ドラマ『にじいろカルテ』第6話あらすじ・ネタバレ感想!真空が病気のことを母に話せない理由を語る

ドラマ『にじいろカルテ』第6話あらすじ・ネタバレ感想!真空が病気のことを母に話せない理由とは

出典:『にじいろカルテ』公式ページ

もうすぐ真空(高畑充希)の母の誕生日。

そろそろ自分の病のことや、今暮らしている虹ノ村のことを話さなくてはいけません。

しかし、なかなか連絡を取ることができない真空。

そんな時、日向(中野翠咲)が1人で診療所に飛び込んできました。

診療所の3人が慌てて緑川家に駆け込むと、嵐(水野美紀)と日出夫(泉谷しげる)が熱を出して倒れていました。

そんな忙しい日々を送っていた真空は、ある日疲労がたたって倒れてしまいます。

浅黄(井浦新)や太陽(北村匠海)に看病をされ、村人たちに優しくされた真空は、自分が何故母に連絡できないのか、胸の内を語り出すのでした。

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ドラマ『にじいろカルテ』前回第5話のあらすじと振り返り

浅黄(井浦新)が大きな悲しみを抱えていることを、本人が話せる時までそっとしておくことにした真空(高畑充希)と太陽(北村匠海)。

しかし、浅黄に対してどう接すれば良いのか少し困っていました。

そして太陽は、浅黄や真空、虹ノ村の人々に「何か」あることを羨ましいと感じていました。

何故なら、自分は何もないつまらない人間だと思っていたからです。

太陽はある日、その感情を爆発させてしまいます。

そこで村人たちは、太陽を村のラジオのDJに抜擢しました。

渋々引き受けた太陽は、1曲目に高校の時に作った曲を流します。

それは、『俺以外みんな死ね』と叫ぶデスメタルなのでした。

【ネタバレ】ドラマ『にじいろカルテ』第6話あらすじ・感想

母への写真

朝、カレンダーを1人見つめる真空(高畑充希)。

もうすぐ母の誕生日です。

そろそろ自分の今の話を母にしなければと考えていますが、いざメールを送ろうとしては手が止まり、手紙を書こうとしてはペンが止まってしまいます。

moyoko

時間が経ってしまっているので、ますます言いづらいですよね。

真空はまず手始めに、母に送るための村の写真を撮り始めました。

母に楽しい毎日を送っていると知らせようと思ったのです。

浅黄(井浦新)や、太陽(北村匠海)の姿も撮ります。

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3人で撮った時の合図は『俺以外みんな死ね!』でした。太陽が作ったデスソングをイジっています。

雪乃のテスト

今日は、雪乃(安達祐実)の記憶のテストの日です。

今回のテストを無事クリアした雪乃は、ホッとした様子。

雪乃は真空が写真を撮っているのを知って、自分も撮りたいと思います。

でも、雪乃の場合は晴信(眞島秀和)がいつも写真を撮っています。

しかしそれは雪乃本人が見た景色ではないのと、雪乃のことが好きすぎて時々間違っていることがあると、雪乃は言います。

雪乃が真空に見せた晴信の写真は、全て雪乃がベストな笑顔で写っているものでした。

「私の笑顔が可愛いだけってダメじゃん」

moyoko

何かと思ったら、単なるノロケでした。

その頃、緑川家の孫娘、日向(中野翠咲)が転んで泥だらけになりながらも、スマホを握りしめて必死で走っていました。

途中、『じじーず』の次郎(半海一晃)と博(モト冬樹)を見つけますが、日向ズアイでは『役立たず』と判定されたので、そのまま走り去りました。

moyoko

じじーずの2人もそのことを感じ取り、複雑な気持ちになっています。

嵐の日出夫の一大事

雪乃が診察を終えて帰ろうとすると、泥だらけの日向が診療所に入ってきました。

「お母ちゃんとじいちゃんが…」

日向はそう言って、持っていたスマホで動画を再生し始めました。

動画には、嵐(水野美紀)と日出夫(泉谷しげる)の丁々発止のやりとりが映し出されています。

しかし、ある時突然「少し休ませて」と言って、2人ともこたつで横になってしまいます。

moyoko

どうやら2人は、同時に熱を出してしまったようです。それを、日向ちゃんが知らせてくれたのです!

