『虹色デイズ』あらすじ・キャスト・ネタバレ感想!人気マンガを映画化したキラキラ青春群像劇!

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出典:U-NEXT

男子目線で恋愛や友情を描いた映画『虹色デイズ』。

別冊マーガレットにて連載された水野美波の人気少女コミックを原作に、性格も趣味も違う男子高校生4人組の姿を描く青春群像劇です。

“4人全員が主人公”の本作でカルテット主演を務めるのは、若者を中心に人気を集めるダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於、『きょうのキラくん』の中川大志、『散歩する侵略者』の高杉真宙、『キセキ -あの日のソビト-』の横浜流星という若手実力派の面々。

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キャストを観ただけでもわくわくする作品となりました。

また、主題歌に降谷建志の「ワンダーラスト」、劇中歌にフジファブリック、阿部真央、SUPER BEAVERなどの楽曲が使用され、音楽ファンからも支持を集めています。

ポイント

今回はそんな映画『虹色デイズ』をネタバレありでレビューしていきたいと思います。

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『虹色デイズ』作品情報

『虹色デイズ』

(C)2018「虹色デイズ」製作委員会 (C)水野美波/集英社

 

作品名 虹色デイズ
公開日 2018年7月6日
上映時間 118分
監督 飯塚健
脚本 根津理香
飯塚健
原作 水野美波
出演者 佐野玲於
中川大志
高杉真宙
横浜流星
吉川愛
恒松祐里
堀田真由
坂東希
山田裕貴
滝藤賢一
音楽 海田庄吾

【ネタバレ】『虹色デイズ』あらすじ


高2、春~始まりの季節~

“なっちゃん”こと羽柴夏樹(佐野玲於)、“まっつん”こと松永智也(中川大志)、“つよぽん”こと直江剛(高杉真宙)、“恵ちゃん”こと片倉恵一(横浜流星)は、性格も趣味もバラバラだけどいつも一緒に過ごしている仲良し4人組です。

自転車通学のなっちゃんは、片想いしている同級生の小早川杏奈(吉川愛)に会うため、毎朝駅まで自転車を漕いでいき電車通学の彼女に偶然かのごとく話しかけていました。

そうして毎朝、杏奈と通学しているにもかかわらず、奥手ななっちゃんは未だに連絡先も交換できずにいます。

杏奈の親友である筒井まり(恒松祐里)の強烈なガードもあって、なかなか距離を縮められません。

そんななっちゃんの様子を見守るまっつん、つよぽん、恵ちゃん、クラスメイトの千葉ちゃん(坂東希)の4人は、ピュアななっちゃんをからかいつつも応援しており連絡先を交換するよう急かしていました。

『虹色デイズ』

出典:IMDB

なんとか口実を見つけて連絡先を聞くことができたなっちゃんは、杏奈と連絡を取るようになり浮かれますが、なっちゃんを毛嫌いしているまりは怒りを隠しきれず執拗に邪魔をしてきます。

