朝ドラ『おちょやん』第19週93話あらすじ・ネタバレ感想!大山鶴蔵の思惑に頭を悩ませる鶴亀新喜劇、そして天海家にはあの人が…

朝ドラ『おちょやん』第19週93話あらすじ・ネタバレ感想!大山鶴蔵の思惑に頭を悩ませる鶴亀新喜劇、そして天海家にはあの人が…

出典:『おちょやん』公式ページ

自分たちの次につなげるため、新喜劇に入ることを決意した家庭劇。

すると大山鶴蔵(中村鴈治郎)は、万太郎(板尾創路)の劇団にいた面々と共に喜劇を作り、道頓堀を盛りあげていくように言い出します。

しかし、戦争から帰ってきて、万太郎と芝居をしたいと思っていた彼らのやる気はさほどなく、千之助(星田英利)と衝突することに…。

新たな座員の1人である朝日奈灯子(小西はる)は千代(杉咲花)と一平(成田凌)に自身の生い立ちを語り、自分が望むことを告げます。

一方、天海家にはある人が現れます。

果たして、その人物とは!

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朝ドラ『おちょやん』前回第19週92話のあらすじと振り返り

声を失った万太郎(板尾創路)は、喜劇役者人生最期の舞台に挑みますが、万太郎のノリに付いていけるものが少なく、稽古がなかなか進みません。

すると千之助(星田英利)は、万太郎のために力を貸すことを決意します。

万太郎と千之助、須賀廼家兄弟は40年ぶりに同じ舞台に立ち、万太郎は有終の美を飾りました。

舞台袖で息絶えた万太郎の帽子を手に取り「一名様地獄にご案内」と言って、千之助は去っていきます。

こうして喜劇王・須賀廼家万太郎の人生は、笑いと共に終わりを迎えるのでした。

【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第19週93話あらすじ・感想

鶴亀新喜劇への参入を決めた家庭劇だが…

自分たちの喜劇を次につなげるため、鶴亀新喜劇へと入った天海天海家庭劇。

大山鶴蔵(中村鴈治郎)から新しい座員を紹介され、現れたのは須賀廼家万歳(藤山扇治郎)、須賀廼家千兵衛(竹本真之)、そして歌劇団出身の朝日奈灯子(小西はる)の3人でした。

初興行は昭和24年の春。

喜劇王・須賀廼家万太郎(板尾創路)の死をきっかけに、道頓堀の喜劇は一つになるという筋書きを作り出した大山鶴蔵は、失敗は許さないと言って、稽古場を去っていきます。

歌劇出身ということもあり、香里(松本妃代)は灯子を歓迎し、彼女もこれに答えます。

しかし、万歳と千兵衛の2人は、戦場から帰ってきて万太郎と芝居をすることを目標としていたのにもかかわらず、彼が亡くなったことで望む芝居ができないため、さほどやる気はありません。

「万太郎がいないとなんもできないのに、偉そうなことを言うなボケ」と言う千之助(星田英利)に対し、2人は「お前だって昔万太郎に追い出されただろう」と言い返して大喧嘩に!

戦争に行った者の苦しみは行った者にしかわからないということもあり、新喜劇は溝を残したまま、顔合わせを終えるのでした。

不調の千之助(星田英利)

天海家へ帰ってくると、飯も食べずに一人黙々と台本を書く千之助。

KAMUI

てか、家庭劇の面々が千代(杉咲花)と一平(成田凌)の家に居候してるのが当たり前になっておりますがな。やっぱり夫婦の時間ゼロ!

出来上がった台本でさっそく芝居をするも、千之助の動きが止まってしまうことが度々起きます。

セリフを忘れたのか。

忘れたとしても、千之助ならばアドリブで乗り切ることができるのに…と、家庭劇で共に芝居をしてきたみんなは思います。

その日の夜、千之助は酒を傾けながら、万太郎に言われた言葉を思い出すのです。

「セリフなんか忘れてもいい、本筋がわかっていれば即興でどうにかできる。しかし、セリフも忘れ、アドリブもできなくなった時は、喜劇役者として終わりだな」と…。

その言葉を思い出す千之助の背中は、誰が見ても寂しいものでした。

KAMUI

万太郎兄さんがいなくなったことで、千之助の中の何かが欠けてしまったのでしょうかね。

灯子(小西はる)は、あの日の芝居で救われた少女だった

稽古がうまくいかない中、千代と一平に声をかけてきた灯子。

彼女を連れて岡福へ行くと、灯子はみつえ(東野絢香)の子供、一福(木村風太)のことも知っているのです。

早くに父を亡くし、空襲で母と妹を亡くした灯子は、終戦後、もう生きていてもしかたがないと思っていました。

しかし、家庭劇が旅に出る前に道頓堀でやった芝居に出会い、涙が止まらなかったとのこと。

そして、彼女はまた頑張ろうと思えたのです。

そのことを大山鶴蔵に話したことにより、鶴亀新喜劇参入が決まったと彼女は語ります。

やっとできた自分の居場所。

ここで頑張らせてほしいと、灯子は2人に頭を下げるのでした。

KAMUI

あの芝居で笑いは起こらず、きょとーんでしたが、救われた人はいるってわけですね。

帰ってきた寛治(前田旺志郎)から手渡されたものを見て千代(杉咲花)は…

灯子との話を終えて帰宅する千代と一平。

すると、何やら家が騒ぎになっていました。

転がり込んでいた座員たちは新しく家を探すと言って飛び出していくのですが、それは寛治(前田旺志郎)が帰ってきたからでした。

千代は寛治が無事に満州から帰ってきてくれたことを喜び、彼を抱きしめ、一平は泣きそうな表情を浮かべます。

しかし、帰ってきてからの数日、返事は小さく、浮かない顔をしている寛治。

ある時、寛治が「仕送りもせず、手紙も寄越さなくなったのはどうしてなのか聞かないのか」と尋ねると、改めて千代は言います。

「ほな聞いたる。酒か、女か、博打か」

すると、寛治は「男のやることはそんなもんだ」と言い切り、頭を下げて「またここに置いてほしい、一緒に芝居をさせてほしい」と言うのです。

千代としては帰ってきてくれただけで十分なのですが、「あの人の言うてた通りや」という寛治の言葉を聞き、「どういうこと?」という表情をします。

寛治は、懐から小さなお守りを出すとそれを千代の手の中に。

そして、その袋の中にはビー玉が入っていました。

「あんた、ヨシヲ(倉悠貴)に会ったんか」

朝ドラ『おちょやん』第19週93話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

新喜劇内部も落ち着かない中、まさかここで寛治の口からヨシヲの名前が出てくるとは驚きです。

ということは、ヨシヲも満州に渡っていたということなのでしょうか。

そして、そのヨシヲからビー玉を託されたというのも、なんだか嫌な予感が…。

果たして、寛治とヨシヲとの間にどんなことが起こったのでしょうか。

そして、アドリブ王と呼ばれた千之助の調子の悪さも気になるところ。

どうなっていくのでしょう!?

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