〜またご一緒できるんだ!しかも天音くんなんだ!」と思って…」
岡山天音「本当ですか?あんまり会ったときそんな「わぁ〜」みたいなの無かったから…」
武田玲奈「いや、内に秘めてるんですよ…(笑)映画の撮影がすごく久々だったんですけど、すごく楽しくて撮影に入る前も飯塚さんだし、天音くんだし、すごく安心した気持ちで撮影に臨んだ記憶があります。」
本格映画デビューの加藤小夏「撮影は大変ではなかった」
−−加藤さんは今作が本格映画デビューでヒロインとしての出演でしたが、撮影は大変でしたか?
加藤小夏「大変〜…ではなかったかもしれないですけど(笑)」
キャスト全員「(笑)」
加藤小夏「以前、天音さんと共演させていただいたこともあって、すごく安心感もありましたし、現場もすごく温かかったので楽しく撮影させていただきました。」
−−では、そんなに緊張もなくやられたんですね?
加藤小夏「いや、でも私天音さんのことすごく尊敬しているので、なのでお芝居をご一緒させていただくのは緊張します。」
岡山天音「今、僕が緊張してきてるんですけど…(笑)」
加藤小夏「ごめんなさい(笑)」
中村優一「岡山天音が大好きだと確信しました」
−−中村さんは初の飯塚組への参加ということで、いかがでしたか?
中村優一「僕はもともと天音さんが出演されている『ポエトリーエンジェル』も大好きだし、あとは『チキンズダイナマイト』も天音さん出られてて好きで、飯塚監督のことが大好きだったので熱望してたんですけど、今回の作品で自分の気持ちが分かったんです。僕は岡山天音くんのことが好きだったっていう。」
−−監督ではなく?
中村優一「監督じゃなかったんです。天音さんとやりたかったんだって確信しました。」
キャスト全員「(笑)」
−−監督そう言われていますけどどうですか?
飯塚監督「いやぁ〜、ね!(笑)僕が自主映画でやっていた頃の作品が劇場公開されたときがあって、中村さんがそれを見に来てくれてたんですよ。その時に声を掛けてきてくれて、そこから「かっこいいな〜」だけではなく、芝居への姿勢とかも見習いたいなぁと思ってたんで、僕も一緒にやれて嬉しかったですけどね。」
中村優一「僕も岡山さんが好きでした。」
(会場笑)
中村優一「嘘です嘘です!めちゃくちゃ楽しかったです!飯塚さんの独特な世界観をこの映画で味わえてすごく幸せな時間でした。」
−−監督は、今回のみなさんの演技を見ていかがでしたか?
飯塚監督「もともと天音くんと武田さんは『ポエトリーエンジェル』で一緒だったので信頼していたんですけど、中村くんや加藤さん、その他のキャストは初めてだった中で2人がいてくれたから安心してやりやすかったと言うか、だからこそ中村くんや加藤さんと新しいものを作りたいと思ってやっていたので僕も楽しかったです。」
『踊ってミタ』に掛けてやってみたことは?
−−『踊ってミタ』にちなんで、みなさんが「◯◯してみた」ことをフリップに書いて来ていただきました。まず中村さんお願いします。
中村優一「Twitterではじめてリプ祭りをしてみた、です。」
中村優一「5年くらいTwitterやってたんですけど、初めてリプを返してみたいなと思って、質問に対して答えるんですけど普通に答えても面白くないなと思ったので、しゅうまい弁当のくっしょんと一緒に撮った写真を送るっていう返信をしました。ひたすら写真を送るというリプです。」
−−続いて武田さんよろしいですか?
武田玲奈「私はととのえてみた…。」
武田玲奈「サウナです…!最近行き始めて、めちゃくちゃ気持ち良くてハマりました。サウナと水風呂を行き来してサウナを楽しんでます。」
−−続いて加藤さんいかがですか?
