『なつぞら』第17週101話あらすじ・ネタバレ感想!雪次郎の渾身の告白は一瞬で玉砕!その真意とは…

ドラマ『なつぞら』第17週(第101話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:MANTAN WEB

雪次郎(山田裕貴)が昼ドラ的展開になりそうだった『なつぞら』ですが、第17週101話ではその雰囲気が一気に粉砕!

蘭子(鈴木杏樹)は雪次郎にダメ出しの嵐!

そして追い出された雪次郎は、風車で朝まで飲んだくれます。

なつ(広瀬すず)はもちろんですが、亜矢美(山口智子)も咲太郎(岡田将生)も心配します。

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『なつぞら』第17週101話あらすじ

仕事から帰ったなつ(広瀬すず)は、風車に来ていたレミ子(藤本沙紀)から、雪次郎(山田裕貴)が舞台の千秋楽のお祝いに、蘭子(鈴木杏樹)の自宅に招かれたことを知らされる。

それを聞いた亜矢美(山口智子)は、過去の経験から、雪次郎の恋と役者人生の両面を心配する。

その頃、雪次郎は、蘭子への思いや劇団が分裂してからの出来事を打ち明けていた。

その話を黙って聞いていた蘭子は、雪次郎に思いもよらない言葉をかけ…。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第17週101話の感想

よかった、これは「朝ドラ」でした。

蘭子(鈴木杏樹)が好きで、蘭子と結ばれたいと思った雪次郎(山田裕貴)。

そういう覚悟で来たと真っ直ぐな目で言われ、こっちはドキッとしますよ。

しかし、これで堕ちる蘭子ではありません。

それどころか、雪次郎は蘭子の逆鱗に触れる言葉を言ってしまいました。

虻田(栗原英雄)たちから新しい劇団を立ち上げ、誘われたものの、それを断ったという事実です。

それだけ自分はあなたが好きで、これからもあなたと演劇をしていきたいと思った。

この胸の内を聞いた蘭子は、急に笑い出したのです。

「今夜はね、あなたにダメ出しをしようと思って呼んだの。」

「あなたの演技は最低。最悪」

「舞台の上で何度も笑ってしまったわ」

「勘違いをした上でその話を言われても、余計に虫唾が走る」

「アマチュアはアマチュアらしく。彼らと新しい劇団でやっていなさいよ」

「もう一緒にやりたくない。出て行って。」

ああ、雪次郎のハートがパリンと砕けた音がした気がします。

雪次郎が出て行くと、蘭子は一人ワインを飲みながら、肩を震わせて笑いました。

あっ、これは蘭子の本心とは違うんだなぁというのがよくわかります。

そもそも、心底嫌になって突き放したい相手なら、家に呼びませんよね?

朝まで飲んだくれる雪次郎(山田裕貴)に付き合うなつ(広瀬すず)の優しさが泣けた

玉砕した雪次郎が向かった先は、自宅ではなく風車。

「あら、思ったより早かった」

亜矢美(山口智子)さん、小声で言ったつもりでしょうか?

バッチリ聞こえましたよ(笑)

浴びるほど酒を飲んだ雪次郎は、そのままカウンターでオヤスミ。寝てしまったのです。

朝起きると、隣りにはなつ(広瀬すず)。

どうやらずっとそばにいてくれたみたいです。

そして雪次郎はゆっくりと、蘭子と何があったのかをなつに話し始めました。

蘭子さんを傷つけてしまったんだ。

新しい劇団に誘われたとき、正直心が動いた。やってみたかった。

それを見抜かれていたんじゃないかと…。

悪いことをしたという気持ちでいっぱいの雪次郎。

それ以前に、なつは雪次郎が蘭子に告白をしたことに驚いています。

なっちゃん!そろそろ気づいてあげてください!

なつの女の勘は恋愛には全く反応しませんね。

蘭子(鈴木杏樹)の想いを代弁する亜矢美(山口智子)と咲太郎(岡田将生)

蘭子に言われたことを淡々と話す雪次郎。

嫌われたと思っている彼に対し、亜矢美と咲太郎は、別の答えを出しました。

本当に演技が悪かったわけじゃなく、自分にとらわれず、自由に演劇をやってほしいと蘭子は思ったのではないだろうか?

同じエンターテイナーである亜矢美は、蘭子のプロ精神を理解し、長年付き人をしていた咲太郎だからこそわかります。

蘭子を理由に演劇を辞めたり、他の劇団に行くという選択肢は、蘭子にとってつらいもの。

誰も自分の犠牲にしたくないと思うからこそ、雪次郎に冷たくしたと思われます。

これは見ていて同意です。

じゃないと、あんなに寂しく笑いません。

それに雪次郎を罵倒する前に笑ったのも、なんだか悪役スイッチが入った感がしました。

それだけ蘭子は雪次郎の演技を認めていて、これからも頑張ってほしいと思っている。そう思うのです。

雪次郎(山田裕貴)の恋愛脳はまだまだ続く

亜矢美と咲太郎からこれを聞かされた雪次郎は冷静になり、これからどうするかをじっくり考えるといって帰ります。

そして去り際、雪次郎はなつに言います。

亜矢美さんって、咲太郎さんのこと好きなんじゃないだろうか?

亜矢美さん魅力的だし。

確かに亜矢美さんは魅力的です。

しかし、それはどうなんだ?

なつも私も思います。

ふたりは親子みたいなもんです。

だからないだろうと思ってはいるんですが。

…え?それ、なにかのフラグですか?

それとも、亜矢美が蘭子の気持ちがわかるのは、雪次郎をかつての咲太郎と重ねたからですか?

え?どういうことなのだろうとモヤモヤしてきました。

『なつぞら』第17週101話まとめ

共演が終わり、認められたと思った雪次郎。

そして、自分は演劇よりも自分を選んだと言われれば、蘭子としては嬉しくない話なんですよね。

ならば、身を切る思いでボロカス言い、雪次郎を傷つけることにはなったものの、これでいいんだと思ったことでしょう。

それだけ役者として期待しているということ、そして亀山蘭子は本当にお芝居が好きで、お芝居のために生きている人だということがよくわかります。

アマチュア精神を忘れない、プロの女優だということをよく知らされました。

そしてなつは、またアニメーターとして前進していこうとします。

漫画映画を作っても、テレビ漫画を作っても、一久(中川大志)とはバチバチと意見を交わし合い、あの苛立つ言い方もスムーズに対応するようになっています。

ここに出てくる女性たちって…恋よりも自分の仕事なり、夢なんだなあと思えました。

第17週も次で最後です。

どんな展開が待っているのでしょうか?

そして少し先の話ですが、第19週に十勝支庁の支庁長としてTEAM NACSの森崎博之さんの出演が決まったとか。

役名も「大清水 洋おおしみず ひろし」だとか…。

ツッコミどころ満載なので、これも期待です!

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