『なつぞら』第25週145話あらすじ・ネタバレ感想!千遥と再会したなつ!咲太郎も一緒に再び計画を立てる

ドラマ『なつぞら』第25週(第145話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:Real Sound

どこかで千遥(清原果耶)が見ていてくれると信じ、漫画映画を作り続けていたなつ(広瀬すず)。

そのなつの前に、ついに千遥が現れるという奇跡が起きました。

『なつぞら』第25週145話では、千遥がなつと再会を果たしたという奇跡を生み出した喜びを胸に、もっと作品を良くしようと決意します。

そして、自分が小料理屋をしていることを教えてくれた千遥に会うため、なつは咲太郎(岡田将生)と共に、妹の元へ行く相談を始めるのですが、なつは違和感を覚えるのです。

姉の勘は当たっており、千遥の家族にとある問題が起こっていました。

辛そうな千遥の心の支えが、娘の千夏(栗野咲莉)であることもよくわかる回です。

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『なつぞら』第25週145話あらすじ

マコプロダクションで日曜日も忙しく働くなつ(広瀬すず)たち。

そこに千遥(清原果耶)とその娘、千夏(粟野咲莉)が現れた。

「大草原の少女ソラ」のファンだという千夏に、麻子(貫地谷しほり)がソラのセル画をあげるも、足早に去ろうとする千遥。

なつのことは千夏には何も話していないのだと言う。

今どうしてるのかと聞くなつに、千遥は神楽坂の料理屋で働いているので、お客として一度来てほしいと言い残して去り…。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第25週145話の感想

昔の友達を装う姉妹

千夏(栗野咲莉)を見て、千夏という名前を聞いて、もしかしてと思って追いかけたなつ(広瀬すず)。

すると、そこには千遥(清原果耶)がいました。

しかし、今でも千遥はなつと姉妹であることを隠しているので、千夏にはなつが昔の友達というふうに説明。

波風を立たせないため、なつも自分と千遥の関係は口に出しません。

でも、嬉しくて涙がこぼれていきます。仕方がないですよね。こっちもウルウル来ました。

何も言わずに去ろうとする千遥でしたが、なつとしてはそうは行きません。

「いま、どこにいるの?」

すると千遥は、神楽坂で「杉の子」という料亭をやっていることを教えてくれました。

「行っても良い?」

「お客様としてなら」

「兄も良いでしょうか?」

「連れてきたいのであれば」

それはつまり、会いに来ても良いということです。

十勝ではすれ違いで会うことができなかった2人ですが、ついに、ようやく!という感じで、ちょっと嬉しくなりました。

アニメを生み出すことで奇跡を生み出す

なつを追いかけて来た一久(中川大志)と優(増田光桜)。

信哉(工藤阿須賀)が残してくれた写真のおかげで、千夏の母親がなつの妹だということにすぐ気づきました。

しかし、ふたりが姉妹であることを口にしない優。

なんだか偉いなぁって思ってしまいました。

マコプロダクションへ戻り、千夏が自分の妹の娘であったということを告げると、一同感動です。

千遥が十勝に来たと連絡が入ったのは、ちょうど『ヘンゼルとグレーテル』を制作しようとしていた時でしたから、みんなよく知っています。

自分たちのやって来たことが「奇跡」を生み出したとなれば、これはアニメーター冥利に尽きるでしょう。

そして、この奇跡を胸に、なつはより一層アニメーターとして頑張ろうと決意します。

いつかは「奇跡なんてない」と落ち込んで帰ってきましたが、そんなことはないんです。

なつはしっかりと奇跡を起こしてくれました。

ああ、報われるってこういうことなんですね。

再会できると喜ぶ咲太郎(岡田将生)。しかし、なつ(広瀬すず)は疑問を抱く

千遥と再会したことをすぐに咲太郎(岡田将生)に話すなつ。

嬉しさと驚きが入り混じる咲太郎は、もちろん会いに行くと言います。

しかし、ちょっと不安です。口を滑らせて兄妹であることを言っちゃいそう…。

それでも兄です。生き別れの妹に会えるなら行くでしょうね。

なつもそうして家族が再会することを望みます。ずっとそうでしたから。

土曜が仕事の締め切りなので、日曜には行けるとなつは返答。

一久は仕事が終わってから、優と行くと言います。

そして、光子(比嘉愛未)も一緒に行こうと誘う咲太郎。これには光子が驚きます。

今では光子も立派な家族、奥原光子さんです。行かないという選択はないでしょうね。

千遥に会うことができるのは嬉しいことなのですが、この時のなつはちょっと気にかかることがあったのです。

今まで会うことを避け、自分たちとも縁を切ろうとしていた千遥が、どうしてここで会ってもいいと思ったのかということ。確かに謎です。

なつ(広瀬すず)の疑問の答え。千遥(清原果耶)の救いは千夏(栗野咲莉)だけになっていた。

なつの違和感は当たっていました。

料亭の息子と結婚をし千夏を生んだ千遥ですが、決して幸せと言える状態ではありません。

旦那は家に全然帰ってこないみたいです。

それは…え?どういうこと?ってなりますよ。

千遥は離婚も視野に入れたうえで、千夏にお父さんと別れるかもしれないと言います。

そのとき千夏はどっちを選ぶのか、それが今の千遥にとっては大事な問題です。

無垢な娘は「別れてもママと一緒にいられる?」と言ってくれました。

つまり千遥が離婚をしたとき、千夏は母親と一緒にいることを選んでくれると言うのです。

この言葉は、千遥にとっては嬉しいこと。

それと同時に、千夏に家族を作ってあげられなかった罪悪感が拭えません。

しかし、千夏はママという家族がいるからいいと言ってくれます。

優といい千夏といい、ここは良い子が多すぎませんか?

このドラマでちょっと嫌な子供イメージだったのは初期の夕見子(荒川梨杏)くらいでしたよ。

『なつぞら』第25週145話まとめ

ついに千遥と再会をしたなつ。

しかし、やっぱり血のつながった家族だということは言うことができないんですね。

そして、今の千遥は千夏に家族を作ってあげたかったと思うのですが、夫婦仲が悪そう…離婚を考えているという事態。

なんだか今週は「家族」の問題がまた浮き彫りになっていきそうですね。

そして、奇跡を信じてやり続けたことの結果が、またひとつここで出たのはさらなる強みになりそうです。

今週はまた辛い物語が続きそうですが、そこからなつや咲太郎が何を思うのか、そこに注目していきたく思います。

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