ドラマ『にじいろカルテ』第7話あらすじ・ネタバレ感想!記憶を失ってしまう雪乃は、晴信との2度目の結婚式を開こうとするが

ドラマ『にじいろカルテ』第7話あらすじ・ネタバレ感想!記憶を失ってしまう雪乃は、晴信との2度目の結婚式を開こうとするが

出典:『にじいろカルテ』公式ページ

定期健診で雪乃(安達祐実)は自分の年齢を思い出せなくなる瞬間がありました。

いずれまた来ると覚悟していた時がやってきたと、真空(高畑充希)は冷静に晴信(眞島秀和)から預かっていたノートの記録を雪乃に説明します。

症状が出始めてから、何もかも忘れてしまうまで約10日。

そんな事実を不安そうに受け止める雪乃を、真空は一緒に往診に行こうと誘います。

そして佐和子(水野久美)の家に往診に行った際、雪乃は1枚の婚礼写真に目を留めます。

それは、虹ノ村の『虹ノ洞穴』という場所で行われる伝統的な婚礼儀式のものでした。

雪乃の様子を見て何かを感じ取った真空は、再び晴信との結婚式をやろうと提案します。

果たして、無事結婚式は挙げられるのでしょうか?

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ドラマ『にじいろカルテ』前回第6話のあらすじと振り返り

もうすぐ真空(高畑充希)の母の誕生日。

そろそろ自分の病のことや、今暮らしている虹ノ村のことを話さなくてはいけません。

しかし、なかなか連絡を取ることができない真空。

忙しい日々を送っていた真空は、ある日過労がたたって倒れてしまいます。

浅黄(井浦新)や太陽(北村匠海)に看病をされ、村人たちに優しくされた真空は、自分が何故母に連絡できないのか、胸の内を語り出します。

母に心配をかけたくない一心だった真空ですが、浅黄と太陽に今自分が思っていることを全部話し、自分が幸せだということを伝えればきっとわかってくれると言われました。

真空は母に手紙と共に村での写真を送り、今自分は幸せでいるということを伝えることができたのでした。

【ネタバレ】ドラマ『にじいろカルテ』第7話あらすじ・感想

雪乃のタイムリミット

定期健診で、自分の年齢を思い出せなくなってしまった雪乃(安達祐実)。

真空は慌てることなく、晴信(眞島秀和)から預かっていた記録ノートを開きます。

そこには、症状が出始めてから、何も思い出せなくなるまで約10日と書かれていました。

moyoko

10日。とても短いですね。

自分のタイムリミットを聞かされて動揺しながらも平静を装う雪乃を、真空は「一緒に往診に行きませんか」と誘います。

普段の診療と違って、具合が悪い人だけと話すわけではない往診が、真空は好きでした。

雪乃は、往診に同行することにしました。

一枚の婚礼写真

佐和子(水野久美)家に行った時、雪乃は一枚の古い写真に目を留めます。

それは、結婚式と思われる写真でした。

2人は不思議な場所で独特の衣装を着ています。

佐和子によれば、それは虹ノ村で古くから伝わる伝統の婚礼儀式で、『虹ノ洞穴』という場所で行われるのだそうです。

しかし近年では、隣町に結婚式場ができたので、みんなそこで結婚式を挙げるようになり、使っている人は誰もいないと言います。

雪乃と晴信もその結婚式場で式を挙げたということですが、雪乃はもうそのことを覚えていませんでした。

佐和子の家を出た直後、雪乃はもう佐和子のことが思い出せなくなっていました。

「ごめん…」

「謝らないで!」

moyoko

雪乃の症状はまた進んでいるようです。心配です。

雪乃の気持ち

診療所に戻った真空は、雪乃のために何かできないかと考えています。

佐和子の家に行った時に、雪乃はずっと婚礼写真を眺めていました。

moyoko

そこで真空は感じるものがあったのですが、男性陣は全く気がついていませんでした。男性というのは、そういうものです。

真空は、にじいろ商店に村のみんなを呼び出します。

そして宴もたけなわという時に、それとなく結婚式の話題を持ちだしました。

みんながそれぞれ自分の結婚式の思い出を語る中、自分は思い出せず申し訳なさそうな雪乃に真空が聞きます。

「雪乃さん、したいんじゃない?結婚式」

雪乃は明言しませんでしたが、否定もしませんでした。

「え、したいの…?」

晴信は少し面食らったような、困惑した表情を浮かべます。

「え、嫌なの?」

カチンと来た様子の雪乃に、晴信はあれこれ言い訳をしていましたが、少し考えた後、結局再度結婚式を挙げることを決意しました。

結婚式の準備

佐和子の写真を見て、雪乃が虹ノ洞穴での結婚式に興味を示していることを知った博(モト冬樹)は、感激して嬉し泣きします。

何故なら、今やもう誰も使わなくなった洞穴を、毎日管理していたのは博だったからです。

それから村中は結婚式の準備で一気に華やぐことになりました。

男性陣は日替わりで洞穴のご神体に祈りを捧げ、式の当日まで洞穴を守り続けます。

moyoko

トップバッターは次郎(半海一晃)です。なんとご神体の石を触った拍子に、池の中に落としてしまいましたが、側にあった石をそっと置きました。

女性陣は佐和子が保管していた婚礼衣装を雪乃に合わせ、楽しそうにおしゃべりをしています。

新郎の晴信は、村のしきたりで式の日まで山のお堂で過ごすことになっており、熊の檻に入れられてお堂まで運ばれました。

moyoko

新郎の儀式はなかなか大変そうです。

新婦の世話役

そして、真空は突然身体に藁を巻きつけるように言いつけられ、馬のたてがみのようなものを頭につけられます。

「なんで私が…」

未婚の女性が馬になりかわって新婦のお世話をするしきたりになっており、差し当って未婚の女性が真空しかいなかったのです。