加藤小夏「私は、あまねに行ってみた…です。」
加藤小夏「私、焼肉が大好きなんですよ。で、「あまね」っていう焼肉屋さんに行って、「天音さんだな」って思いながら食べたました。」
岡山天音「あっ、知ってる!僕も行ったことある!」
加藤小夏「めちゃくちゃ美味しいですよね!」
岡山天音「美味しい…!僕は知り合いに連れて行ってもらって、言わなくていいのに知り合いが「こいつも天音っていうんですよ」って言ってスベッてたので味あまり覚えてないですね。その記憶が濃すぎて…。」
加藤小夏「焼肉行こうと思ったらたまたま近くにあって、天音さんを感じながら美味しくいただきました。」
岡山天音「ありがとうございます(笑)」
−−では、天音さんいきましょうか?
岡山天音「えー、僕は一人飲みしてみた…です!」
岡山天音「僕そもそもお酒がすごく弱くて、人といる時もノンアルコールだったんですけど、最近ちょっと一人で飲むようになりましてハマってます。毎日のように飲むんですけど弱いです。そして、まぁ読書してますね。」
キャスト全員「(笑)」
−−では、ラスト監督お願いします!
飯塚監督「外出してみた…です。」
飯塚監督「僕、出不精で休みの日とか外に出てなかったんです。ティッシュとか買うのも思い切って遠出しちゃったり…あえて遠くに行っちゃおうと思って。そこで天音くんと同じでちょっと一人で飲んだりしてますね。」
主演・岡山天音から『踊ってミタ』の見どころメッセージ
岡山天音「一足先に上映して、少しずつみなさんの元に届いていくことを本当に嬉しく思っています。きっと何か持ち帰っていただける映画になったんじゃないかなぁと思いますし、本当にたくさんの役者さんたちが濃いキャラクターに扮して登場していますので、見る度に違った感想を持てる映画になっています。なので、何度も楽しんで愛してもらえる作品になるといいなぁと思っています。本日はありがとうございました!」
(会場拍手)
取材・構成 / 佐藤 渉
『踊ってミタ』あらすじ
スマホひとつで誰もが発信できる時代。
東京で映像作家の夢破れた底辺YouTuberの三田は、春野山町役場シティプロモーション課で働いていた。
深刻な過疎化、観光資源なし、あるのは名物・干し芋と自然だけ。
イケてるクリエイターとはあまりにもかけ離れたド田舎で、三田は現状を認められないまま腐っていた。
そんな折、町を活性化しろとの町長・丸山の命令で観光動画を制作することになる。
「最高にかっこいい映像作るしかねぇだろ!」しかし意識は高いがセンスはゼロの三田。
見かねた同僚の真鍋の提案により “踊ってみた”動画作成をスタート!だが、期限はたったの2週間。
集まった踊り手は、真鍋の妹で金髪ヤンキーのミネタ、盆踊り大好き外国人ダリ、そしてパラパラを踊るお爺ちゃんとその孫のたった4人…。
さえないメンツに気落ちする三田は、ご当地アイドル“星いもco.”の元メンバー・古泉ニナが町にいることを知り加入を迫るが「変態」と罵られ取り付く島もない。
まとまらないメンバーに町長の無茶ぶり、町の人にも白い目で見られ制作は難航。
それでも、三田の奮闘により完成が近づくなか、町全体を揺るがすネット大炎上事件が起こる。
町長は辞職し、なぜか責任を問われた三田はついにブチ切れ、シティプロから逃げ出してしまう。
動画制作を真鍋に押し付け“すぐやる課”に異動した三田だったが、偶然シティプロ解体の危機を知る。
新町長からの存続の条件は町のイベントで“踊ってみた”を生配信し、1万人同時視聴を達成という到底無理な命令だった…。
『踊ってミタ』作品情報
作品名 | 踊ってミタ |
公開日 | 2020年3月7日 |
公式サイト | odottemita-movie.jp |
監督 | 飯塚俊光 |
脚本 | 飯塚俊光 |
出演者 | 岡山天音 加藤小夏 武田玲奈 中村優一 横田真悠 ルー大柴 川原瑛都 えんどぅ 西村瑞樹(バイきんぐ) 松浦祐也 ふせえり 早出明弘 森田想 白石優愛 小牧那凪 ゆってぃ 冨樫真 BOB りりり 霜月めあ 大鳥こはく 山本匠馬 味岡ちえり やついいちろう 有馬和樹(おとぎ話) 中島ひろ子 |
音楽 | 40mP |
振付 | めろちん |
CGディレクター | 天野清之 |
配給 | 東映ビデオ |
公式Twitter | @odottemita_mv |