『なつぞら』第20週115話あらすじ・ネタバレ感想!なつと一久の新婚生活、そして咲太郎もひとつの決心

ドラマ『なつぞら』第20週(第115話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

朝ドラ『なつぞら』は第20週目に突入しました。

第115話では、なつ(広瀬すず)と一久(中川大志)の新婚生活風景からスタート。

自宅で翻訳の仕事をしながら、掃除に洗濯を必死で頑張る一久は必見です。

なつの方はというと、妊娠しながら働く茜(渡辺麻友)と共に、子供を育てながら仕事をすることについて考えます。

また、亜矢美(山口智子)や咲太郎(岡田将生)にも変化が!

亜矢美さん、なんでそんな大事なこと言ってくれないの?

そしてなつ…気づこうよ。そんな15分でした。

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『なつぞら』第20週115話あらすじ

なつ(広瀬すず)が東洋動画で働き、夫の坂場(中川大志)が翻訳の仕事をしながら家事を行う新婚生活が始まった。

アニメブームの中、なつは「魔法少女アニー」の原画を任される。

その一方、妊娠して仕事に取り組む茜(渡辺麻友)を見て、働きながら出産することの難しさを実感する。

その頃、声優プロダクションの仕事が多忙になった咲太郎(岡田将生)の元に、川村屋の野上(近藤芳正)が神妙な顔で訪ねてきて…。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第20週115話の感想

一久(中川大志)が翻訳の仕事をしながらご飯を作って洗濯をして待っていてくれる生活

なつ(広瀬すず)と一久(中川大志)は、ついにひとつ屋根の下で生活を始めました。

なつは今までの通りアニメーターとして働いている時、一久は家で翻訳の仕事をします。

また、家にいるのは一久の方が長いので、料理や洗濯も一久の仕事。

つまり一久は、主夫となったのです。

朝からなかなかに豪華な料理を作り、なつのお弁当までこしらえます。

不器用な一久が頑張っています!

やればやるほど指の絆創膏が増えるのが困りものですが、味には何の問題もありません。むしろ羨ましい限りです。

夕飯には、富士子(松嶋菜々子)がなつに預けてくれたレシピノートを見ながらシチューを作ります。

なんと2時間かけての調理。料理をする人ならわかりますよね?長い!

どこに手こずったんだと聞きたくなりますが、頑張って作ってくれたので言えません。

にしても、富士子のレシピ帳にある塩コショウの量が「少々」とだけ書かれ、正確な数字が書かれていなくて一久は困るらしい。

酪農をしながら家族のご飯を作っていたのだから仕方がないんですが…日々料理してたらいちいち気にしないというか、だんだん勘で入れられるものでもあります。

しかも、牛乳が違えば味が違うとわかれば、一久はその都度ノートにメモをしていきます。

料理に関しても熱心。なんだか研究しながら料理をしているように見えます。

洗濯はしっかりと折りたたみ、几帳面さがにじみ出ています。

というか、こんな2枚目が家で家事をして待っていてくれる生活って良くないですか?幸せ過ぎませんか?

今までのような敬語は消え、親近感がより生まれている一久。

なつの新婚生活はとっても幸せそうで、とっても羨ましいです!

子どもと仕事の両立は難しい?

テレビ漫画班に戻ったなつは、新しい作品のアニメーターとして必死に頑張っています。

その作品とは、『魔法少女アニー』。

作品タイトルといい、主人公の顔といい、この作品のモデルはいわずもがな、日本初の女の子向けアニメ『魔法使いサリー』だと思われます。

この作品、最初はモノクロだったのですが、途中からカラーで制作されるという大革新も起きた作品。

アニーでも起きるのでしょうかね?

この作品で、なつは茜(渡辺麻友)と共に原画を担当。

動画や多くの人に指示を出す立場になっていました。

なつのポジションに変化が起きたみたいなのですが、実は茜にも変化が!

