『なつぞら』第14週84話あらすじ・ネタバレ感想!天陽と再会したなつ、嫁との馴れ初めを聞く

ドラマ『なつぞら』第14週(第84話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『なつぞら』公式Twitter

千遥(清原果耶)に会うことができなかったものの、幸せを祈ることで心の整理を付けたなつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)。

『なつぞら』第14週84話では、ついに天陽(吉沢亮)との再会です。

なつの心がただただ苦しい回。

そしてなつの心は、いつでも泰樹(草刈正雄)と支え合っていることを教えてくれました。

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『なつぞら』第14週84話あらすじ

妹の千遥に会うことが叶わなかったなつ(広瀬すず)は、久しぶりに天陽(吉沢亮)を訪ねる。

4年ぶりの再会に喜ぶふたり。

天陽の隣には、一生懸命に働く天陽の妻・靖枝(大原櫻子)の姿があった。

天陽の両親・正治(戸次重幸)とタミ(小林綾子)もなつを出迎え、近況報告に花を咲かせる。

その後、アトリエで天陽とふたりきりになったなつは、靖枝との馴れ初めについて天陽から聞かされるが…。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第14週84話の感想

信哉(工藤阿須賀)の写真

千遥(清原果耶)の真意を知った信哉(工藤阿須賀)は、彼女が写真を嫌がった理由を理解します。

悪いことをしたなと思いもしますが、永遠に会うことができなくなったなつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)としては、その1枚の写真がとてもありがたいのです。

その写真は、咲太郎が持っていることに。

そして咲太郎は、確信をもって千遥の幸せを願おうとします。

無事に生きていてくれたんですからね。

「奇跡なんてない」

なつが一時期そうやって落ち込んだこともありました。

ですが、その不安はしっかりと拭い去ることができたのですから、あとは前向きに考えればいいのです。

改めて千遥、結婚おめでとう。

さて、このときなつはどこに行っているのか。

「昔の友達に会いに行くって言ってた」

そうか、咲太郎。

昔の友達が男とは想像しなかったんですね。

きっとなつも、誰と会うのかを話せば、フーテンの咲太郎が復活してしまいますからね。

正しい判断です。

会えばショックを受けることはわかっていたはず!

久しぶりの天陽(吉沢亮)の姿を見たなつ。

今までのように笑顔で手を振ろうとしましたが、別の方向から「あなた」という女性の声。

その瞬間、なつからあの笑顔が消えました。

天陽は今までと変わらぬ笑顔でなつに接しますが、なつの方はそうは行きません。

本格的に北海道を出ていったことを後悔するくらいにです。

天陽の嫁・靖枝(大原櫻子)に言われるがまま、なつは山田家へと足を運びます。

牛が2頭に増え、ずいぶん豊かになっている様子。

しかも、天陽が結婚をしたことで、両親も安堵したみたいです。

「これで寂しくないですね!」

となつが言うと、まあ苦い顔をされました。

そりゃそうですよ!

なつと天陽の関係を知らなかったわけじゃないんですから!

そして、靖枝も薄々気づいたでしょう。

ですが、今は自分のことを大事にしてくれている天陽を信じているのでしょう。

「なつさんって面白いね」

と、笑って見せたことで、その場はなんとか和みました。

お茶の間の天陽ファンはきっと納得できないでしょうがね!

天陽(吉沢亮)と靖枝(大原櫻子)の接点は意外なあの人

天陽と靖枝はどこで出会ったのか、それは今まで語られていませんでした。

実は、2人の接点には、なつの同級生である良子(富田望生)と、番長こと門倉努(板橋駿谷)が関わっていました。

え、まさか結婚した!?

と頭をよぎりましたが、どうやらふたりは青年縁劇団をやっており、靖枝はそこで手伝いをしていたのです。

天陽は相変わらず舞台美術をお願いされ、そこで仲良くなり、好きになり、そして結婚を決めたみたいです。

結婚するように言われていた天陽。

なつの代わりになる人がいるのかと思いもしましたが、しっかりと別の人を見つけた様子。

なつから見ても、誰から見ても靖枝は良い人そうで、可愛らしい人。

天陽は良い奥さんを見つけたなと思えます。

そう思わなくちゃいけないんですよね。

なつの気持ちを考えると、辛くて辛くて、視聴者としては素直におめでとうが言えない…ごめんなさい!というのが本音です。

寂しいから支え合う

天陽と靖枝から背を向けて帰るなつ。

その顔には、会えて嬉しいという感情は感じられませんでした。

むしろ涙をこぼさないように、感情を抑えている感じです。

こっちも心が痛いですわ。

家へと戻る天陽と靖枝は仲良く歩いていきますし!

なつが好きだった天陽はどこに!?って思ってはいけないんですが、思いたくて仕方がありません!

泰樹(草刈正雄)の元に戻ったなつは、自分の胸の内をぽつりぽつりと話し始めました。

「寂しいよ」

すると、泰樹は言います。

「わしも、寂しいよ」

人間、結婚をしても家族ができても寂しいものだ。

だからこそ支え合う。

自分となつは支え合っていると思っている。

だから頑張れるんだと、泰樹は言います。

なつは1人ではありません。そう思える瞬間です。

千遥がいなくなって寂しいのは、泰樹も同じなんです。

ここで終わればいいものを、泰樹の余計な一言に笑いました。

「天陽のことは知らん」

…じいちゃん!

去る者がいれば、来る者もいる

十勝に帰ってきた用事は一通り済みました。

なつは短編映画を作るため、東京へと帰らなくてはなりません。

「せっかく来たのにー」

と剛男(藤木直人)は声をあげます。

「なつも忙しいですし。実は俺も…」

と、咲太郎がなにか言いかけたみたいです!

え?咲太郎、なにかあるの?なになに?ものすごく気になるのですが。

「なつだけでももう少しいれば良いのにー!」

と、剛男が言葉をかぶせてきました。

とりあえずごめんなさい。剛男、うるさい!

しかも、咲太郎に失礼!

さすがにツッコまずにはいられませんでした。

なつがいなくなり、また寂しくなりそうな雰囲気でしたが、ここで意外な人物が登場。

「この家は相変わらずねー」

と言いながら、北大生の夕見子(福地桃子)が帰省。

これにはなつも大喜びです。

突然の登場にこっちもビックリで、天陽結婚ショックが薄れました。

『なつぞら』第14週84話まとめ

天陽との関係が終わったなぁと思うのは時間の問題でした。

覚悟はしていたものの、なつへの恋心が微塵も感じられず、おい天陽!と思えてしまいました。

ですが、少しでもなつに想いが残ってる素振りを見せれば、それはそれで問題でしたかね…。

なつの心にぽっかりと穴は開いたものの、それを泰樹が助けてくれた、そんな気がしましたね。

そして、ここで夕見子の帰省!

来週また楽しいことが起こりそうですね。

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