千代(杉咲花)がついに道頓堀の鶴亀の舞台の上に登場すると、一平(成田凌)演じる直どんとのやりとりがスタート。
立場や状況が変わった2人は、それぞれの想いをセリフに乗せて発していきます。
春子(毎田暖乃)に魔法をかけたいという想いを込めて、舞台の上へ立つことを決めた千代。
その想いは彼女に届くのでしょうか?
連続テレビ小説『おちょやん』。
最終回じゃありません。
千秋楽です!
目次
朝ドラ『おちょやん』前回第23週114話のあらすじと振り返り
鶴亀新喜劇の舞台に立つことを決意した千代(杉咲花)は、ラジオの仕事の時間を調整し、5日後の本番に向けて練習を始めます。
千代の帰還に団員たちが喜ぶ中、彼女は一平(成田凌)と共に、台本の一部を書き替え始めました。
「もし私ら一緒にいてたら…」と千代が言うと、団員たちが振り返りますが、これがお家はんのセリフだと分かるとホッと一息。
そして本番当日、千代を愛する多くの人たちが客席へ。
千代は、自分を鶴亀の舞台に呼び戻してくれた熊田(西川忠志)にお礼を言うと、ついに再び舞台の上へと降り立つのでした。
【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第23週115話(最終回)あらすじ・感想
千代(杉咲花)と一平(成田凌)の千秋楽
いよいよ千代(杉咲花)と一平(成田凌)のシーンに!
舞台袖では灯子(小西はる)が子供を抱きかかえ、熊田(西川忠志)は亡き大山鶴蔵(中村鴈治郎)の肖像画を持ち、じっと2人の芝居を見守ります。
また反対の袖では団員たちが温かく見守り、客席からは当郎(塚地武雅)が「離れろ」と騒ぎ、長澤(生瀬勝久)に止められます。
KAMUI
もしも別れていなかったらどうなっていただろうか、そんなことを考えても意味はない。今ある人生、それがすべてだと受け入れたお家はん。
続けて、「今この人生がなければ、愛する我が子と出会えなかったな」と、言うのです。
KAMUI
「なあ、てる。おおきに」
「おおきに、直どん。生きるっちゅうのは、ホンマにしんどうて、おもろいな!」
千代のこのセリフが発せられると、客席からは拍手喝采。
そして千代には、テルヲ(トータス松本)、サエ(三戸なつめ)、ヨシヲ(倉悠貴)も喜んでる姿が見えるのでした。
さらに客席からは藤森家の子供たちから「お母ちゃん!」、岡安の面々からは「おちょやん!」と舞台上に声が届き、舞台は無事幕を閉じるのでした。
KAMUI
春子(毎田暖乃)の決意
千代の芝居を見た春子はその日の夜、月に向かってビー玉をかざす千代に看護婦さんになる夢を頑張ると告げます。
これを聞いた千代はニッコリ。
これで病気になっても安心だねというと、自分はお母ちゃんに負けないくらいみんなを元気にするんだと、春子は笑顔で伝えるのでした。
KAMUI
晴天の中、それぞれが歩き出す
大賑わいの岡福には、千秋楽に撮られた写真が飾られ、鶴亀新喜劇の面々はこれからも本当の喜劇を作ろうと気合を入れます。
家では立派に父親をする一平、長澤は『お父さんはお人好し』の新しい台本を書きあげ、これを舞台と映画でやると発表します。
そして千代は、春子と手を繋ぎ、桜舞う道を歩いていくのでした。
KAMUI
朝ドラ『おちょやん』第23週115話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ
【#杉咲花 さんの「花note」🌸最終回】
「『おちょやん』は、私の代表作であり、一生の宝物です。」https://t.co/PkmgGw7qTG#花note #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/cVg2qowEt7— 朝ドラ「おちょやん」 (@asadora_bk_nhk) May 13, 2021
ああ、ついに終わってしまいましたね、『おちょやん』。
これで朝ドラ4本目ですが、やはり朝ドラって面白いんですよね。
そして、振り返るとテルヲが今のところ一番のダメ親父認定、一平をダメ(元)旦那と言いたくなったドラマかと思います。
みんなが良い人ではなく、そこがまたリアリティがあって面白かったなと思います。
そして、千代自身の人生が壮絶すぎましたね。
それでも何度も立ち上がっていくところが、やっぱり魅力的だなと思いました。
千代の影響か、最近失敗して凹んでいると自分で自分に喝を入れるために「あほんだら!」と叫ぶ時があります。
結構気合が入ります。
教えてくれた千代に感謝です。
彼女のあのたくましさ、見習っていきたいものですね。
戦争と不倫、父との決別などだいぶつらい内容の時もありましたが、終わり良ければ総て良し、雨降って地固まるという具合で、本当にいい作品でした。
ありがとうございます。
次の朝ドラはどんな作品になるのでしょうね?楽しみです。