学業をおろそかにしてしまったことにより、役者をすぐにでも辞めるようにと言われた静子(藤川心優)は千代(杉咲花)の家に一晩泊めてもらうことに。
その日の夜、千代は月を見ながら自分がかけてあげられる精一杯の言葉を静子に伝えます。
果たして、その言葉とは…?
入院をしている長澤(生瀬勝久)の台本を待つ千代たちですが、到着した台本は4日前にしてわずか20ページ。
残り100ページもの原稿は本番当日までに完成するのでしょうか!?
目次
朝ドラ『おちょやん』前回第22週108話のあらすじと振り返り
新えびす座三周年記念公演を目前に限界を感じた一平(成田凌)は、鶴亀新喜劇のすべてを寛治(前田旺志郎)に譲ろうと考えたのですが、彼から帰って来たのは逃げるなという言葉でした。
寛治は「何もかもから逃げ出さず、全部さらけ出して書け」と一平に一喝します。
『お父さんはお人好し』の人気は衰えることを知らず、ある日突然スペシャル版の放送が決定するのですが、脚本を書く長澤(生瀬勝久)が盲腸で入院をしてしまいます。
無理をしないでと千代(杉咲花)は言いますが、長澤の作品にかける思い、そして必死に前に歩みだそうとしている役者を選んだと知ったことで、千代は全力で書かれた本を全力で演じようと決意するのでした。
そして家に帰ると、会議中に自分が活躍する回を作ってほしいと声を上げた静子(藤川心優)が千代の家に。
家出をし、家族を心配させる静子がどうして家を出てきたのか、千代はそっと耳を傾けるのでした。
【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第22週109話あらすじ・感想
静子(藤川心優)、おかあちゃんの悩みを千代(杉咲花)おかあちゃんに相談する
お母ちゃんの住所を教えてくれと静子(藤川心優)は家出をして千代(杉咲花)の元へとやってくると、自身のお母ちゃんへの不満を話します。
KAMUI
学校での成績を維持し続けることを条件に役者業を親に許されている静子ですが、どうやら成績が下がってきている様子。
そこで母から役者を辞めるよう言われてしまい、これを拒絶したくて家を飛び出したのです。
最後までみんなと作品を作っていきたいという想いを抱く静子は、とりあえず一晩泊めてほしいと千代にお願いします。
すると栗子(宮澤エマ)はこれを許し、静子はホッとするのでした。
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NHKラジオ局では静子の両親から娘を辞めさせてほしいと言われるのですが、編成部の四ノ宮一雄(久保田悠来)は「勿体ない」と声を上げます。
「このドラマはもっと人気が出る。役者を辞めるのは作品が終わってからでもいいのでは」と提案すると、静子の両親は一礼し、何も言わずに去っていきます。
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離れてわかる家族の大切さを教えてくれた千代(杉咲花)
1人月を眺める千代の元に静子が起きてきます。
いつもと違う場所にいることで、なんだか落ち着かないのだろうと言い当てる千代。
よそへ行って初めて自分の家の居心地の良さを知るものだと言います。
そして千代は「家出をしても良いことはない。ドラマの中と同じように家族は帰るべき場所であり、今の静子にも帰る場所がある。だから帰ってきちんと話をしなさい。自分にできることは一緒に月を見上げることだけ」と静子に伝え、ポンポンと彼女の頭をなでるのでした。
「明日もきっと晴れや」
そう言われた静子は笑顔。
そして、家の中では春子(毎田暖乃)が寝られずにいました。
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場面は変わり、NHKラジオの会議室。
長澤(生瀬勝久)が書いた台本を誰もが待っている中、静子が遅れてやってきます。
役者陣の中にも途中降板の心配がありましたが、両親と相談をした結果、作品が終わるまでは役者を続けることを許してもらえたとみんなに言いました。
これも千代のおかげだと感謝し、わがままを言ってすみませんでしたと謝る静子に対し、役者陣はいつでも相談をしてちょうだいと笑顔を見せるのでした。
台本が完成しないままスペシャル放送日到来。千代(杉咲花)を呼び止めて栗子(宮澤エマ)は…
桜庭(野村尚兵)が台本を持ってついに到着!
しかし、本は20ページしかない!
いつもは60ページあるものですが、今回はスペシャル放送ということもあり、あと100ページないとドラマは成立しません。
放送まであと4日。
スリル満点だなと笑う当郎(塚地武雅)に対し、酒井(曾我廼家八十吉)たちスタッフは頭を抱えます。
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そして、放送日当日。
結局、台本は最後まで書き上がらずに放送本番を迎えることになってしまいます。
春子を送り出した千代はスタジオに行こうとすると、栗子はまた花かごをくれます。
「千代、ゆうときたいことがあんねん」
「なんどす?」
急に千代を引きとめた栗子の口から発せられたのは春子のことです。
「春子は正真正銘、自分とテルヲ(トータス松本)の血を引いた子。だから守ってやってほしい」と言うのです。
今さらそんなことを言われなくても大丈夫なのにと千代は言います。
それに、血が繋がっていてもいなくても関係ない、自分にとって春子は大事な家族だし、自分はすでに春子や栗子を守っていく決意を固めていると千代は語るのでした。
これを聞いた栗子の目は真っ赤になり、涙目になっていくのでした。
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朝ドラ『おちょやん』第22週109話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
特別番組本番の日の朝。栗子さんの推し活です😊
今日の花籠はいちだんと華やかや…
栗子さん…毎回どんな気持ちでお花を選んではったんやろな。。#花籠の人 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/zdUC9zl5Gf— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) May 5, 2021
家庭劇を支えてきた千代らしい言葉が聞けたなぁと思う気持ちと共にふと思ってしまったことが。
栗子さん、改めてそんなことを言い出すのは死亡フラグではありませんか?
心残りがないように春子のために改めて言ったということは自分はもう長くないという…そんな雰囲気を感じました。
第22週も次でラスト。
栗子さんここで亡くならないで…という想いとドラマスペシャルを無事に成功させることができるのか!
ドキドキが止まらない展開になって来たと思う今日この頃です。
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