『おちょやん』第4週16話あらすじ・ネタバレ感想!久しぶりに父と会った千代は一平に本音をこぼす

『おちょやん』第4週16話

出典:『おちょやん』公式ページ

奉公人として働く期間が終えても、岡安でお茶子として働く決意をした千代(杉咲花)の前に現れたのは、8年前に失踪した父・テルヲ(トータス松本)。

変わらぬ笑顔を浮かべ、また一緒に暮らそうと父は話しますが、千代はそれでも岡安にいると言います。

怒りをあらわにして父を追い返しますが、彼女は2年ぶりに道頓堀に戻って来た天海一平(成田凌)には本音をポロリとこぼします。

テルヲが千代を迎えに来た本当の理由は別にあるようです。

果たしてテルヲの思惑とは?

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『おちょやん』前回第3週15話のあらすじと振り返り

千代(杉咲花)に背中を押され、かつて恋仲になりかけた相手・延四郎(片岡松十郎)と再会するシズ(篠原涼子)。

20年前の思い出話から、お互いに悔いなく自身の想いを伝えあう一時を過ごすと、シズは岡安へ戻り延四郎は道頓堀を離れます。

高城百合子(井川遥)も、映画女優としての一歩を踏み出すために旅立ちます。

それぞれが自身の道を歩むことを決意して間もなく、延四郎が亡くなったと聞きシズは人知れず涙を流すのでした。

月日は経って大正14年。

晴れて18歳になって年季明けとなった千代は、引き続き岡安でお茶子として働く決意をしたのですが、突然父・テルヲ(トータス松本)が現れ困惑します。

【ネタバレ】『おちょやん』第4週16話あらすじ・感想

8年ぶりの親子の再会で喜ぶテルヲ(トータス松本)と怒る千代(杉咲花)

朝から岡安の戸を叩く人間がいるので開けてみると、目の前に現れたのは夜逃げをして行方不明になったと聞かされていた父・テルヲ(トータス松本)でした。

「元気そうでなによりや」「嬉しくて言葉も出ないか」と笑うテルヲに対し、千代(杉咲花)は「このあほんだら!」と言って父を突き飛ばします。

借金をこしらえて夜逃げしたことを怒る千代。

「ヨシヲ(荒田陽向)は元気なのか、栗子(宮澤エマ)の子供は男か女か。借金は何で作ったのか?」と問い詰め、最後にはどうして自分に何も言わなかったんだと、千代は言いたいことを畳みかけるようにぶつけます。

KAMUI

8年も放置ですからねぇ。何でヘラヘラしてここに来たんだよって思うのも無理はありません。そして来た理由も何となくは…

どうやら栗子は子供を連れて出て行ってしまったようで、ヨシヲと2人で暮らすテルヲ。

ヨシヲが働きだしたので、千代も一緒に暮らそうと言うのです。

奉公する期間が終わったことにより、シズ(篠原涼子)は千代がそうしたいならそうすればいいと言いますが、千代は岡安にいると断言。

まだ昔のことを根に持っているのかと言われますが、その通りでした。

するとテルヲは「よしわかった」と膝を叩き、「4、5日後に迎えに来るから準備をしておけ」と言って、岡安を後にするのでした。

KAMUI

わかってなーい!弟は可愛いが父のことは1ミリも可哀想と思えない千代。しかもまたも自分の都合。大丈夫かこの父親は。

天海天海一座再登場、色男になった一平(成田凌)の姿は必見

千代に冷たい態度をとられて不満を抱くテルヲは、ぶつくさ言いながら岡安を後にすると、1人の男に激突。

「どこ見て歩いてる」と言うと、その男は「死ぬまで笑かしたろうか」とドスの聞いた声を出します。

彼こそが天海天海一座のアドリブ王・須賀廼家千之助(星田英利)。

喜劇役者が怖がらせてどうすると言われますが、千之助は「芝居の腕を上げてから抜かさんかい。2代目天海天海を名乗るんならな」と返します。

そう、天海天海一座が2年ぶりに巡業から帰還したのです。

一平(成田凌)は涼し気な色男となり、目の前で話している須賀廼や万太郎(板尾創路)が喜劇を上演している小屋をじっと見つめるのでした。

岡安に泊る一座。

これから道頓堀で興行をしていくことになるのですが、大山鶴蔵(中村鴈治郎)からは客入りがイマイチだった場合は早めに打ち切りにすると言い渡されてしまいます。

これに千之助は苛立ち、酔っぱらって大山に「お前に芝居の何がわかる!」と突っかかるのでした。

そうして一座が大騒ぎしている間に、そっと抜け出す一平。

芸子遊びに行くことを見抜いていた千代は、興行前にやめろと釘を刺します。

万太郎一座に勝つと天海天海一座は意気込んでいますが、一平はそんなの無理だと諦めモード…。

そして千代は父親がやって来た話をします。

千代は突然目の前に父親が現れたことで、本当は嬉しかったのです。

しかし、それを素直に癒えないのが悔しいと、彼女は一平の前で本音を漏らすのでした。

KAMUI

どれだけ憎んでも父ですものなぁ。しかし気を付けろ。あの父について行ったら絶対大変だぞ!って言っても、一平の父は亡くなってるから、生きてるだけいいのかな。

千代(杉咲花)を迎えに来た本当の理由

飲み屋で2人の男の前に座るテルヲ。

どうやら目の前にいるのは借金取りで「明日は絶対、千代に話をつけて身売りでも何でもさせます!」と言うのです。

KAMUI

一緒に暮らしたいというのは嘘か!嘘なのか!

奥の手があるといって借金取りに1日の猶予を待ってもらうテルヲ。

その隣には一平が…。

KAMUI

おっと!これは一平が後々うまく絡んできそうですね。

翌日、お茶子さんたちの中で、千代が出て行ってしまうという話が出回りみんな大号泣。

さらには福富のお茶子さんたちも千代が田舎に帰ると知って大笑いします。

しかし千代はあっさりと「それは噂話です」と返してこれを否定。

お茶子としてこれからも岡安で働くことを決めた千代でしたが、またもテルヲが目の前に現れ「ちょっとええか」と声をかけてきます。

KAMUI

今度は何て言う気だテルヲ。騙されないでよ千代ちゃん!

『おちょやん』第4週16話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

この父、千代ではなく栗子を選んだうえ、栗子がいなくなって生活苦になったら今度は千代を売ろうとするって…千代のことを何だと思ってるんでしょう?

こんな父でも、死に際にはよく描かれるのだろうかと思うと、個人的にそっちの方が悔しい!

一平はこの話を聞いているわけですから、きっと何かしらの横やりを入れてくれると信じ、明日からの展開を期待したいと思います。

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