鶴亀新喜劇の初公演まであと間近となったのですが、突然千之助(星田英利)が役を降板。
彼が演じるはずだったお家はんは千代(杉咲花)がやるようにと言われます。
どうしたらいいかわからないと悩む千代は、千之助を問い詰めたり、お酒を煽ったりと不安でいっぱいに。
そんな中、本番を迎えた鶴亀新喜劇。
果たして成功なるのでしょうか。
目次
朝ドラ『おちょやん』前回第19週94話のあらすじと振り返り
満州でヨシヲ(倉悠貴)と出会った寛治(前田旺志郎)は彼に助けられ、千代(杉咲花)の弟だとは知らずに、彼女のことや家庭劇のことを話して聞かせます。
間もなくして日本が敗北し、満州が危険だと分かると、ヨシヲは寛治にビー玉を預け、彼を逃がします。
約束を破ってしまったことで後ろめたい気持ちがあった寛治は、日本へ帰ることに抵抗を覚えていましたが、千代ならばちゃんと受け入れてくれると言われた上、ヨシヲが撃たれて死んだと聞くと、彼はその悲しみを抱えつつ天海家に戻ってきました。
ヨシヲの死を嘆きつつも、寛治が約束通り生きて戻ってきてくれたことに千代は涙を流します。
未来ある若者のため、一平(成田凌)は千之助(星田英利)が書いた本に手を加え、戻って来た万歳(藤山扇治郎)や灯子(小西はる)の役を増やし、ついに鶴亀家庭劇は動き出します。
【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第19週95話あらすじ・感想
千之助(星田英利)は突然千代(杉咲花)に役を押し付け降板。そこで千代が取った行動は…
鶴亀新喜劇の旗揚げ公演はもう間もなくという時に、千之助(星田英利)はやらんと言い、自分の役を千代(杉咲花)にやれと言い出します。
すると千代は岡福で飯を食う千之助の元へ行き、「たぬきやなくてどたぬきってなんどすか?」と役について根掘り葉掘り聞き始めます。
KAMUI
それからも千代はどうしたらいいのか分からず無理やり酒を飲もうとするも、一平(成田凌)に止められてしまうのでした。
そんな時、寛治(前田旺志郎)が花を持って帰宅。
未だに誰が送ってきてくれるのかわかりませんが、その人も生きていたんだなと千代は喜ぶのでした。
KAMUI
鶴亀新喜劇の舞台の幕開けは、新しい時代の幕開け
ついに幕を開けた鶴亀新喜劇。
そのトリの演目である『お家はんと直どん』とは、若い恋人同士の2人は家柄の違いに苦しみながらも愛を育み、結婚を望む物語。
しかし、お互いの親同士は過去に恋仲であったことにより、若い2人の恋はなかなか実りません。
そして、かつて恋人であった千代が演じるお家はんと、一平が演じる直どんは、40年ぶりに再会するという山場を迎えます。
ずっと直どんに裏切られたと思っていたお家はんですが、ずっとあなたを想っていたと直どんに言われ、彼女の心は変わります。
結果、お家はんは過去に囚われることを辞め、若い二人の恋を許すという物語なのです。
KAMUI
新しい時代の幕開けを見届けた千之助(星田英利)は舞台の上から去る
拍手喝采の中で幕が閉じると、舞台裏では成功を喜び、大山鶴蔵(中村鴈治郎)は飛び上がるほど喜びます。
道頓堀の新しい幕開けをを見た鶴蔵は満面の笑みを見せ、熊田(西川忠志)もこれに同意します。
誰もいなくなった舞台の上では、千之助が舞台に向かって一礼し「もうやることはなくなったと」と言います。
千之助がいなくなったらどうしたらいいんだと千代が言うも、自分がいなくても千代たちならいい芝居を作れると返されます。
「天海。お前のお父ちゃんにやっと義理を果たせたわい」
千之助の言葉に一平が頭を下げ「あなたからもろうたものは、何一つ無駄にはしません」と言います。
この言葉を聞いて千之助は笑顔を浮かべ、劇場から去っていくのでした。
KAMUI
朝ドラ『おちょやん』第19週95話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
【お家はんと直どん】
家柄の違いを超え結婚を望んでいた明夫と妙子。明夫の母・てるは、妙子の父が直吉と知ると猛反対。実はてると直吉は、かつて駆け落ちを約束した仲だったのです。その約束は守られず、お互いを恨みながら時がたち、40年ぶりに再会します。#前田旺志郎 #小西はる #おちょやん pic.twitter.com/sh9Dvqxhfy— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) April 16, 2021
万太郎(板尾創路)だけじゃなく、千之助も舞台を降りるとは…今週は完全に世代交代をしたという感じですね。
こうやって受け継がれていくというのはとっても嬉しいことですね。
しかし、次週の予告を見るとなんだか不穏な予感が!
一平が千代に「離縁してください」って言っていたような…。
過去の朝ドラ『スカーレット』を彷彿とさせるこの不安感。正直怖いです。
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