『ノーサイド・ゲーム』第6話あらすじ・ネタバレ感想!リベンジに賭ける君嶋に本社復帰の誘いが…

ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第6話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『ノーサイド・ゲーム』公式ページ

宿敵サイクロンズに惜しくも負けてしまい2位という結果に終わったアストロズ。

本社からは厳しい目を向けられます。

なんとか今シーズンの予算をもぎとったものの「今年が最後だと」悟った君嶋(大泉洋)は、赤字改善のため日本蹴球協会に残る古い体制の改善に挑みます。

そんな中、君嶋に本社復帰のチャンスが訪れます。

果たして君嶋が出した結論とは…?

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『ノーサイド・ゲーム』第6話あらすじ


サイクロンズ戦には敗れたもののプラチナリーグを2位という好成績で終えたアストロズ。

選手たちが喜ぶ中、GMの君嶋(大泉洋)は渋い顔だ。

優勝という目標を達成できなかったうえに収支もほぼ改善していない。

ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第6話あらすじ①

来年度予算を承認してもらうため君嶋は役員会議に臨むが、全社的な予算圧縮を目論む滝川常務(上川隆也)から全否定されてしまう。

島本社長(西郷輝彦)のとりなしで辛くも予算は承認されたが、アストロズを取り巻く環境は厳しいままだった。

数日後、脇坂(石川禅)に呼び出された君嶋は経営戦略室に戻ってくるよう勧誘される。

ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第6話あらすじ②

脇坂は滝川常務と同期で、増大する滝川の勢いを削ぐために君嶋を手元に置きたいのだ。

GMとして自信を失っている君嶋はこの誘いに揺れる。

自らの身の振り方に迷う君嶋だが、GMとしてできることをやろうと決める。

ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第6話あらすじ③

やはりラグビー界全体が変わらない限り各チームの収支は改善しない。

君嶋は昨年同様GM会議の席上で改革案を提案する。

すると、その席に日本蹴球協会会長・富永(橋幸夫)が現れ…。
出典:『ノーサイド・ゲーム』公式ページ

【ネタバレ】『ノーサイド・ゲーム』第6話の感想

今年がラストチャンス

宿敵サイクロンズとの対戦で、惜しくも優勝を逃したアストロズ。

成績や人気は飛躍的に向上しましたが、アストロズを優勝に導いて本社に戻ろうとしていた君嶋(大泉洋)にとっては、2位も最下位も同じことでした。

今度こそ後がない君嶋は、滝川常務(上川隆也)率いる役員たちに厳しい目を向けられ,

ボロボロになりながらも、なんとか今シーズンの予算を取りつけます。

しかしそれは、島本社長(西郷輝彦)が自身の進退をかけてアストロズに予算を出すことを決めたというのが実際のところです。

「今年が本当にラストチャンスかもしれない」

アストロズは相変わらず崖っぷちに立たされたままです。

そんな時、君嶋の経営戦略室の元上司である脇坂室長(石川禅)が、カザマ商事の買収にかかりきりの今がチャンスだとして、本社に戻ってきて欲しいと持ち掛けてきました。

「お前がいるべき場所はここだろう」

脇坂さんは1ヶ月以内に返事が欲しいと言います。

君嶋は当然本社に戻るつもりですが、アストロズがなくならないように準備してからでないと戻れないと思っていました。

「立つ鳥跡を濁さずだ」

GMとしての最後の仕事

君嶋は、ラグビーの収益が上がらないのは日本蹴球協会の組織に問題があると考えていました。

次のGM会議で色々と提案してみるつもりでしたが、ラグビー界は超がつくほどの縦社会。

何事もトップが首を縦に振らないと進まないと柴門監督(大谷亮平)は言います。

特に、会長の富永氏(橋幸夫)に目をつけられたら何もできないとのこと。

「やってやるよ。GMとしての最後の仕事だ!」

君嶋は採算が取れるような仕組みを考え、協会に提案書を提出しました。

しかし、実務のトップである木戸専務理事(尾藤イサオ)は長年積み重ねていた伝統というものがあるし、そもそもラグビーはアマチュアスポーツであって金儲けのためのものではない、と聞く耳を持とうとしませんでした。

「これは、富永会長のご意向ですよ」

では、プラチナリーグとは一体何なのか?協会にとってラグビーとは何なのか?

その答えは出ないまま、予算は自社の財布から出ていくことになります。

このまま予算を削られれば、選手をリストラしなくてはいけません。

君嶋は滝川常務からも、2位になったからといって収益が上がらなければ意味がない。君がラグビー部のGMである意味がないと言われます。

「君にとってGMとはなんだ?」

GMとは何なのか、自分がここにいる意味とは?

