『なつぞら』第14週81話は、千遥(清原果耶)に会うため、さっそく北海道へと出発した咲太郎(岡田将生)となつ(広瀬すず)。
その間、千遥は自分のこれまでの人生を話し、泰樹(草刈正雄)から乳しぼりを習います。
目次
『なつぞら』第14週81話あらすじ
なつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)の妹・千遥が、突然柴田家に姿を現した。
その日の晩ごはん、富士子(松嶋菜々子)は、なつの好物で千遥をもてなす。
富士子や泰樹(草刈正雄)、剛男(藤木直人)たちのやり取りを見ていた千遥は、ふいに自分の境遇を語りだす。
それを聞いた泰樹は、千遥に翌朝早起きしていっしょに働こうと提案する。
千遥は泰樹の申し入れにうれしそうにうなずき、そして…。
出典:NHK
【ネタバレ】『なつぞら』第14週81話の感想
千遥(清原果耶)の生い立ち
なつ(広瀬すず)に柴田家で待っているように言われた千遥(清原果耶)は、呟くように自分のこれまでの人生について語り始めました。
川谷家を飛び出した千遥は、置屋の人に拾われ、今は見習いをしているみたいです。
「お母さん」と呼ばれる女将さんや姉さん方に優しくされて、とても幸せに暮らしていたと千遥は言います。
しかし、なつが育った柴田家の人たちの温かい笑顔を見ていると、姉の方がずっと幸せだと思ってしまう千遥。
幸せの形や大きさは人と比べることはないのですが、こればっかりは仕方がないことなのかもしれませんね。
口では不自由のない生活をしていると言っても、環境が環境なだけあって、苦労することもあるだろうなというのは予想がつきます。
「口にはしないけれど、置屋だって大変。辛いこともあっただろうに」
剛男(藤木直人)が千遥を想ってそういうのですが、
「芸者のこと、よく知ってるの?」
と、鋭いところを突く富士子(松嶋菜々子)。
「そんなことない」
「こっち見て言って」
剛男、こっちを見ません。
た、剛男…まさか!
こんなコントを挟むくらいになったのですね。
なつ(広瀬すず)は誰に似ている?
その日の夜、明美(平尾菜々花)は、夕美子(福地桃子)が北大に合格したときに撮った写真を千遥に見せました。
「これがなつ姉ちゃん」
そういって指をさしたなつの顔は、まあ懐かしさを感じます。
「明美ちゃんに似てるね」
実の妹が、まさかの発言。
一緒に暮らしていると似てくると言いますからね。
ですが、千遥とも似ています。
翌日、なつが着ていた作業着を着た千遥なんて、あの時のなつが帰ってきたみたいでしたからね。
これには戸村親子も感激。
私も感激です。
千遥(清原果耶)、初めての乳しぼり
泰樹(草刈正雄)に言われ、初めての乳しぼりをする千遥。
なつ同様に牛に怯えることはなく、乳しぼりに挑戦し始めます。
幼いなつは牛に蹴られそうになったこともありましたが、それよりも成長している千遥はそんなことにはなりません。
「指を数えるように、指を折っていってごらん」
泰樹は、幼いなつにも教えたように、千遥にも搾乳の仕方を教えます。
その通りにやったことで、千遥も上手にできました。
その時の微笑み方も、なつと同じです。
置屋で礼儀作法をきちんと習い、どこに出しても大丈夫な立派なお嬢様という感じの千遥。
元気ななつ。
この姉妹、どれだけ素敵な姉妹なのでしょうか。
兄も最近はなつが一緒にいることで落ち着いているし、天国のご両親も安心です。
写真が嫌い?絶対何かあるよね?
千遥がやって来たことを聞いて、帯広の放送局に努めている信哉(工藤阿須賀)も飛んできました。
久しぶりに会った千遥の姿に感動する信哉。
しかも、なつと同じように牛に囲まれているとなっては、さらに沸き上がってくるものがあるでしょう。
思わず手に持つカメラで一枚撮りました。
すると、写真を撮られたことで千遥はちょっと不機嫌そうな顔をします。
突然撮ったことが悪かったわけではありません。
写真を撮られることが嫌いなのです。
「その写真、誰にも見せないでください」
そうやって信哉に釘をさす千遥。
この光景を見た泰樹は思ったのでしょう。
まだ何か悩んでいることがあると。
絶対何かあります。
そもそも、幼い時の記憶があまりなく、今は幸せに暮らしているというのであれば、なぜここに来たでしょうか?
見習いの身で北海道までやってくることってできるんでしょうか?
余計な勘ぐりかもしれませんが、千遥にはまだまだ何か秘密がありそうです。
『なつぞら』第14週81話まとめ
草刈正雄さんと千遥役・清原果耶さんを休憩スペースでパチリ。なつが着ていたチェックのシャツにオーバーオール、千遥も似合っていますか?#朝ドラ #なつぞら #草刈正雄 #清原果耶 pic.twitter.com/2x38Lfes7Y
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年7月2日
今なら飛行機で1時間半くらいで行き来ができる東京と北海道。
まあ、新千歳空港から帯広までとなるともう少しかかりますが、この頃よりはかかりません。
夜行列車に乗って出発し、翌朝帯広に到着したなつたちは、その足で雪月に辿り着きました。
間もなくです。
間もなくすれば、なつと咲太郎は千遥に会うことができます。
そのとき、3人はどんな想いを抱くのか、今から楽しみです。
そして、まだすべて明かされていない千遥の胸中も、ここで明らかになってほしいと願います。
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