診療所の3人は慌てて緑川家へ駆けつけました。

2人は仲良く風邪をひいていました。

日向は、霧ヶ谷夫妻が預かることに。

moyoko

子供を預かることで、嬉しそうにはしゃぐ氷月(西田尚美)を、霧ヶ谷(光石研)は複雑そうな表情で見つめます。

一緒にいてくれてありがとう

嵐と日出夫は仲良く布団を並べて寝込んでいます。

2人は日向の行動に感動していました。

「いい子に育ってるよ。ありがとう。お前のおかげだ」

日出夫は、弱っている今しか言えない言葉を嵐に送りました。

日出夫は本当の父親でもなく、ましてや逃げた男の父親なのに、一緒にいてくれることを日頃感謝しているのです。

「こんな時じゃないと言えないから」

「普段から言えよ!」

moyoko

嵐は照れ臭いのか、憎まれ口を叩いていますね。

そんなことがあって、今日も真空の担当する内科は忙しい日でした。

近頃、真空はあまり調子が良くありません。

やっと診療時間が終わったと思ったその時、真空はフラついて歩けなくなってしまいました。

医者になる夢

浅黄と太陽は、なんとか屋根裏部屋に真空を運び込み、ステロイドを点滴します。

真空のいない食卓は、いつもより暗く感じます。

「キツそうですね」

「しばらくはゆっくりだな」

真空は村に来て初めて、とうとう本格的にダウンしてしまいました。

点滴で眠る真空は、小さい頃医者を目指すきっかけになった時の夢を見ます。

ある日突然倒れた父。

その父の処置をしてくれたのは女医でした。

懸命の処置も虚しく父は亡くなってしまいましたが、その時の医師を見て真空は自分も医者になろうと決意したのです。

それと同時に東京で勤めていた病院で言われた、「うちに必要なのは患者じゃない」という言葉も思い出していました。

村人の歌

食欲もなく身体が思うように動かない真空は、太陽におかゆを食べさせてもらいます。

「恥ずかしい…」

「恥ずかしくない!」

そして1人になるとジッと手を見つめてしまいます。

「焦るな…焦るな私!」

真空は自分の手を握りしめます。

すると、家の外から何やら歌声が聞こえてきました。

下に降りて窓の外を覗くと、村人たちが真空を励ますために歌を歌っています。

太陽はその様子を、真空が持っているカメラで収めました。

真空は涙が止まりません。

あまりに感動しすぎて眠れなくなってしまった真空は、リビングに降りていきます。

浅黄と太陽は、真空のために屋根裏にある階段に手すりを取り付けようとしていました。

moyoko

虹ノ村の村人は、みんながみんな優しい人たちです。心温まります。

母に言えぬ理由

太陽は真空にココアを入れてあげました。

真空は2人に、母に自分の今のことを離せない理由をポツポツと話し始めます。

真空の母は、父が亡くなってからずっと1人で真空を育ててくれました。

それ故、母には子供をちゃんと見てあげられなかったうしろめたさや申し訳なさがあるようで、真空が病気になると母は必ず「お母さんのせいだね、ごめんね」と謝るのでした。

moyoko

ましてや、真空は一人っ子です。お母さんはさぞかし気がかりだったことでしょう。

「最大級じゃないですか。この病気」

この病気のことを母に伝えたら、絶対に「こんな身体に産んじゃってごめんね」と言うはずです。

真空はそんなこと母に言わせたくないのです。

考えなくてもいい

やっと優しい素敵な人と出会ってラーメン屋を開いたばかりの母が、自分の病気のことを知ったら、幸せを捨てて真空をなんとかしなければと思うことでしょう。

私ばっかり幸せになんてなれないと。

「そういう人なんで」

moyoko

同じことを考えるお母さんは、きっと多いでしょうね。

「考えなくていいと思います」

太陽が口を開きます。

怪我であろうが、病気であろうが、患者さん。

患者である真空は、良くなる、治す以外のことは考えすぎることはない。

「真空さんは十分頑張ってるんですから」

moyoko

真空と浅黄は、「お前もそういうようなことを言うようになったのか」という温かい目で太陽を見ています。太陽は居心地が悪そうです。

病気は面白い

「言葉は間違ってるけど…」

真空は言います。

「病気は面白い」

色んな人がいて、色んな病気があって、そりゃ病気になって悲しいこともあるけれど、そうそう悲しいことばかりでもないと、真空は思うのです。

「私は病気にならなければ、ここに来てなかった。皆さんとも会えなかった」

そう思うと、辛くて悲しいだけではないのです。

moyoko

確かに、真空にとって虹ノ村に来たことは、とても良いことでした。

浅黄は、その話を全部お母さんに話せば、きっとわかってくれると言います。

話し終えると、真空はお腹が空いてきました。

そして、3人で浅黄特製のミラノ風ドリアを食べます。

moyoko

このドリアがまたとてつもなく美味しそうでした!

数日後、真空は無事復帰しました。

(浅黄ではなく)真空に診てもらいたい村人たちは大喜び。

熱を出して寝込んでいた嵐と日出夫も、復活しました。

moyoko

日向を嵐のもとへ帰した霧ヶ谷夫妻は、少し寂しそうにしています。ちょっぴり切ないです。

母への手紙

真空は母に村の名物である冬瓜と、たくさんの写真、そして手紙を一緒に送りました。

「こんな話をしたらまたお母さんを心配させてしまうかもしれないけど、今、私は幸せだから聞いて欲しい」

真空の母はそうやって始まる真空の言葉を、真摯に受け止めました。

そして、真空が医者になると決めてから医師免許を取るまでのことを、思い浮かべていました。

moyoko

回想シーンで高畑さんが制服姿を披露しています。可愛いです!

「教えてくれてありがとう。今がとても幸せなのが写真でわかる。良かったね」

母からはこんなメールが返ってきました。

その日、雪乃は週に一度のテストを受けます。

順調に質問に答えて行く雪乃。

しかし、年齢を聞かれた時に引っかかってしまいます。

雪乃の症状が、また少しずつ現れはじめた瞬間でした。

ドラマ『にじいろカルテ』第6話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回も、とても心温まるお話でした。

父の死後、女手一つで自分を育ててくれた母を想うあまり、自分の病気のことをなかなか言い出せないでいた真空。

そんな時に調子を崩してしまいます。

村の人はそんな真空に、とても優しくしてくれました。

その優しさに触れたことで、自分は今とても幸せだと胸を張って母に報告することができたのでした。

『にじいろカルテ』を観ていると、人間はどうやっても1人では生きられないのだなと、実感させられます。

さて、今回のラストは雪乃がまた心配なことになる予感をさせるシーンで終わりました。

次回はまた雪乃と晴信のお話になります。

涙なくしては見られなそうです。

ハンカチを用意しておきましょう!

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