『なつぞら』第14週79話は、3年という年月が過ぎ、アニメーターとして2本の長編映画を手掛けたなつ(広瀬すず)が、麻子(貫地谷しほり)、坂場一久(中川大志)と共に、短編映画を作ることに!
どんな作品を作るか悩みながらも、アニメーションを作ることを楽しんでいるみたいです。
時を同じくして、柴田牧場の元におさげ髪の女性が一人やってきました。
彼女の正体に察しがついた富士子(松嶋菜々子)が、必死にその子を引き留めます。
その女性こそ、なつの妹・千遥(清原果耶)です。
目次
『なつぞら』第14週79話あらすじ
短編映画の制作が決まり、なつ(広瀬すず)と麻子(貫地谷しほり)は原画を任されることになった。
演出部からは坂場(中川大志)が参加。
早速3人は企画を考え始める。
勝手になんでも決めていく坂場のやり方に、麻子は早くも不安を口にする。
一方北海道・十勝では、富士子(松嶋菜々子)と砂良(北乃きい)が庭で話をしていた。
そこにやってきた照男(清原翔)は、ふたりの背後に人の気配を感じ…。
出典:NHK
【ネタバレ】『なつぞら』第14週79話の感想
波乱確定の短編映画製作
長編映画を描き終えたなつ(広瀬すず)たち。
またのんびりと自分の勉強をする時間となりましたが、なつは仲(井浦新)と井戸原(小手伸也)に呼び出されます。
なつがまた何かをやらしたのではと誰もが思いますが、そうではありませんでした。
次の長編映画が決まるまでの間、新人には短編映画を描いてもらい、そこで原画を描く技術を養うということがあります。
下山(川島明/麒麟)も過去には短編映画で原画を描く技術を磨き、レベルアップをさせた実績があるため、ふたりもやらせようと思うのです。
そして、そのふたりとは、麻子(貫地谷しほり)となつ。
女性初の作画家として麻子を指名しようと思っていたのですが、近年のなつの活躍により、なつにもこのタイミングで短編映画をやってもらいたいと思い、仲たちはなつも呼び出したのです。
麻子としては、これを拒否する権限はありません。
すでになつの実力についても理解している麻子なら、自分より先に!とか、自分と同じタイミングで!なんて思いません。
なつ自身も、短編映画を作ってレベルアップをしたい、なによりもアニメーションを作りたいと言う気持ちが高まっているため、これを拒否することもないのです。
こうして、麻子となつは、短編映画を作ることに!
しかし、作画班だけでは作品は作れません。
そこでさらに、新人監督見習いの坂場一久(中川大志)も抜擢されます。
なつ、麻子、一久の三人で映画を作る…。
なにかありそうな予感しかしません。
題材決め
短編映画を作ることが決まった3人は、まず題材をどうするかを考え始めました。
オリジナルで話を考えるのか、それとも原作のあるものを使うのか。
最初から考えるには時間が足りません。
そして、短編映画を作る目的は、作画や演出のレベルアップです。
ならば、原作があったほうが良いと、一久は提案しました。
「じゃあ、何にしましょうか?」
なつ、じゃっかん話が振り出しに戻っています。
結局、それぞれがやりたいと思う作品を見つけ出してくると言う課題を持って、この日は解散となりました。
リアリティーを求める一久。
魂を込めた作品を作ろうとする麻子。
このふたりがどこかで衝突したとき、なつがどうするのかも楽しみです。
なんとなくですが、そんな日がやってくる気がしてなりません。
そもそも一久は「わんぱく牛若丸」の制作中、作画家に来て一波乱やってしましたからね。
上手くできるだろうかと心配になる麻子の気持ち、わからなくないです。
「あなた、あのカチンコ君とやっていけると思う?」
「大丈夫です!麻子さんともやってこれたんですから」
「そうね、ん?」
なつ、言うようになりましたね。
柴田牧場に迷い込む千遥(清原果耶)
短編映画の制作が決定した頃、柴田牧場に1人の女性が迷い込むようにやってきました。
細身で昔のなつのように、おさげ髪をしています。
泰樹(草刈正雄)や戸村悠吉(小林隆)は人の影を見た気がしても、しっかりと発見することができないでいました。
しかし、その子が妊婦の砂良(北乃きい)を見つけ、
「お姉ちゃん」
と、声をかけてきました。
砂良に妹はいません。
ならば、なおのこと「?」な事態ですよね。
しかし、姉を探してここに来たということから、富士子(松嶋菜々子)はすぐに察しました。
「千遥ちゃんかい?」
千遥(清原果耶)がなつを訪ねてやってくるかもしれないというふうに聞いていた富士子は、逃げようとする千遥を引き留めました。
千遥を家に上げた富士子は、なつも愛した牛乳を飲み、なつがここでどんな暮らしをしていたか話して聞かせます。
また、千遥がやってきたことで、泰樹は大急ぎで家へ戻り、
「よう来た、よう来た」
と、歓迎モードです。
なつにも急いで連絡をしてやれと言いますが、千遥からは意外な言葉が発せられました。
「姉には、知らせないでください」
これには、さすがに驚きました。
なつを訪ねてここへとやってきたのに、なつに会いたくないという千遥。
姉が生きていてくれればそれで良い、と千遥は言うのです。
千遥、川谷家を飛び出してから、一体何があったのでしょう。
第14週で知ることができたらいいなと思います。
『なつぞら』第14週79話まとめ
待ちに待ったなつと咲太郎の妹・千遥役は清原果耶さん。今年4月に北海道ロケに行った清原さん。訪れたしばた牧場の入口で記念写真。#朝ドラ #なつぞら #清原果耶 #北海道ロケオフショット pic.twitter.com/kHKvnQQLyG
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年6月30日
会いたくないと言われても、報告せずにはいられません!
千遥は会いたくないと言いますが、千遥が行方不明になったことでなつが心を痛めていたことを知っている富士子は、東洋動画に電話をし、なつにこのことを報告しました。
これから短編映画を作っていくというところにまさかの朗報です。
しかし、千遥は会うことをどこか拒否している感じです。
今回のタイトル「なつよ、十勝さ戻って来い」
もしかして、なつは十勝へと戻るのでしょうか。
今週もなつから目が離せませんね。
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