そんなまりの姿を見ていたまっつんは、なにかとまりを気にかけるようになっていきました。

高2、夏~近付く距離~

夏休みを迎え、成績の悪いなっちゃん、まっつん、恵ちゃんは、担任の田渕先生(滝藤賢一)に厳しく叱られ、補習を受けることになります。

留年を匂わされた一同は、成績優秀なつよぽんと、つよぽんの彼女である他校生のゆきりん(堀田真由)に勉強を教えてもらおうと頼み込んでいました。

つよぽんカップルは勉強を教えてくれると言いますが、2人の貴重なデート時間を邪魔したとしてゆきりんがある条件を出します。

それは、連絡先を交換してからというもの、なっちゃんと少しずつ距離を縮めていた杏奈を勉強会に呼ぶことでした。

『虹色デイズ』

(C)2018「虹色デイズ」製作委員会 (C)水野美波/集英社

杏奈は誘いに応じて勉強会に来てくれましたが、杏奈の見慣れない私服姿にときめいて、なっちゃんはなかなか勉強に集中できません。

皆がなっちゃんをからかう様子を見て、杏奈は戸惑ってしまうのでした。

勉強会が終わり、片付けをしていたゆきりんは、つよぽんの部屋で早稲田大学の赤本を見つけます。

つよぽんが東京に行くことを視野に入れていると知ったゆきりんは、目に涙を浮かべながらも明るく応援します。

つよぽんはそんなゆきりんを抱きしめ、「まだ決めてない。」と話しました。

杏奈を駅まで送ったなっちゃんは、お祭りに杏奈とまりを誘います。

しかし、杏奈は「まりちゃん、男の子苦手だから」と申し訳なさそうに断るのでした。

お祭りの日、男子4人組とゆきりんは、杏奈とまりに遭遇します。

なんだかんだ皆で楽しむことになり、やがて2人きりになったなっちゃんと杏奈は恋愛の話を通してまた少し距離を縮めました。

その頃、なっちゃんに杏奈を取られて不機嫌なまりのことを、まっつんがフォローしていました。

「友達だけじゃ足りないの!」と怒るまりを、まっつんは今日も気にかけているのでした。

一方、なっちゃんと杏奈、まっつんとまり、つよぽんとゆきりんというカップリングを眺めていた恵ちゃんはどこか孤独を感じています。

気を利かせたゆきりんがつよぽんを恵ちゃんのもとに行かせると、恵ちゃんは「俺の恋はいつ始まるんだろうなあ」と寂しげに呟きました。

高2、秋~見えない将来~

秋になり、進路相談の時期がやって来ました。

『虹色デイズ』

(C)2018「虹色デイズ」製作委員会 (C)水野美波/集英社

成績の悪い3人は、田淵先生との面談でまた叱責されましたが、成績優秀なつよぽんは「早稲田で決まりでいいだろ」と諭されてしまいます。

しかし、悲しそうにしていたゆきりんを想うと簡単に決めることはできません。

「まぁ、悩め」

田淵先生のその言葉通り、つよぽんは進路について悩み続けていました。

進路相談後、制服のままプールに飛び込んだなっちゃん、まっつん、恵ちゃんの3人をよそに、プールサイドに座って思い悩むつよぽん。

そして、むしゃくしゃした気持ちを投げ出すように、大声を上げてプールに飛び込みました。

「キャラ違いすぎだろ」と突っ込まれると、「勝手にキャラ決めないでください」と言い返します。

3人はそんなつよぽんを巻き込み、はしゃぎ倒すのでした。

プールに浮かぶ4人は、こんな現実逃避も「17の特権」だと笑い、お互いの将来の健闘を祈ります。

一方、後日行われた球技大会で遠くからなっちゃんを応援していた杏奈は、なっちゃんが千葉ちゃんと仲良くしているのを見て、得体の知れないもやもやした気持ちを感じるのでした。

