大山鶴蔵(中村鴈治郎)の一言により、鶴亀家庭劇は解散。
これを認めない千代(杉咲花)は直談判に行こうとしますが、一平(成田凌)からももう限界だと言われてしまいます。
何もかも面白くないと言って稽古場を出ていく千之助(星田英利)、他の団員達も次々と…。
家族をなくしたくないと思う千代の決断はいかに…。
目次
朝ドラ『おちょやん』前回第17週83話のあらすじと振り返り
福助(井上拓哉)が出兵して間もなく、岡安からお茶子たちも旅立ちます。
それぞれの想いを語り、湿っぽくなる前に彼女たちを追いだすシズ(篠原涼子)。
そして、シズや宗助(名倉潤)を頼むと、千代(杉咲花)は託されます。
戦況がさらに悪くなると、大きな劇場は軒並み閉鎖。
興行をするも一苦労になってきた家庭劇からも、百久利(阪口涼太郎)が出兵してしまいます。
百久利が帰ってきた時の為にしっかり芝居を続けようと千代は士気を上げようとしましたが、間もなく一平(成田凌)の口から、鶴亀家庭劇の解散が言い渡されるのでした。
【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第17週84話あらすじ・感想
家庭劇解散を受け入れられない千代(杉咲花)の涙
一平(成田凌)は、「大山鶴蔵(中村鴈治郎)からの後ろ盾をなくした今、鶴亀家庭劇を続けていくことはできない、解散だ」とみんなに告げます。
これを受け入れられない千代(杉咲花)は鶴蔵に直談判すると言いますが、一平に止められてしまいます。
千代は「後ろ盾がなくなったくらいで壊れるのがお前の作った家庭なのか」と想いの丈を言いますが、「興業ができなければ、収益がなければ意味がない」と言われてしまいます。
家族を一人にしているから地元に帰るわと言って、家庭劇を去るルリ子(明日海りお)。
子供5人を連れて非難をするのは大変だから、疎開をしようと家族に言われている天晴(渋谷天笑)。
何もかも面白くないと言う千之助(星田英利)。
団員は次々と家庭劇を離れる決意をし、その言葉を聞くたび、千代は涙を流すのでした。
KAMUI
福助(井上拓哉)のトランペットを守るため、みつえ(東野絢香)が包丁を…
福富にいるみつえ(東野絢香)に家庭劇解散の報告をすると、シズ(篠原涼子)が疎開を拒み、道頓堀を離れようとしないことに頭を抱えている話を聞かされます。
間もなくして、婦人会の人たちが福富にやってくると、家にある金属のものを出せと言い出します。
家にあるのはもう包丁と鍋だけだと言いますが、福助(井上拓哉)のトランペットがあっただろうと言ってきます。
出さなければ非国民とみなすと言われると、みつえは奥から鍋と包丁、そしてトランペットを質屋に入れた時に得たお金を差し出し、これを持って帰れと言います。
みつえは「トランペットはもうない。嘘をついていると言うなら、包丁で自分を刺し殺してから探せ」と婦人会の連中を脅します。
これ以上の騒ぎを防ぐため、婦人会は早々に福富から離れていくと、みつえはぐったり。
福助の魂であるトランペットはもちろん売っておらず、彼女は一芝居打つことでこれを守りました。
KAMUI
自分の意思を貫く。シズ(篠原涼子)の想いを聞いて千代(杉咲花)も決断する
シズに家庭劇が解散になったことを相談する千代。
同じように守りたかったものを手放した千代の悲しみを知っているシズは、「思うだけなら誰も何も言わへん、うちはここで富士子たち連れてもういっぺん岡安しようと思ってますのや」と、自身の想いを告げます。
みつえがなんと言おうとも道頓堀を離れないと決意をしているシズの姿を見て、千代も決意を固めます。
そして、千代はその思いを一平に告げるのでした。
「うちは諦めへん。自分一人でもやる」
千代の言葉を聞き、一平はあきれ果ててどこかへと姿を消してしまうのでした。
KAMUI
朝ドラ『おちょやん』第17週84話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
「もうけ生まん興行など興行ではない!」
だって社長…世の中がこないなことになってるんやから…と言いたいけど…
これが現実なんやな…#中村鴈治郎 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/vzxbQPPvL6— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) March 31, 2021
シズ、みつえ、そして千代、みんな自分の本当に守りたいものだけは譲らない!
そんな気持ちがひしひしと伝わってくるかいだったように思います。
誰が何と言おうとも、大山鶴蔵が後ろ盾してくれなくても家庭劇を続ける決意をした千代。
しかも、一平もいないわけですが…いや、本当どうなっていくのでしょう。
守りたかった家庭劇。千代の運命はいかに!
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