『なつぞら』第24週143話あらすじ・ネタバレ感想!『大草原の少女ソラ』声優オーディションで驚きが!

ドラマ『なつぞら』第24週(第143話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

なつ(広瀬すず)の実体験をもとに作られる『大草原の少女ソラ』。

『なつぞら』第24週143話では、多忙でありながら充実したアニメ制作を続け、ついに放送日を迎えます。

ここに至るまでは大変でありながらもとても楽しそうです。

充実した時間に見えました。

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『なつぞら』第24週143話あらすじ

マコプロダクションでは連日、なつ(広瀬すず)と坂場(中川大志)を中心に「大草原の少女ソラ」の制作が進んでいく。

時に、泰樹(草刈正雄)の姿を想像しながら原画を描き続け、忙しいながらも充実した日々を過ごすなつ。

そんな中、声優のオーディションが行われ、咲太郎(岡田将生)の事務所に所属する蘭子(鈴木杏樹)やレミ子(藤本沙紀)の配役が決まっていく。

そして、ついに放送日がやってきて…。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第24週143話の感想

麻子(貫地谷しほり)特製のナポリタンを食べながら深夜まで

なつ(広瀬すず)たちマコプロダクションでは、『大草原の少女ソラ』の放送に向けて、せっせとアニメーションづくりに励みます。

作画が終わらなければ彩色の仕事はありません。

なのでその間、桃代(伊原六花)は優(増田光桜)の遊び相手になってくれています。

ソラの絵を使って紙の着せ替え人形を作ると、カラフルな洋服を着せて遊ぶ優と桃代。

さすが、色の組み合わせセンスが良いです。

そして、作業が夜遅くまで及ぶと、麻子(貫地谷しほり)が大量のナポリタンを作って振る舞います。

マンガか!と言いたいほどの山盛りナポリタン!

「本場イタリアのですか!?」となつは言いますが、ナポリタンは日本発祥で、イタリアにはありません(笑)

優を寝かしつけるため、なつは家に帰りますが、そこでも作画作業です。

絵を描きながら、十勝での泰樹(草刈正雄)や富士子(松嶋菜々子)との思い出を振り返りながら、その想いを込めて作ります。

そのおかげで、作画一枚一枚の表情に「魂」がしっかりこもっているのがわかります。

また、会社で作業を続ける一久(中川大志)は、納得できないものは大変でもおかまいなしに直させます。

「この焚火のところが…」

と、麻子に持ってくると、さすがに彼女も嫌な顔をします。だからって引き下がりません。

仕方がなく直しに入りますが、一久に付き合っていけるのは、本当になつだけなのだろうと思い知らされました。

ソラの声は白本知香子さん…というか沢城みゆきさん!?

「アニメが出来上がったら、うちの声優を使ってくれよ」と、咲太郎(岡田将生)と光子(比嘉愛未)に言われていました。

しかし、実際にキャスト選びが始まると、咲太郎はオーディションを開催。

どうやら、自分の事務所に所属しているキャスト以外に、ソラの声にぴったりな人がいると踏んだらしいのです。

そうして始まったオーディション。

監督の一久、作監のなつ、そして咲太郎たちが見守る中、まさにソラだ!という声の持ち主を見つけました。

新人声優の白本知香子。可愛らしくも力強い声が、制作陣の心をつかみ、採用されました。

さて、この白本知香子さん…新人?いえいえ、大ベテラン声優の沢城みゆきさんですよ!峰不二子が来たよと驚きました。

この声がソラになると、すでに楽しみになります。

また、ソラと一緒に成長していく少年、レイの声はレミ子(藤本沙紀)。

どうやらレミ子、すっかり少年子役として人気声優となっているみたいです。

ソラの父は島貫(岩谷健司)、母親のは蘭子(鈴木杏樹)と、なつたちお馴染の役者人。

作品を良くするため、所属事務所からも選ぶという咲太郎の考えは、アニメーション業界にとってプラス。

作品にこだわるというところは、なつも咲太郎も一緒ということです。

垣根を越えていい作品を。そうすることで、より良いものになり、業界も活気づく、そんな気がしました。

ここでまさかの煙カスミ(戸田恵子)も登場!?

キャラクターに声を当ててくれる声優が決まると、次は主題歌制作です。

『アルプスの少女ハイジ』を思わせるような前奏、そして歌も軽やかで雄大な感じでした。

これを歌ったのは、歌手の煙カスミ(戸田恵子)でした。

咲太郎はムーランルージュにいるときから、なつは東京に戻ってきた時からお世話になっていたカスミさん。

その彼女がこれでレコードを出すことになるなど、思ってもみなかったと思うのです。

人の縁は、どこでつながるかわからないなぁなんて思えました。

経験が生かされ、作品が面白くなる

東洋動画で作画監督をしていたなつは、アニメーターの先輩である神地(染谷将太)や下山(川島明)に指示を出す立場。

最初は気が引けたでしょうが、しっかりと指示だしや提案ができるようになっていました。

神地が牛の登場シーンに困ると、子供の目線で大きく描いてみるのが良いと提案。

すると、迫力ある牛の作画が上がってきました。

画面に突進してくるんじゃないかと思うほど大きく、一久が見ても満足の動画です。

また、レイが牛に頬を舐められるシーンでは、下山がレイの顔を引きつらせ、ビリビリとした表情を描いて、なつや一久、麻子を面白がらせました。

それぞれが東洋動画で培ったスキルを活かし、本来持っている想像力を働かせていくことで、

時間に追われながらも楽しい作品作りをしていくことができたみたいです。

こういう職場環境はなかなかないですし、和気あいあいと良いものを作ることができる瞬間ってのも難しいかもしれませんが、本当温かみのある環境で、温かい作品ができていくなあと思えました。

誰もが待ち焦がれていた『大草原の少女ソラ』がついに放送開始!

いよいよアニメの放送日を迎えました。

なつたち家族はもちろんのこと、柴田家でも、雪月でも、そして天陽(吉沢亮)の家でも、みんながテレビの前に待機です!

そして、カスミの主題歌から始まった『大草原の少女ソラ』。

みんな期待に胸を膨らませます。

特に柴田家では、ソラの父親役は泰樹(草刈正雄)にそっくりですし、母は富士子(松嶋菜々子)にそっくりです。

なつが描いたアニメーションで、泰樹や富士子は出演…そんなふうに見えました。

なつのイメージでは泰樹の存在が大きすぎるので仕方がないのですが、剛男(藤木直人)「僕がいない…」。

しょうがないんですけどね…剛男がなつを十勝に引き取ってきたのがすべての始まりなんですがね…なつはおじいちゃん子なんで…心中お察しするしかないです。

『なつぞら』第24週143話まとめ

たくさんの人の色々な思い出が詰まった『大草原の少女ソラ』。

細かいところに驚かされ、作品が出来上がっていく過程がまた面白そうで、ニコニコしながら見ることができました。

そして、なつたちを知っている誰もがテレビの前で待機!

東洋動画で作品を描いている時もきっとこんな瞬間ばかりでしたが、今回はなつのこれまでの人生を描いた感じで、見ていて非常に楽しかったです。

本当なら、なつたちが作った作品をじっくり見たいのですが、それは次回に!

第24週がどんな終わり方をするのか、そこも楽しみです。

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