博は、自分の代で洞穴での儀式は終わりかと思っていたので、喜びを隠しきれません。

霧ヶ谷(光石研)も、テンションが上がってこの結婚式を村主催にし、YouTubeで配信すれば、みんな面白がって来てくれるかもしれないと盛り上がっています。

その頃、白装束を纏った晴信は、山のお堂で1人寒さに震えていました。

moyoko

そして、洞穴のお守り役の日出夫(泉谷しげる)もまたご神体(仮)を落としてしまい、その辺の石を代わりにしました。

何度でも

雪乃は、真空の引くリヤカーに乗り、お堂にいる晴信の元へ向かいます。

「本当にいいのかな…」

すでに記憶障害が始まっている中、結婚式をやっても、すぐに忘れてしまうかもしれない、もしかしたら当日まで持たないかもしれない。

それが雪乃にとっては不安でした。

真空は医者が言うことじゃないかもしれないけど、と前置きしながらこう言います。

「記憶としてのプログラムがなくなっても、体が覚えているかもしれないし、何より…」

「忘れたら何度もすればいい」

それこそ、雪乃の病気だからこそできる幸せだと真空は言います。

「ありがとう」

moyoko

確かに、真空の言う通り、忘れてしまったら何度もすればいいですよね。これまでも、みんな何度も雪乃との関係を作り直してきました。

みんな元気になっています

結婚式まであと4日。

お堂に温かいものなどの差し入れに通う雪乃と晴信は、この状況がなんだか楽しくなってきました。

そして、診療所には開診以来初めて外科待ちの列が。

浅黄(井浦新)は朝から大忙しです。

「早くお迎えが来て欲しい」と言っていた山下のおばあちゃんまで、歩いて診療所までやってきました。

みんな、結婚式に参加するため、今のうちに診てもらおうとやってきたのです。

雪乃と晴信の結婚式は、村に活気を与えていました。

moyoko

今日は霧ヶ谷がご神体のお守担当です。もちろん、霧ヶ谷も石を落としてしまいます。ご神体は毎日姿が変わります。

幸せにしてくれてありがとう

結婚式まであと2日。

この日を超えると、あとは本番まで2人は会うことが出来ません。

moyoko

晴信はすっかりやつれています。本番大丈夫でしょうか??

雪乃は、改めて晴信に感謝を伝えます。

「君に愛されて、とても幸せだよ。幸せにしてくれてありがとう」

もちろん、晴信も同じ気持ちです。

「また好きになってくれる?」

「何度でも。好きがどんどん増えてるよ」

日が陰ってきました。

雪乃は暗くなるまでにお堂を離れなければいけません。

雪乃は名残惜しそうに檻を掴む晴信の手に、自分の手を重ねました。

moyoko

雪乃には徐々に迫るその時への不安があるのでしょう。あと2日。どうにか持ってほしいですね。

翌日。

食堂では村の男性陣が白塗りをして、謎の儀式を行っています。

女性陣と雪乃は公民館で小物の準備などをしていました。

その時、雪乃は突然周りとの乖離感に襲われます。

結婚式当日

「どうしよう真空先生…」

雪乃は急いで、真空に頼んで動画を撮影します。

そしていよいよ結婚式当日。

婚礼装束に着替えて現れた雪乃は、明らかに顔つきが変わっていました。

「何ですか、これ…」

何故自分がこんな格好をしているのかわからず、パニックになった雪乃は泣き出してしまいました。

雪乃を待ち受けていた真空と嵐(水野美紀)、氷月(西田尚美)はすぐに雪乃をケアします。

結局、結婚式は取りやめになってしまいました。

後日、山下のおばあちゃんが診療所にやってきました。

治療の甲斐あってすっかり腰が良くなっています。

「楽しかったわねぇ。婚礼の準備。またあるんでしょう?」

山下のおばあちゃんは、生きる楽しみができたとニコニコしています。

moyoko

もちろん誰も雪乃を責めません。それどころか、何度もあることを喜んでいます。

雪乃のメッセージ

また振りだしに戻った雪乃は、自分が婚礼の前日に撮影した動画を繰り返し再生します。

動画の中で雪乃は、怖くて仕方ないかもしれないけど、大丈夫。みんなあなたの味方だと語りかけています。

「あなたはとっても幸せ者です。だから心配しないで、安心して。大丈夫。そこがあなたの居場所だよ」

晴信は動画を見続ける雪乃をずっと眺めていました。

「幸せだな俺は。何度も何度も君と出会えて」

moyoko

晴信は本当に優しいですね。そして、雪乃を愛しているのですね。

“いい感じの”ことを言えた晴信は、雪乃に恋に落ちてもらえたかもしれないと期待しましたが、残念ながらそこまでではありませんでした。

「でも、好感は持ちました」

「やった!!」

その頃、博は洞穴のご神体の前で喜びを噛み締めながら酒を飲んでいます。

そして、何代目かのご神体を落としてしまうのでした。

ドラマ『にじいろカルテ』第7話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

結局、ご神体は実際何代目かわからないってことですね!

今回は、雪乃の認知症の症状が悪化している中、村の伝統的な結婚式をしようということになり、村を上げて準備をするものの、結局雪乃が発症してしまい中止になってしまうという切ない内容でした。

しかし、雪乃と晴信の間はもちろん、村全体に愛が溢れ、切ないながらも心温まる結末となっています。

雪乃が虹ノ村にいて、晴信と出会えて本当に良かったと思います。

次回は診療所の仲良し3人組の関係に変化が訪れます。

そして、村では身元不明の遺体が発見されて大騒ぎに。

一体どうなるのでしょうか?

次回も見逃せません!

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