北海道で育った奥原なつ(広瀬すず)が、東京へ出てアニメーターへの道を突き進む物語『なつぞら』の第8週47話。
冷静になったなつと咲太郎(岡田将生)は一応和解。
咲太郎はなつのことを聞くため、川村屋まで付いて行きました。
そして、なつの北海道での暮らしを話してくれた小畑雪之助(安田顕)に空いた口が塞がりません。
さらに、雪之助が雪月に帰ったことで、泰樹(草刈正雄)や富士子(松嶋菜々子)も久しぶりに登場します。
目次
『なつぞら』第8週47話あらすじ
咲太郎(岡田将生)の勘違いによって、亜矢美(山口智子)が営むおでん屋・風車に連れてこられたなつ(広瀬すず)。
そこで咲太郎の誤解を解くことができ、川村屋へと戻ることができた。
そこでなつは、東京に来ることになった本当の理由を咲太郎に告げる。
その後咲太郎は、なつたちの付き添いで東京に来ていた雪之助(安田顕)から、なつが漫画映画を作るために東洋動画に入りたいと思っていることを知らされる…。
出典:NHK
【ネタバレ】『なつぞら』第8週47話の感想
誤解はなんとか解けましたが…
なつがどんな暮らしをしてきたのか聞きたく、咲太郎は三橋佐知子(水谷果穂)の元へ行こうとします。
しかし、佐知子が咲太郎に惚れ込んでいることを知っているなつは、そっちには行かないで!と言い、向かいの部屋に住む雪次郎(山田裕貴)の部屋の扉を叩きました。
確かに、今東京にいる人たちの中で、なつのことを一番知っているのは雪次郎たちです。
雪次郎の部屋に通された咲太郎は、雪之助(安田顕)からバター煎餅を振る舞われるが、北海道というフレーズが出てきただけでまた怒り顔になりました。
「なつは牧場でこき使われて、辛い思いをして追い出され、東京へ逃げて来たんだろ!」
そうです、すべてはこの誤解が原因です。
これに対して雪之助が反論。
「誰がそんなこと言ったんだ!罰が当たるぞ!なっちゃんは牧場で幸せに暮らしてたぞ」
それを聞いて、咲太郎の怒りは収まりましたが、なつと雪次郎は思ったことでしょう。
罰が当たるとすればあなたです。
泥酔してあることないこと、というかほぼないこと言いまくったんですからね。
それに亜矢美(山口智子)が色づけした感はありますが、どう考えても根源は雪之助です。
見ている誰もが思ったことでしょう。
お酒はほどほどにしましょうね。
なつ(広瀬すず)の夢、咲太郎(岡田将生)の夢
北海道で幸せに暮らしていたことを知った咲太郎。
ついでに、川村屋で働いているのは、自分の借金を返済するためではないということも知りました。
すべては、6月にある東洋映画の採用試験を受けるためです。
早合点の咲太郎は、なつが女優になりたいと思い、それなら兄ちゃんも手伝ってやる!と言い出します。
その手前まで、雪次郎と演劇の話で盛り上がりましたから無理もありませんが、兄ちゃんはちょっと落ち着きましょう。
改めて、漫画映画を作りたいということを言えば「子供が見るモノだろ」とちょっとバカにした気味。
…文句あるのか!と言いたくなりました。
一方咲太郎の夢は、ムーランルージュを復活させ、亜矢美を舞台上に戻したいというものです。
互いに自分の進むべき道を進まなくてはいけない状態です。ならばなおのこと、咲太郎はなつの面倒を俺がみる!なんて言えませんよ。
しかし、底知れぬお人好しなのでしょう。
そのせいでどれだけの女が惚れていってしまったことか…ナレーションの父も念を押すように「女性には優しさと愛情の境界線がありません。女性には」と言われる始末です。
泰樹(草刈正雄)が笑うとこっちも笑顔になる
北海道に無事に戻ってきた雪之助。
さっそく雪月での営業を再開すると、富士子(松嶋菜々子)と泰樹(草刈正雄)がやってきました。
なつも夕見子(福地桃子)もいなくなり、寂しい気持ちでいっぱいなのでしょう。
雪之助が銀座で覚えたクリームソーダ―を振る舞われると、泰樹は嬉しそうに食べます。
怖い顔をしがちな泰樹ですが、なつと甘いものの前ではデレデレすぎです。
なつと雪次郎の話で盛り上がる母親たちをよそに、夢中になって食べ続け、最後に言ったのは「もう一杯くれ」でした。
泰樹、キャラがずいぶん変わりましたね。いいことです。
『なつぞら』第8週47話まとめ
なつは北海道の家族が恋しいようですね。
北海道大学に合格した夕見子が取材されたときに撮影された柴田家集合写真(総天然色版)をどうぞ。#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #草刈正雄 #松嶋菜々子 #藤木直人 #清原翔 #福地桃子 #平尾菜々花 #小林隆 #音尾琢真 pic.twitter.com/5Ogk4lLoSz— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年5月23日
咲太郎は、付き人として東洋映画の撮影現場に行くと、大杉満(角野卓造)と偶然すれ違いました。
最初は誰だかわかりませんでしたが、彼が東洋映画の社長だと知ると、すぐに飛んでいき「お願いがあります!」と言い出します。
咲太郎、一体何を言うんだ!緊張が走ります。
そしてなつは、テレビ局に入社した佐々岡信哉(工藤阿須賀)と再会すると、その足で「風車」へと向かいました。
一緒に住むことを拒んだなつに対し、亜矢美はあまり良い顔はしません。
しかもカウンターには、藤田正士(辻萬長)もいるではないですか?
なつもいったい何を言うんだ!?
兄妹そろって似たような行動を起こしたその先に待っている未来とは…続きは明日。
第8週ももう次でラストなんですね。なんだかとっても早かったです。
第9週に行く前にどんな展開が待っているのか、もちろん楽しみで仕方がありません。
強いて言うならば、また咲太郎が行方不明なり逮捕されないことを願います。
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