自問自答を繰り返す中、息子の博人(市川右近)はアストロズのジュニアチームでBチームにさえ入れずベンチにいました。

休憩時間になると、博人は佐々(林家たま平)にパスの練習がしたいと申し出ます。

「試合に出たいから。負けたくないから!」

すっかりラグビーの虜になっている博人は、まだまだ諦めていませんでした。

さらば、アストロズ

このままでは選手を切らなければいけなくなる…そんな話を偶然耳にしたアストロズのリーダー格で年長者の本波(天野義久)は、自ら引退を申し出ます。

本波は少しでも無駄なお金をかけて欲しくない、その代わりにチームやファンのために使って欲しいと言います。

本波の決心を、涙ながらに受け止めるメンバーたち。

今後はコーチとしてアストロズを支えていくことになりました。

君嶋は本波に問います。

「君はどうしてここまでラグビーを続けられたんだ?」

「やっぱり、あのメンバーで勝ちたかった。優勝したかった。諦めが悪かっただけです」

その本波の返答と博人の姿を見て、君嶋は本社には戻らずGMを続けることを決意します。

これまでどんな仕事も成果を上げてきた君嶋にとって、昨シーズンのアストロズの敗北は初めての負け試合でした。

このまま本社に戻っても仕事を果たせなかったという悔いがどうしても残ってしまいます。

「負けたままでは終われないんです。もう一年戦わせてください」

君嶋はアストロズと共に戦い、勝った上で本社に戻りたいと脇坂さんに伝えます。

脇坂さんには一度断った以上は、もう自分から声をかけることはないと言われてしまいます。

君嶋は、妻の真希(松たか子)に自分の決意を恐る恐る話しますが、真希は意外にもあっさりと受け入れます。

「負けたままじゃ終われないんでしょう?しょうがないじゃない。でも、やるからには勝ちなさいよ!」

真希の肝っ玉母さんぶりは、安心感があります。

疑惑のタンカー事故

「買収時期はいつ頃になりそうなんだい?」

いつもの料亭でカザマ商事の風間社長(中村芝翫)は滝川さんに問います。

風間社長は、さっさと金を貰って引退するつもりのようです。

「お前さんにもたっぷり礼をはずまなくちゃいけないな」

にやりと笑う風間社長。やはり、この買収には何か裏がありそうです。

さて、日本蹴球協会の木戸理事は、君嶋の提案を全て却下しました。相変わらず「伝統があるから」の一点張りです。

「これは、富永会長のご意向ですよ」

木戸理事はすぐに伝家の宝刀を振りかざします。

しかし、ラグビー経験者でない君嶋にとって、富永会長の威光は届きません。

「金儲けじゃないなんて綺麗ごとです。あなたたちが変わるまで、私は何度でもぶつかります!」

君嶋は協会に喧嘩を売った形になりましたが、大丈夫でしょうか?波乱を呼びそうな気配がします。

同じころ、アストロズのキャプテン岸和田(高橋光臣)の元に同期社員から連絡がありました。

彼は、君嶋に話があると言います。

君嶋が話を聞いてみると、数年前に起きたタンカーの座礁事故の分析をしていたところ、そのタンカーのエンジンにカザマ商事のバンカーオイルが使われていた可能性があることがわかったと言います。

事故の原因はそのオイルにあるかもしれないのです。

しかし、そのことはまだ公にはなっていません。

カザマ商事の買収の話を聞いてこのままでいいのかと思い、元経営戦略室の君嶋に話を持ってきたのでした。

買収の裏には、環境汚染を起こした大事故が絡んでいるようです。

ファン感謝祭

昨シーズン負けてしまったアストロズですが、今シーズンが昨年と違うのは、ファンという一番の財産を手に入れたことです。

そのファンのために君嶋たちアストロズは『ファン感謝祭』を催すことにしました。

感謝祭は大盛況。このイベントの一番の目玉は選手たちによる紅白戦です。

スタメンチームと控えチームに分かれてのこの紅白戦。

周囲は当然スタメンチームの一方的な試合になると考えていました。

ところが、控えチームにとんでもない人材が潜んでおり、試合はデッドヒートの様相を呈していました。

「誰だ…コイツは!?」

アナリストを潜り込ませて映像を見ていたサイクロンズの津田監督(渡辺裕之)も思わず声を出します。

その光る人材とは、君嶋や柴門監督がずっと口説いていた、ニュージーランドでプレイしていた七尾(眞栄田郷敦)でした。

チームに加入して3ヶ月。やっと馴染んできたところへの紅白戦です。

「七尾君って何者!?」

観戦に来ていた同僚たちも、普段のんびりしている七尾の雄姿にビックリです。

次々と神業を繰り出す七尾にみんな目が釘づけになっていました。

七尾の活躍によって紅白戦は控えチームが勝利します。

もはや、誰がレギュラーになるかわからなくなってきました。

「このチームでもう一度勝つぞ!」

「何度負けようが構わん。最後に勝てば勝ちだ!」

君嶋は、新生アストロズのさらなる飛躍を確信します。

サイクロンズの津田監督は、こんな隠し玉を用意していたとは…と驚きつつも「手を打っておいて良かった」とほくそ笑みます。

その“手”とは、なんとアストロズのエース、浜畑(廣瀬俊朗)のヘッドハンティングでした!

『ノーサイド・ゲーム』第6話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回は衝撃のラストで終わりました。

新しいスターの登場に複雑な表情を見せていた浜畑ですが、アストロズを捨ててしまうのでしょうか?

サイクロンズは姑息な手を使ってきますね。

君嶋と協会との闘いも気になるところです。

次回も目が離せませんね!

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