『なつぞら』第19週113話!
ついに雪次郎(山田裕貴)が夕見子(福地桃子)にプロポーズしましたー!
どんなふうにプロポーズするのかと!
この日をどれだけ待っていたことか!
そして、娘が急に2人も結婚することになり、富士子(松嶋菜々子)も剛男(藤木直人)もあんぐりです。
そして泰樹(草刈正雄)としては、雪次郎と夕見子が結婚すると…と、ちょっと考え込みます。
その理由も、また滑稽でした。
目次
『なつぞら』第19週113話あらすじ
雪次郎(山田裕貴)に呼び出され、なつ(広瀬すず)や坂場(中川大志)、天陽(吉沢亮)、そして夕見子(福地桃子)までもが雪月に集まった。
そこで雪次郎は、雪月で初めて自分が考案したお菓子の新作を一同に披露する。
雪次郎に促されるまま、十勝の素材で作ったお菓子を口にする一同。
その瞬間、普段は厳しい夕見子までもがお菓子を絶賛する。
そして父の雪之助(安田顕)も食べてみるが…。
出典:NHK
【ネタバレ】『なつぞら』第19週113話の感想
雪次郎(山田裕貴)、父・雪之助(安田顕)も認める菓子職人となる
ついに完成した雪次郎(山田裕貴)オリジナルの製菓。
それは、バタークリームにあんこを混ぜ、ビスケットで挟んだものでした。
名付けて「おバタ餡サンド」。
あ、あんバタサンの方でしたか。マルセイのバターサンドも好きですが、これも美味しいです!
これは、今の「柳月」のお菓子です。
実際柳月でも今、「優しいあんこ特別パッケージ」というものを限定で販売しています。
優しいあんこ?実は『なつぞら』の主題歌であるスピッツの「優しいあの子」にかけているのです。
バタークッキーの箱は「六花亭」。
店に置かれていた拳サイズのブッセは、おそらく千歳の製菓「morimoto」の雪鶴。
つまり、雪月のモデルは、どこの製菓ではなく、北海道の製菓だったのではないかという見解です。
ビスケットは焼いた後、餡が混ざったバターを挟むことでやわらかくなり、口当たりもとてもいいです。
「年寄りにもいいわぁ」
祖母のとよ(高畑淳子)も言いますが、本当にそれくらい柔らかいビスケットです。
なつ(広瀬すず)や倉田(柄本祐)など、そこにいる人たちは大いに喜び、母の妙(仙道敦子)も喜びます。
雪次郎的に評価が気になった人は2人。
1人は自分の父です。
「これ、こしあんで試したのか?」
あんバターサンドに使われているあんこはつぶあん。
ならば、こしあんの可能性も考えたハズ。
すると雪次郎は答えました。
「こしあんはバターと馴染みすぎた。バランス的につぶあんのほうが良い」
つまり、試して、ちょうどいい割合も見つけ出し、隠し味に塩を入れ、これを完成させたということです。
ここまで完璧にいわれた雪之助は、大きくひとつため息をつき、「初めて、お前に先を越されたなぁ」と言いました。
つまり、合格です。
雪次郎が作った自分のお菓子が、初めてお店に並ぶことになったのです。
小畑が作った、おバタ 餡 サンド。
ん?もしかして、これをやりたいがために、「小畑」という苗字にしたということですか?
作中にそんなネタバラシがされるとは…。恐るべき朝ドラ100作品目!
夕見子(福地桃子)のバターと雪次郎(山田裕貴)のあんこがくっつくと?
雪次郎が評価を気にするもう一人は、ズバリ夕見子でした。
夕見子ちゃん、どう?
しつこく聞く雪次郎。
夕見子は笑顔で「大したもんだ」「美味しいわ」と言ってくれました。
大いに喜ぶ雪次郎。
そんなに喜ぶことかい?と言われますが、大いに喜ぶことなんです!
「夕見子ちゃんの作るバターが、雪月のお菓子になる」
「夕見子ちゃんと、十勝の菓子屋がくっつくのも同じだべ?」
「夕見子ちゃんと、雪月が、くっつく運命だべ?」
何言ってんのかよくわからん。
雪次郎、見ているこっちはよくわかるよ。
君は学生のころから夕見子を追いかけていましたし、東京へと旅立つ時も牛乳嫌いの夕見子が美味しいと言ってくれるようなお菓子を作る!って言ったし、彼氏ができたと聞くとグダグダになりながらも嫉妬してましたよね?