今の茜は妊娠中。大きなお腹を抱えながら、原画の仕事に取り組んでいるのです。

絵を描くたび子供が動くのは大変嬉しいことなのですが、先のことを思うとちょっと不安な気持ちが拭えない茜。

なつも子供は欲しいと思うけれど、後のことを考えれば今は贅沢です。

一久のやっている仕事は安定しているモノではないため、なつが稼ぎ頭。

だからこそ仕事はやめられません。すると子供も産めません。

子供に夢を与える仕事をしているのに、自分の子供を作れないなんて、なんかねーと話すなつたち。

確かに。なにかとんでもない矛盾を感じます。

現在、茜は0歳から預けられる保育園も探しているみたいですが、それもなかなか厳しい様子。

子育てと仕事、女性にとっては永遠の悩みです。

風車が立ち退きを命じられていた

咲太郎(岡田将生)の事務所に野上(近藤芳正)がやってきました。

なんの話かと思ったら、どうやら新宿一帯に大型デパートを建設することが決まり、風車は立ち退きを命じられたみたいです。

プロダクションの仕事が忙しく、亜矢美(山口智子)の元に滅多に帰らなくなった咲太郎からしたら寝耳に水です。

どうして言ってくれなかった。もちろん思うでしょう。

しかし、それでこの人が動くだろうか?

野上の言いたいことは別にありました。

デパート建設により、川村屋も近代化を図るため、ビルを建てることにしたみたいです。

「それであなた、どう動くつもりです?」

……ん?

「いつまで待たせるつもりですか?」

「いつまでそうやって陰でコソコソしているつもりなんですか?」

前回第114話のなつの結婚式のとき、咲太郎と一緒になんで来たのだろうと思ったらそういうことですよね。

あー、付き合っていたか。咲太郎と光子(比嘉愛未)。

否定すればムキになっていましたが、それは余計に気になる方向に。

ライバルは次々諦めていきましたから、やっぱりそうなるんですね。

しかし、そんな状況にあっても光子が不憫だと怒る野上。

風車がなくなるというこのタイミングに、一度自分の身の振り方を考えろと言われてしまいました。

まあ確かにそうなんですよね…。女をいつまでも放っておくものではありません。

亜矢美(山口智子)の笑顔が悲しく見える

なつが家を出て行き、咲太郎は事務所にほぼ住んでいる状態。

子供が2人とも巣立ったような状況にあるのか、風車はすっかり寂しくなりました。

それでも亜矢美(山口智子)はいつものように歌いながらおでんを作ります。

そこに、そーっとやってきた茂木(リリー・フランキー)に良い物件はないかと聞く亜矢美。

すると、咲太郎に頼んでみればいいじゃないかと言われます。

が、亜矢美としては咲太郎に甘えたくないのです。

親子のような生活を続けてきたのだから、親孝行だと思って甘えればいいのにと言われますが、亜矢美は一言。

「親子じゃないもの」

大人になったのだから、対等でいたい。

それが亜矢美の答えなのです。

だからこそ、立ち退きの話も伝えません。

それに、なつも結婚をしたのですから、今度は咲太郎の番だという亜矢美。

その姿は、まだ頑張って子離れしようとする母の姿です。

咲太郎(岡田将生)「結婚する」

立ち退きの話を野上から聞いた咲太郎は、その晩なつたちの新居を訪問。

そこで風車の立ち退きの話を出します。

もちろん、なつも一久も知らないので驚きます。

心配かけまいと黙っているので水臭いと思った咲太郎は、どうすれば亜矢美が自分に頼ってくれるかを考えました。

「ケジメを付けることにした」

「ケジメ?」

「結婚する」

「…誰と!?」

「川村屋のマダムと」

「……えええー!?」

なつ、驚きすぎる。

あれだけ否定していたのに、結局そんな仲だったの!?ってことですよね?

ですが、そうじゃないと北海道から2人で結婚式に来ないでしょ!?

口を手で押さえて驚くなつ。

明日に続きます。

『なつぞら』第20週115話まとめ

一久との新婚生活が始まったなつ。

しかしそれでゴールではなく、またここからスタートなのです。

一久は一久で、脚本の勉強になるといって翻訳の仕事をします。

そして、忙しいなつに代わり、料理や洗濯を頑張り、なつの帰りを待つのです。

この生活が続くかといえば、そんなことはありません。

いずれは子供を産むため、なつにも仕事と子育てに関する選択の時がやってきます。

その時なつたちはどうするのか、いまを生きる女性たちの、ひとつの答えを出してくれたらいいなと思います。

そして、亜矢美に頼ってもらうためにマダムと結婚すると言い出した咲太郎。

いったい彼の頭の中ではどんなプランができているのでしょうか?

その答えも明日。

亜矢美がどうなっていくのか、とにかくそれが心配です。

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