『なつぞら』第18週105話あらすじ・ネタバレ感想!プロポーズを受けたなつ(広瀬すず)の返答は?

ドラマ『なつぞら』第18週(第105話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

ついに一久(中川大志)から告白されたなつ。

しかしそれは、交際の申し出ではなく、「結婚してくれませんか?」と交際をすっ飛ばした展開。

これに対するなつ(広瀬すず)の答えは!

そして、再び漫画映画を作ることになったなつと一久。

嬉しいハズが順調に行かず、関係にも歪みを感じた回となりました。

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『なつぞら』第18週105話あらすじ

長編映画を任されることになった下山(川島明)の誘いにより漫画映画の演出をすることになった坂場(中川大志)。

再び映画に携われるとなつ(広瀬すず)に報告し、なつへの想いも伝える。

そしていよいよ、下山を中心に長編漫画映画の制作が始まるが、演出の坂場のこだわりが強く、一向に脚本が進まない。

見かねた仲(井浦新)は、坂場と神地(染谷将太)に声をかけるが、仲に心を開かないふたりは聞く耳をまったく持たず…
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第18週105話の感想

男って、めんどくさい。けどその気持ちは痛いほどわかる!

やっとの想いでなつ(広瀬すず)にプロポーズした一久(中川大志)。

「僕があなたを好きだったこと、知っていたでしょ?」

と言い出しますが、なつとしては何のことやら。

というか、あれは告白だったのか、同志としてこれからも一緒に頑張っていきましょう!だったのか、よくわからなかったのが答えですよね。

意を決して言った一久の告白に対し、なつは一言返しました。

「はい」

つまりOKなんです。

なつの方も、惹かれていたんですもんね。良いことです。

しかし、これですんなりいくと思ったら大間違いなのです。

「今度の漫画映画が成功したら…ですよ!」

どうやら、次に作る漫画映画を成功させたら言おうと、心に決めていたのです。

しかし、なつからすれば「それいります?」という感じ。

監督故にロマンチストな一久と、現実的な女なつ。

男ってなんでこう思うんでしょう。

実は、桃代(伊原六花)も、とある助監督と交際しているらしいのです。

その彼からも、自分が監督として一人前になってから結婚しようと言われています。

桃代も同じ疑問を持つのです、どうして男って…。

女にはわからないことかもですが、つまり自分なりのけじめですよね!

好きな人と並ぶなり結ばれるためには、一つ成長した自分の姿を見せてからに!という感じだと思うのです。

とりあえずなつは、一久とのことは内密にと桃代に言います。

作画課に知られると色々と気まずくなりますからね。

「わかった!仕上課にしか言わない!」

……ダメだって。

とにかく!誰にも言わないでと釘を刺すなつ。

たぶん、モモッチは言いますよね。

まあ第18週が終わることにはみんなに伝わっているでしょうし、その真実を知った人達としては「やっとか」とか「何をいまさら」という感覚になる気がします。

「えーふたりが!?ビックリー!」というより、「遅いよ!」ってな感じです。

若手たちはベテランを遠ざけ足掻き続ける

新しい長編映画の企画会議がスタート。

作品のタイトルは『神をつかんだ少年クリフ』。

内容としてはとても面白そうなのですが、漫画映画としてはちょっと難しすぎる内容。

これを見た仲(井浦新)は、「子供には難しくないかなあ」と、やっぱり言います。

恩人であり大先輩の仲の意見にも耳を傾けたいなつですが、一久と神地(染谷将太)は、仲と目も合わせようとしません。

その上、余計なことをしないでほしいとまで言い出します。

仲たちが作ってきた漫画映画は、メルヘンチックで可愛らしいものでした。

それでは納得できないふたりとしては、仲の意見など眼中にないのでしょう。

『ヘンゼルとグレーテル』のような破天荒な作品をもう一度作りたい。

仲の作る作品は面白くないと思う神地。

自分を嫌っているからテレビ漫画に移動させたと思い続ける一久。

新旧のスタッフの間に、亀裂が生まれた瞬間です。

過去の方法や考え方にとらわれず、自分たちが良いと思えるものを作り、人に評価されたい。

若者たちはそうやって今ここで、足掻いているのだと思えました。

尻つぼみの進行。原因は一久(中川大志)の想像

だいたいのシナリオはできたものの、数ヶ月で進行はストップ。

原因はキャラクターデザインです。

なつが担当する「キアラ」という女の子です。

人々に戦争を起こさせようとやってくる女の子ですが、一見そんな風には見えないようにしてほしいと、一久が言います。

色々と検討するも、どれも一久は納得できません。

一久の中では明確なイメージがあるのにも関わらず、なつはそれを具現化させることができないのです。

こだわればこだわるほど、イラつく一久。

さすがのなつも限界を感じ始めます。

じゃあお前が描いてみろ!なんて思った人もいるでしょう。

でも一久は絵を描けません。

だからこそ、なつたちアニメーターに期待し、その想いを託しているのです。

関係は平行線。

それどころか悪化する一途を辿ります。

なっちゃん、この人からのプロポーズをOKしたけれど、そこに後悔とかない?とちょっと心配になってきました。

『なつぞら』第18週105話まとめ

仲と一久の溝は『ヘンゼルとグレーテル』の製作時からずっとですね。

だから仲は一久をテレビ漫画に…という感じでしたが、本当のところは違うみたいです。

下山(川島明)が井戸原(小手伸也)に、仲が一久を嫌っているのかと打診したところ、むしろ期待していると返しました。

だからこそ、一久のそばに一番目をかけていたなつを置いているのです。

人の好き嫌いより、アニメーションを愛してくれる、その熱意を仲は認めており、ディズニーとは違う日本を代表する漫画映画を作ってほしいと願っているのでしょうね。

今回の最後に、仲は一つの封筒をなつに手渡しました。

そこには、仲の「魂」があると、ナレーションの父(内村光良)は言います。

おそらくあれは、なつが苦戦しているキアラのデザインでしょう。

どんな姿が描かれているのか、それを見るのが楽しみです。

それにしても、井戸原は一久に対してすごーいさらっと「俺は嫌っている」と言いました。

下山は驚きますが…いや、明らかでしたよ。

つまり、本当に納得させないといけない相手は、井戸原ということなのでは?

そんなことを思いながら、明日を楽しみにします。

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