しかし、ロマンチックな言い回しが、夕見子にはわからんのよ。
「夕見子ちゃん、俺と結婚してくれ!」
言われた夕見子はビックリです。
なつたちも驚きました。みんながいる前で言うんだ…ということを。
そのつもりだから、みんなを集めたのでしょう。
そして、夕見子の答えは意外なものでした。
「私なんかでいいのかい?」
駆け落ちをして、家族に迷惑をかけた自分なんかが誰かに愛されていいものかと、あれからずっと思い続けていたのでしょうね。
そんな夕見子でしたが、彼女もいつの間にか、結婚をするなら雪次郎しかいないと思っていたと言います。
そんなこと聞いたら雪次郎も喜ぶわけで、雪之助たちも祝福するのでした。
小畑家と柴田家の結婚。問題があるとすれば…
さっそく結婚の承諾をもらおうと、雪次郎はスーツを着て柴田家へ、そして「お嬢さんを、僕にください!」と頭を下げます。
これには富士子(松嶋菜々子)も剛男(藤木直人)も、誰もがあんぐり。空いた口が塞がりません。
これは偶然なのか!?偶然です。
今までのことを考えると、富士子は言わずにはいられません。
雪次郎君くんと結婚する覚悟はあるのか。と。
ただし、妹の明美(平尾菜々花)だけは言います。
「夕見と結婚できるのなんて、雪次郎だけだわ」
そう、確かにそうなんです。
結局二人は承諾。なつは泰樹(草刈正雄)にどう思うか聞きます。
東京から夕見子を優しく連れ戻してくれたの、じいちゃんですからね。そりゃ聞きますよ。
泰樹はあんバタサンドを食べて一言。
「これ美味いな」
泰樹なりのOKサインです。
よかったー。
ただ、これは柴田家でも小畑家でも出た問題がひとつあります。
とよ「雪次郎と夕見子ちゃんが結婚したら、柴田のじいさんと親戚同士になるのか」
泰樹「雪月のばあさんと親戚になるのか…」
雪月でこの話を聞いたとき、「仲悪いの?」と不安そうになつに聞いた一久(中川大志)。
「息ぴったりなの」と、なつが説明していました。
改めて泰樹の口からこの言葉を聞いて、一久は感動レベルで驚いています。
こんなに息がぴったりなのかと!
今のところ、泰樹ととよが一緒にいるところを、一久はまだ見ていないわけですよね?
東京に帰るまでに見てほしいですねー。
その時の一久の反応が楽しみで仕方がないので、ぜひ!
春が一気に来たなら、式も一緒に!?
なつと一久が結婚を決め、夕見子と雪次郎が結婚を決め、柴田家は一気に春が来たという具合です。
ならば一気に結婚式もしようと言い出す夕見子。
さすがに驚きますわな。
しかし、これには一久も賛成です。
坂場家への挨拶がまだなのに…となつは言いますが、一久は「大丈夫」と言います。
明日には本当にそうなるみたいですね…なつと夕見子の花嫁姿。
剛男も泰樹も号泣必至なんじゃないかと期待しています!
『なつぞら』第19週113話まとめ
雪次郎が考えたお菓子を幸せそうに食べる雪次郎と夕見子のオフショット。おいしすぎて、撮影後もみんなでずっと食べていましたよ。#朝ドラ #なつぞら #山田裕貴 #福地桃子 pic.twitter.com/wkm0GroV1M
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) August 8, 2019
夕見子が言いました。
私に雪次郎と結婚する資格があるのだろうか?
雪次郎は夕見子一択なので余計なことを考えるなと言いたかったですが、それで納得できる話ではありません。
そこで倉田(柄本祐)が言いました。
結婚に必要なのは、「資格」ではなく「覚悟」だ。
自分の選んだその人と幸せになろうという覚悟です。
今はそこまでの覚悟をなく結婚をするから、離婚も多いのかなあと思ったりもしています。
まぁ、途中で違ったと思って離婚する人もいるのでしょうが。
結婚に関する考え方が今と明らかに違う気がしました。
同じ恋愛結婚でも、相手を想う気持ちがとっても強い!そんな気がしました。
覚悟かぁ…まだしばらく無理だなぁ…あ、独り言です。
次回はついに19週ラストです。
なつの白無垢姿が今から楽しみです。
丸1週間北海道にいたわけですが、その間東京の方で何もないわけないと思うのです。
きっと最後の最後に東京でなんか起きて、次週へ続くとなると思います。
そこも含めて、どんなことが待っているか楽しみです。
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