寛治(前田旺志郎)にお使いを頼んだものの、帰りが遅いだけで心配をする千代(杉咲花)。
彼が母がどこにいるのか知らないと言うと、自分を「おかあちゃん」と呼んでいいんだよと言います。
しかし、寛治はこれを拒否。
これを聞いた千代は、何としても「おかあちゃん」と呼ばせたいと奮闘し始めます。
一方、大山鶴蔵(中村鴈治郎)のもとには警察が。
人探しをしていると言われ、差し出された写真を見ると、彼はギョッとします。
果たして、そこに写っている人物とは一体?
目次
朝ドラ『おちょやん』前回第16週76話のあらすじと振り返り
月日は流れ、千代(杉咲花)は30歳になりました。
日中戦争の勝利で国中が喜んでいて、鶴亀家庭劇でも戦争を題材にした芝居をすることで連日大入りです。
その繁盛で、芝居茶屋の岡安の経営も救う形となりました。
まだ一平(成田凌)との間に子どもはいませんが、劇団の人たちの世話をすることで、千代は充実した日々を過ごしています。
その後、千秋楽を終えて楽屋へ戻ると、見知らぬ青年が荷物を漁っているところを目撃した千代。
千代は「ドロボー!」と大騒ぎします。
しかし、彼は泥棒ではなく大山鶴蔵(中村鴈治郎)の命により、鶴亀家庭劇で預かることになった松島寛治(前田旺志郎)という青年でした。
新派の劇団の座長をしていた父が亡くなり、劇団もバラバラになったことで身寄りが居なくなった寛治は、千代と一平の家に住むことに。
一生懸命に家事を手伝いつつも、上手な嘘泣きで天海家を賑やかにします。
芝居は見ているだけで良いと言う彼の言葉に、「自分も昔そうだったなあ」と思いをはせる千代。
そして、子供ができたらこんな風に騒がしく楽しい日々になるのかなと、想像するのでした。
【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第16週77話あらすじ・感想
寛治(前田旺志郎)が帰ってこないと心配する千代(杉咲花)は、まるで母のよう
ある日、寛治(前田旺志郎)におつかいを頼んだものの、なかなか帰ってこないことで不安になる千代(杉咲花)。
そのうち帰ってくると一平(成田凌)に言われるも、千代はいてもたってもいられません。
まもなく寛治が帰ってくると、千代は一安心。
だんだんと寛治が自身の息子のように感じてきた千代は「自分を『おかあちゃん」と呼んでいいんだよ』と言い出します。
しかし、自分の母はもっと綺麗で優しいと言われ、ちょっとしょんぼりする千代。
KAMUI
おかあちゃんと呼ばせようと奮闘する千代(杉咲花)だが、寛治(前田旺志郎)は頑なに…
寛治におかあちゃんと呼ばせるため、福富へパンケーキを食べさせにやって来た千代。
みつえ(東野絢香)と2人、美味しそうにパンケーキを食べる寛治の姿に満面の笑みを浮かべる千代は、「うち優しいやろ?」「おかあちゃんって呼んでもええんやで~」と言います。
すると、さっきまで美味しい美味しいと言いながらパンケーキを食べていた寛治が、急にマズいと言い出すのでみつえが大激怒。
そして、どこからともなく流れる音楽に喜び、寛治は飛んで行ってしまいました。
KAMUI
福助(井上拓哉)が息子にトランペットを押し付けるのを見た寛治(前田旺志郎)は…
一福(西村竜直)にトランペットを吹かせようとするも、これを拒否される福助(井上拓哉)。
嫌がる一福に押し付けていると、寛治はトランペットを珍しがり、吹かせてほしいと借ります。
しかし、寛治は危うくトランペットを落としてしまいそうに…。
焦った福助は急いでトランペットをキャッチするも、傷を見つけてどこかへ去っていきました。
悪いことをしてしまったと嘆きながら帰る寛治でしたが、それは嫌がる一福を助けるためだと千代は見抜いていました。
その日の夜はカレーライス。
ニンジンが嫌いな寛治の目の前に差し出されたカレーには、ニンジンがゴロゴロと入っていました。
こんなの食べられないと寛治が言いますが、千代はこのカレーががマズかったら好きなものを買ってあげるが、美味しかったら自分をおかあちゃんと呼んでと交渉を持ち掛けます。
ニンジンを丸ごと食べると、不味いと騒ぐ寛治。
その後、ニンジン抜きで食べると美味いと言いますが、実はルーの中にも、すり下ろされたニンジンが…。
卑怯な手とはわかっていても、約束は約束。
千代は寛治に「おかあちゃんと呼んで!」と催促するのでした。
突然の訪問者と、大山鶴蔵(中村鴈治郎)に差し出された写真
一平は大山鶴蔵(中村鴈治郎)から次の公演の支援金を受け取ると、寛治の様子を聞かれます。
問題なく過ごしていると、報告を受けた鶴蔵はニッコリ。
しかし、後からやって来た警察にとある写真を差し出され、「この人を探しているのですが、どこにいるか知りませんか?」と聞かれて、鶴蔵は何とも言えない表情を見せます。
その頃、千代の家には突然の来訪者が。
現れたのは、かつて鶴亀撮影所で助監督をしていた小暮(若葉竜也)と、彼と結婚したという高城百合子(井川遥)でした。
東京へ行くための列車が雪で動かなくなってしまったため、動き出すまで泊めてほしいという2人。
千代と一平はこれを快諾。
寛治は1人、2階で大人たちの話に耳を傾けるのでした。
医者である父の跡を継ぐために撮影所を去った小暮でしたが、夢を諦めきれずにまた飛び出してきたところで百合子と再会。
彼女は小暮のことを全く覚えてはいませんでしたが、2人の恋はここで燃え上がり、結婚することになったのです。
2人で各地を回って芝居をする小暮と百合子の旅は、一見楽しそうに見えるのですが、千代たちは「自分たちの存在は大山鶴蔵には内密に」と言われるのでした。
KAMUI
朝ドラ『おちょやん』第16週77話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
にんじんカレー、試食させていただきました。はじめはマイルド、あとからほどよい辛さがじんわり…にんじんはとってもやわらか😋
おいしくて、千代ちゃんのことお母ちゃんって呼びたいです…本日HPに公開予定の広里さんインタビューでもご紹介しています!#朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/G6VJ7nHT3l
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) March 22, 2021
ここで小暮が百合子への片思いを実らせて千代のもとへとやってくるなんて、想像のつかない展開でした。
寛治におかあちゃんと呼ばせるだけで結構大きな出来事だと思ったのですが、どうやらそれだけでは済まない様子。
KAMUI
この後は、何が起きるのか?
そして、千代や一平はどうするのでしょうか?
不穏な空気しか感じませんね(汗)
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