高2、冬~戸惑う心~

冬になり、杏奈はまりの誕生日が近いこと、サプライズをしたいことなどをなっちゃんに相談していました。

何とか協力したいなっちゃんは、杏奈と2人でまりへのプレゼントを買いに行ったり、順調に仲を深めていきます。

そんな2人の関係が気に入らないまりは、ストーカーのごとく2人の後をつけていました。

見かねたまっつんはまりを河原に連れて行き、あんまんを一緒に食べながら会話を交わします。

いつもまっつんのことを邪険にしていたまりですが、この日を境に少しずつ心を開くようになっていきました。

『虹色デイズ』

(C)2018「虹色デイズ」製作委員会 (C)水野美波/集英社

つよぽんの家でクリスマスパーティーをすることになり、まりもそこに誘われます。

何も知らずに部屋に入ってきたまりを待ち受けていたのは、バースデーケーキでした。

男子4人組とゆきりん、そして杏奈が、大晦日に誕生日を控えたまりのために用意したものでしたが、まりは泣きながら飛び出して行ってしまいました。

手分けして探すことになり、皆は街を駆け回ります。

杏奈はその途中でベンチに座り込むなっちゃんを見つけました。

なっちゃんは高熱にうなされていたので、杏奈はなっちゃんの身体を支えようとします。

すると、意識を失ったなっちゃんが杏奈に倒れ込み、その拍子にキスをしてしまいました。

時を同じくして、歩道橋でまりを見つけたまっつんは、逃げようとするまりにそっと近づきます。

なぜ飛び出して行ったのか、理由を教えてくれないうえにかんしゃくを起こすまりは、「あんたには関係ない!」とまっつんを突き放そうとします。

まっつんはそんなまりに強引にキスをするのでした。

高3、春~そして、また始まりの季節~

ある日、ふざけていたクラスメイトにぶつかり、倒れて気を失ってしまったまりを、まっつんが保健室に連れて行きます。

学校に迎えに来たまりの兄・まーくん(山田裕貴)に遭遇したまっつんは、まりの寂しい幼少時代の話を聞き今まで以上にまりへの気持ちを強くしました。

そして、まっつんとまりの関係を察した兄から素直になるように諭されたまりは、自身がまっつんに気を許していることに気づくのでした。

一方で、クリスマスパーティーの日にキスをしてから動揺し続けていた杏奈は、なっちゃんを避けるようになっていました。

高熱によって当時の記憶が曖昧になっていたなっちゃんはキスしたことを覚えておらず、そのことがさらに杏奈の心を乱してしまいます。

なっちゃんはいつものように仲間たちに相談しますが、まっつん、つよぽん、恵ちゃんの3人は普段より厳しい言葉をかけました。

そんな中、恵ちゃんが「杏奈のことを好きになった」という衝撃発言をし、まっつんは怒りを隠せません。

取っ組み合いになったまっつんと恵ちゃんの仲裁をしたなっちゃんは、気を落として静かに去っていきました。

男子4人組の関係が破綻しかける中、高校生活最後の文化祭の日がやって来ます。

まず、自分の気持ちに素直になろうと一歩踏み出したのはまりでした。

まりは今まで友達以上の気持ちで杏奈に好意を寄せていたことを明かしたうえで、「これからも友達として仲良くしてほしい」と杏奈に伝えます。

杏奈はもちろん、まりの気持ちを受け止めました。

その後、まりはコスプレ好きのゆきりんに頼まれて制服の交換をすることに。

そこでゆきりんの大人な恋愛観を聞いたまりは、まっつんの気持ちと向き合うことを心に決め2人で文化祭を楽しむのでした。

一方その頃、なっちゃんは杏奈を誘うことができないまま文化祭当日を迎えていました。

杏奈も1人で行動していましたが、恵ちゃんに誘われて貸切プラネタリウムへ向かうことになります。

つよぽんは煮え切らないなっちゃんの姿を心配そうに見つめていましたが、何もできずにいました。

見かねたゆきりんの気を利かせた行動により、「このままでいいの?」とようやく声をかけることができたつよぽん。

なっちゃんはその言葉に応えるように、杏奈のもとへ走り出しました。

貸切プラネタリウムに辿り着いたなっちゃんは、杏奈に素直な気持ちを伝え、告白します。

杏奈もやっと気づいた自分の気持ちに素直になり、なっちゃんの想いを受け止め2人はキスをするのでした。

プラネタリウムの外では、恵ちゃんがなっちゃんに行動を起こさせるため、杏奈を好きになったふりをしていたことや行動していたことが明かされます。

手を繋いで出てきたなっちゃんと杏奈を仲間たちが祝福していると、まるで雨上がりの空も祝福しているかのように綺麗な虹が出ていました。

『虹色デイズ』

(C)2018「虹色デイズ」製作委員会 (C)水野美波/集英社

虹をバックに写真を撮る彼らの青春は、キラキラと輝いていました。

『虹色デイズ』キャスト

佐野玲於 / 羽柴夏樹(なっちゃん)

ピュアで元気な愛されキャラのなっちゃんを演じたのは、佐野玲於

ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーとして活動しながら、ドラマ『GTO』や『HiGH&LOW THE MOVIE』、『PRINCE OF LEGEND』に出演し、俳優としても活躍中です。

爽やかな笑顔と抜群の運動神経で、さらなる活躍が期待されています。

中川大志 / 松永智也(まっつん)

モテ男でチャラチャラしていますが、誰よりも友達思いで男気があるまっつんを演じたのは、中川大志

子役としてデビューし、ドラマ『家政婦のミタ』にて一家の長男を演じたことで注目を集めました。

その後、映画『きょうのキラ君』や『坂道のアポロン』『覚悟はいいかそこの女子。』などに出演し、大きな存在感を発揮しています。

ドラマや映画だけでなく劇場アニメや吹き替えなど声の演技にも挑戦しており、今後も幅広い活躍が期待される実力派です。

高杉真宙 / 直江剛(つよぽん)

オタクでマイペース、心優しく成績優秀なつよぽんを演じたのは、高杉真宙

特撮ドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』にて呉島光実/仮面ライダー龍玄役を務めたことで知名度と人気を獲得。

その後も、ドラマ『表参道高校合唱部!』や『賭ケグルイ』、映画『散歩する侵略者』などに出演し、端正な顔立ちと様々な役柄をこなす安定した演技力で活躍を見せています。

次々に話題作へ出演しており、ファンが急増中の若手注目株です。

横浜流星/片倉恵一(恵ちゃん)

いつもニコニコしているモテ男ですが、ドS気質の恵ちゃんを演じたのは横浜流星

ティーン向けファッション誌『nicola』のメンズモデルを務め、メンズモデルとして初の誌上連載を持つほどの人気を獲得し、同年には『仮面ライダーフォーゼ』にて初のドラマ出演を果たしました。

