『なつぞら』第7週42話あらすじ・ネタバレ感想!ついに卒業式、なつは東京へ。天陽はどう送り出す?

ドラマ『なつぞら』第7週(第42話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『なつぞら』公式Twitter

酪農に寄り添いながら絵を描き続けた奥原なつ(広瀬すず)が、東京へ出てアニメーターへの道を突き進む物語『なつぞら』の第7週42話。

農業学校卒業とともに、あらゆる決意や告白が飛び交う回となりました。

果たして天陽(吉沢亮)は自分の想いを伝えることができるのでしょうか。

そして、なつに嫁になってくれと叫んだあの男がまたやらかします。

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『なつぞら』第7週42話あらすじ

自分の夢を追うために東京に行きたいと家族に打ち明けたなつ(広瀬すず)。

泰樹(草刈正雄)から認められ喜ぶなつは、真っ先に天陽(吉沢亮)のもとへとかけつけ報告する。

天陽の父・正治(戸次重幸)は、なつが陽平(犬飼貴丈)と同じアニメーションの世界を目指していることを知り、なつとつながっていられることに安堵する。

ただタミ(小林綾子)は、天陽のなつへの気持ちを推し量ってしまい…。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第7週42話の感想

阿川家にいたら照男(清原翔)が来た

なつ(広瀬すず)が阿川弥市郎(中原丈雄)に天陽(吉沢亮)を紹介するため、森の中にある家へとやってきました。

舞台を見た弥市郎たちは、天陽が描いた馬の絵を目にしているので、話は弾むように進んでいました。

しばらくすると、照男(清原翔)が「牛乳を持ってきました」と現れたのです。

もちろんですが、頼まれていません。

砂良(北乃きい)が「頼んでません」と返します。

もし、なつがいなければ、いろいろな理由をつけて渡すでしょう。

しかし、砂良にアプローチをしている最中をガッツリなつに見られてしまった照男は、開いた口が塞がりません。

なつも開いた口が塞がっていません。

兄が恋をしているところを目の当たりにするなんて…面白すぎます。

牧場に戻ると、なつは改めて照男の気持ちを聞きますが、まだごまかそうとします。

「なら、砂良さんに照男兄ちゃんのことどう思っているか聞いてくる」

そういって飛び出していこうとしましたが、当然止められました。

「お前は勢いで飛び出しすぎだ。目標達成にはじっくり時間をかけたほうが良い、気をつけれ」

と照男が釘をさすと、妹なつも照男に釘を刺しました。

「照男兄ちゃんは時間をかけすぎだから、気をつけれ」

そんな言い合いをする照男となつは、やっぱり兄と妹ですね。

卒業

高校を卒業するまでの間、なつは酪農に精を出しました。

後悔のないように、精一杯に牛の世話をするなつの姿は、とっても清々しいです。

夕見子(福地桃子)は北海道大学を受験するため札幌へ向かうなど、それぞれの進路が前に進もうとします。

十勝農業高校演劇部では、生徒一同で農業クラブの歌を熱唱します。

これいつから勝農の歌になった!

顧問・倉田隆一(柄本祐)も驚きの結末でした。

「魂の舞台の幕はこれから上がる。魂を育てろ」

倉田から良い言葉が出ました。

感動の卒業式と思いきやです。

どうしてこう感極まっている時に笑いを起こしてくれるんですかね、門倉努(板橋駿谷)!

舞台が終わり、みんなの前でなつに告白し、玉砕した男の一大告白です。

「居村良子(富田望生)!俺の嫁になってくれー!」

……ごめんなさい。

またも玉砕です。断られると思っていなかった門倉、守備範囲が広すぎます。

というか、惚れっぽいなぁと思えるほどに全力。

しかも、諦めんとか言い出しました。

そして。なつが良子を抱きしめ「りょっちゃんは私のだから!」と、この子はあげません宣言!

女の友情に阻まれ、泣くしかない門倉。

その門倉に無言で肩をポンポンした倉田。ああ御労しや。

門倉くん主人公で一本舞台作りませんか?絶対面白いですよ。

ちなみに、卒業式はまだ雪が積もる中で行われるとあったのですが、これは札幌でも十勝でも結構当たり前だったりします。

むしろ、4月になって雪がないなんてことがありません。

桜の花が咲く中の入学式とか、実感がないです。

いかにして雪水に足元を濡らさないで卒業式を終えることができるか、という戦いで忙しいです。

広いキャンバスの中でつながるなつ(広瀬すず)と天陽(吉沢亮)

高校を卒業したなつが、北海道を出る日まであとわずかとなりました。

天陽の家ではついにメスの子牛が生まれ、なつは大喜びです。

母牛は農協から借りたものですからね。

牝牛が生まれれば、それを返して万事解決なんです。

これには山田家も大喜び。未来は明るいです。

なつと天陽は離れ離れになってしまいますが、よく考えれば山田陽平(犬飼貴丈)経由でつながることができます。

でも、今までのように一緒に笑ったり、絵を描くことができるわけではありません。

だから天陽には言ってほしかったんですがね!

雪道を帰るなつを追いかけてやってきた天陽。

雪原に寝転がり、天陽はなつに言いました。

「俺は待たないよ」

それはどういう意味だ!?

天陽は、なつが北海道に帰ってくることを待たないということでした。

絵を描くふたりは、キャンバスという広い世界に身を置くことでつながることができます。

天陽はなつに手を差し伸べ、

「頑張ってこい、なっちゃん」

なつと天陽は固い握手をしました。

これが二人にとっての愛の形ならば、もう言葉はいいです!こういう愛情も悪くないです!

側にいなくても、前が見えなくなったらキャンバスに向きあい、相手を思い出せばいいんです。

そんな2人の未来に祝福です。

『なつぞら』第7週42話まとめ

なつの人生が大きく動き出した第7週でした。

学校を卒業し、独り立ちする瞬間は、親は心配で仕方がありません。

親の願いと子の願いが時に食い違うこともありますが、最終的には子供が幸せに生き抜いてくれることが大事です。

そして、自分に嘘をつかず、信じた未来を突き進む、先が見えなくてもやってやるんだという心の素晴らしさを痛く感じました。

第8週からはいよいよ東京入りです。兄の咲太郎(岡田将生)も登場します。

何が起こるか、波乱が待っているのは確かですが、なつにはその中でも強くたくましく自分の信じた道を突き進んでいってほしいものです。

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