朝ドラ『おちょやん』第16週76話あらすじ・ネタバレ感想!千代は30歳になり、家庭劇も絶好調の中、新たな人物が登場?

『おちょやん』

出典:『おちょやん』公式ページ

昭和12年12月。

テルヲ(トータス松本)が亡くなって5年の月日が経過し、千代(杉咲花)は30歳に。

日中戦争での勝利に日本中が大喜びをしている頃、家庭劇も戦争を題材にした芝居をすることで大盛況となります。

千秋楽を迎えたその時、千代たちが楽屋に戻ると、荷物を漁る青年が1人。

ドロボー!と千代が叫び、大騒ぎになるのですが、彼は本当に泥棒なのでしょうか?

千代の新たなる物語の幕開けです。

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朝ドラ『おちょやん』前回第15週75話のあらすじと振り返り

いくら謝られても、テルヲ(トータス松本)のことを許すことができない千代(杉咲花)。

ですが、どれだけ憎んでもテルヲが父であることも変わりません。

千代は「今までのように図太く生きて、芝居を見に来い。またおとうちゃんって言わせてみろ」とテルヲに伝えます。

話を聞いたテルヲも了承するのでした。

しかし、テルヲは獄中で息を引き取り、芝居を見に行くことは叶わずに生涯を終えます。

一平(成田凌)と2人だけで葬儀を済ませたのですが、その後にはシズ(篠原涼子)や宗助(名倉潤)、菊(いしのようこ)やみつえ(東野絢香)、千之助(星田英利)など、「千代のことを頼みます」とテルヲに言われた人たちが、続々と家にやってきては思い出話を語ってテルヲを笑顔で送り届けました。

芝居を辞めないと幸せにはなれないのかと悩み続けた千代でしたが、芝居も一平のことも好きだと気づくと、これからもこの生き方を貫くと決心。

一平は、もっと千代と2人の時間を大切にすると誓うのでした。

【ネタバレ】朝ドラ『おちょやん』第16週76話あらすじ・感想

30歳になった千代(杉咲花)の生活は?

テルヲ(トータス松本)が亡くなってから5年の月日が経ち、千代(杉咲花)は30歳になりました。

世の中は日中戦争での勝利に喜び、鶴亀家庭劇では戦争を題材にした『頑張れ!集配婆さん』という演目を上演したところお客さんが殺到。

おかげで岡安にもお客さんが戻ってくるようになり、シズ(篠原涼子)もニッコリです。

KAMUI

お金も返し、しっかりと道頓堀に恩返しをし続けているってわけですね。見事な有言実行!

一平(成田凌)との間に、まだ子供はいません。

しかし、今となっては劇団のみんなが子供のようで、千代は楽しくみんなの世話焼きをする日々を送るのでした。

千秋楽を迎え楽屋へ帰ると泥棒が!

戦争に行った息子の代わりに手紙の集配をするおばあさんの物語が『頑張れ!集配婆さん』です。

笑いあり、涙ありのこの舞台で、最後の万歳三唱のシーンが訪れると、観客も一緒に万歳三唱。

今日も大盛況だったと、役者たちは満足して楽屋へと戻っていきます。

すると、見知らぬ若者が楽屋に!

彼を見るなり千代は「ドロボー!」と叫んで大騒ぎになるのです。

しかし、彼は何かを盗もうとしていたのではなく、楽屋が汚かったから片付けようとしていたと言います。

彼の名前は松島寛治(前田旺志郎)。

新派の座長の息子だったのですが、父が死去したために劇団は解散。

行く当てがないとのことで、大山鶴蔵(中村鴈治郎)が家庭劇で面倒を見るようにと言ったのです。

KAMUI

またお笑い歴の長い役者が登場!「まえだまえだ」の弟、こんなに大きくなったんだ…と感慨深いです。

一平(成田凌)と千代(杉咲花)の家に住むことになった寛治(前田旺志郎)

家庭を持っていたり、恋人がいる座員たちが寛治を家に置くことを拒み、千之助(星田英利)と一緒にしておけば悪い遊びを覚えるかもしれないと思った千代は、彼を自分の家で預かることを決意。

気が散って台本が書けなくなると文句を言う一平でしたが、「座長さんの台本、どれもおもろいですね」と、言われて笑顔になります。

家事も積極的に手伝う寛治。

そんな彼が、転んでおひつの中の米をこぼしてしまうと、その日の3人のお茶碗の中はほんの一握りの米だけになりました。

落ち込む寛治の姿を見ていられなかった千代は、自分の茶碗の米を彼に分け、一平にも渡すように言います。

泣く泣く一平も米を渡すのですが、次の瞬間に寛治は満面の笑みを浮かべたのです。

騙されたと分かった千代は、米を返せと騒ぎますが、時すでに遅し。

寛治は米を全て食べてしまいました。

翌日、洗濯物を干しながら、千代は寛治に対して、昨夜の嘘泣きは見事だったと褒めます。

舞台には立たないのかと聞くと、寛治は「芝居は見るのに限る」と返します。

「うちも最初はそうだった」と言って、高城百合子(井川遥)のことを語り出す千代ですが、寛治は思い出に浸る千代の目を盗み、外へ遊びに行ってしまいました。

書斎では一平が台本を書き、自分は寛治と追いかけっこ。

子供ができたら毎日こんな風になるのだろうかと、千代は考えるのでした。

KAMUI

ちょっと大きな息子ができたようなものですからね。しかも、芝居上手な。

朝ドラ『おちょやん』第16週76話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

KAMUI

なんとも微笑ましい終わり方をしたなあ。

千代や家庭劇の面々が、この道頓堀でどう生きていくのかを見るのは楽しみだなあと思う気持ちもあるのですが、それよりも気になるのは、すでに戦争が始まっている時代だということ。

前作の朝ドラ『エール』では戦争の恐ろしさが色濃く描かれたので、また戦争について描いていくと思うとちょっと苦しいです。

KAMUI

最初は誰もが戦争で勝ったことを喜び、笑顔で万歳三唱をしますが、その内にそんなお気楽ムードになれなくなるんだよなぁと思うのです。

戦争を題材にした作品のおかげで家庭劇は繁盛していますが、これからはどんどん規制が入ってきて苦しくなるハズ。

そうなれば、劇団員たちもまた苦しむことになるでしょう。

ここからどうなっていくのか…その心配の方が大きいです。

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