『烈車戦隊トッキュウジャー』にてトッキュウ4号/ヒカリ役を務めたことで知名度を上げ、映画『キセキ -あの日のソビト-』やドラマ『あなたの番です』に出演し、一躍時の人となりました。

甘いマスクとアクションもこなす器用さを持ち合わせ、期待作の途切れない注目の演技派俳優です。

吉川愛 / 小早川杏奈

ちょっと天然で大人しく、奥ゆかしい杏奈を演じたのは、吉川愛

子役としてデビューし、ドラマ『メイちゃんの執事』にて麻々原みるく役を務めたことで注目を集めます。

学業に専念するために一時引退していましたが、2017年に芸能界に復帰し、再デビューを果たしました。

子役時代から変わらない高い演技力で、今後の活躍が期待されています。

恒松祐里 / 筒井まり

大の男嫌いで毒舌ですが、本当は寂しがり屋なまりを演じたのは、恒松祐里

子役としてデビューし、近年はドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』や『覚悟はいいかそこの女子。』、映画『散歩する侵略者』などに出演し、独特な存在感やアクションセンスで話題を呼んでいます。

様々な現場に引っ張りだこで、出演作が絶えない若手演技派女優です。

堀田真由 / 浅井幸子(ゆきりん)

コスプレ好きで笑顔を絶やさない、気の利く美少女・ゆきりんを演じたのは、堀田真由

アミューズで5年ぶりに行われた新人発掘イベントに自ら応募し、3万2214人の中からWOWOWドラマ賞を受賞した実力派です。

連続テレビ小説『わろてんか』やドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』に出演し、知名度を上げています。

『non-no』の専属モデルを務めるなど、幅広い活躍が期待される若手女優です。

【ネタバレ】『虹色デイズ』感想

「17の特権」

高校2年生の春から高校3年生の春までの1年間をギュッと凝縮し、男女7人の視点で描いた青春群像劇『虹色デイズ』。

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とにかく爽やかでキラキラしていて、もはや心臓がかゆくなってしまうような胸キュン演出に惹きこまれました。

台詞にも「17の特権」とあるように、17歳という特別で難しい年齢を迎えた彼らがそれぞれの青春を通して様々なことを考え悩みもがきながら大人に近づいていく過程が描かれています。

『虹色デイズ』

(C)2018「虹色デイズ」製作委員会 (C)水野美波/集英社

少女漫画が原作ということで鑑賞をためらってしまう人や苦手意識を感じる人も少なくないと思いますが、登場人物たちがバラバラの性格や趣味を持った個性豊かな面々のため誰しもが誰かに感情移入したり、思わず共感してしまったりと物語へ入り込みやすい作品になっていました。

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青春時代を過ごした人たちなら自らの過去が呼び起こされ、心動かされる瞬間があるのではないでしょうか。

また、『虹色デイズ』は恋愛中心のストーリーになっていますが、恋愛に悩む背景に進路、暗い過去、自分への自信の無さ、人間関係など、様々な要素を見せることでリアリティが増しています。

そんな中で、最もリアルだけどあまりラブストーリーでは描かれないと感じたのが、“なかなか本気の恋愛ができない”という悩みです。

高校生になると自然と恋愛が盛んになっていきますが、そんな周囲の様子を見ながら自分は恋愛もせず一人という状況になると寂しさを感じることもあると思います。

作中では横浜流星演じる恵ちゃんがそうなのですが、友人たちが本気の相手を見つけ、全力で恋する姿を一番近くで応援しながら、自身は本気の恋を見つけられないことに孤独感を抱いている様子がわかります。

『虹色デイズ』

(C)2018「虹色デイズ」製作委員会 (C)水野美波/集英社

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大人になればなるほど変わっていくとは思いますが、「10代の頃ってこういう悩みが大きく感じたなあ」としみじみ考えてしまいました。

どうしても男女が結ばれるかどうかという話がメインになってしまうラブストーリーに、恵ちゃんのような存在は必要だなと思います。

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モテ男にもかかわらず、純粋な気持ちで恋愛に憧れる恵ちゃんの姿をもっと観たかったです。

原作はあくまで原作

前述の通り、少女漫画が原作の『虹色デイズ』ですが、原作はあくまでも原作。

実写化というよりは、漫画『虹色デイズ』を基にしたオリジナル映像作品のようなイメージです。

原作ファンの方は物足りなさを感じる方もいるでしょうし、映画を観てから原作を読む方は少し驚くかもしれません。

『虹色デイズ』

(C)2018「虹色デイズ」製作委員会 (C)水野美波/集英社

そんな中で、完全なオリジナル要素として良かったと思ったのは滝藤賢一演じる田淵先生の存在です。

強面で厳しいけど、心根は優しい担任教師で、「実はこんな先生って本当にいるよな(ビジュアルはさておき)」と思わずにはいられませんでした。

また、田淵先生の台詞にあった「片倉先生」は原作に登場する人物で、主人公たちの高校の教師であり恵ちゃんの実の兄でもあります。

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片倉先生の名前を聞いて主人公たちが怖がっていたのは、原作にあるドSの片倉先生が彼らの脳内にちゃんと存在していたからなんですね。

ちなみに、映画ではあまり描かれていませんでしたが、原作では恵ちゃんもドSキャラです。

わかりやすくムチを振っていたりもするのですが、実写ではなかなかむずかしいと思われるので、代わりに「愛のムチ!」という台詞がありましたね。

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このように原作を知っているからこそわかる小ネタもあり、オリジナル要素もありで、原作ファンも映画ファンも楽しめる作品になっていました。

使用楽曲の素晴らしさ

虹色デイズ』が音楽ファンにも刺さる作品だというのは、ミクスチャーロックバンド・Dragon Ashの降谷建志が歌う『ワンダーラスト』が主題歌に起用されている段階でプンプン匂っていました。

そのことを明確にしたのが、冒頭のプールに飛び込むシーンで流れるフジファブリックの『虹』。


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ただでさえ印象的なシーンがさらに爽やかに、疾走感溢れるものになったのはこの楽曲あってのことだと思います。

フジファブリックの楽曲は他にも『バウムクーヘン』が使用されていますが、「何をいったいどうしてなんだろう すべてなんだか噛み合わない」という歌詞から始まるこの曲は、悩みを抱えた主人公たちを映すシーンにぴったりでした。

もう一曲、ぴったりだったのが阿部真央の『17歳の唄』。

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「17の特権」を謳っている本作とマッチする、17歳だからこその悩みを歌ったこの曲は、寂しげで哀愁を漂わせながらも、前に進もうとする主人公たちの姿に合っていました。

さらに、こだわりを感じずにいられなかったのは、文化祭の演劇のBGMに使われていたのがレキシの『きらきら武士 feat.Deyonna』だったこと。


ただバックに流れているだけなのに、文化祭がリアルタイムで行われているにぎやかな雰囲気を感じ取ることができました。

他にも、Leolaの『群青』やSUPER BEAVERの『your song』が使用されていますが、青春を描いた本作を綺麗に彩る楽曲たちだったと思います。

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音楽のセンスが抜群なので、耳でも楽しめますね。

杏奈が読んでいた小説が印象的

吉川愛演じる杏奈は、通学中の電車で小説を読んでいます。

『虹色デイズ』

(C)2018「虹色デイズ」製作委員会 (C)水野美波/集英社

その小説の表紙が時折大写しになるのですが、これがなかなか濃いラインナップです。

冒頭で読んでいるのは、乙一の『夏と花火と私の死体』。

主人公が少女の死体という、独特な目線で描かれるホラー小説です。

中盤辺りで読んでいるのは、中島らもの『頭の中がカユいんだ』。

中島らもの処女作であり破天荒な男の物語ですが、中島本人がノンフィクションだと語っている作品です。

どちらも癖の強い作品で、杏奈の奥ゆかしい雰囲気からはイメージしづらいものになっています。

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あえてこういった作品を紹介することで、「杏奈がただの大人しい少女ではなく、一癖も二癖もある芯の強い女の子なんだ。」ということを表しているのかと考えていますが…本意はわかりません。

杏奈がどんなものを読んでいるのか気になる!という方は、ぜひ読んでみてください!

『虹色デイズ』あらすじ・キャスト・ネタバレ感想まとめ

『虹色デイズ』

(C)2018「虹色デイズ」製作委員会 (C)水野美波/集英社

いかがだったでしょうか。

要点まとめ
  • 17歳の特権を行使した男子たちが眩しい!
  • 劇中歌の選曲が完璧!
  • 原作とは別物と思ったほうがいい青春映画!

男子目線のラブストーリーが楽しめる青春群像劇『虹色デイズ』。

新進気鋭のキャストが揃い、数々の名曲に触れられる作品です。

爽やかでキラキラで眩しい青春を、ぜひ感じてみてください!

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