『なつぞら』第11週63話あらすじ・ネタバレ感想!なつが抱え続けていた妹・千遥への想い

ドラマ『なつぞら』第11週(第63話)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『なつぞら』公式Twitter

『なつぞら』第11週63話では、なつ(広瀬すず)がうまくいかなかったトレースの練習もしながら、家ではアニメーターになるための練習をしています。

トレースとは?
作画課からできあがった絵をセル画に描き移す仕事のこと。

久しぶりに川村屋へ行くと、ちょうど信哉(工藤阿須賀)と遭遇。

信哉が取材した特集が放送されると、なつはあることを信哉にお願いします。

第11週の折り返し地点になる今回は、後半に繋がる大きな動きの起点になる予感がする回となりました。

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『なつぞら』第11週63話あらすじ

なつ(広瀬すず)はアニメーションのトレースという作業に挑戦する。

簡単そうで難しい作業に改めてアニメーションの奥の深さを実感する。

昼休み、なつが桃代(伊原六花)と話していると、アニメーターの下山(川島明)から、ファッションについて指摘される。

驚くなつ。そしてなつは川村屋を訪れる。

信哉(工藤阿須加)の取材した迷子のニュースを見るとなつは、妹の千遥のことを思い出す。
出典:NHK

【ネタバレ】『なつぞら』第11週63話の感想

1秒間に24枚。仕事の奥深さを実感

10枚のセル画を重ね合わせた時にはみ出してしまいましたが、これが決してダメだというわけではありません。
仕上課を仕切る石井富子(梅舟惟永)は、うまい人がやっても若干のズレが生まれることを見せました。

1秒のアニメーションを作るために必要なセルの数は24枚。

しかし、それらが全部一緒であっては、動きがなくて面白みに欠けてしまいます。

少しのブレこそが、絵に命を吹き込み、動かすことに繋がっていく。

そう教えられたなつ(広瀬すず)は納得しつつ、トレースの練習を始めます。

牛の乳しぼりはなんとなくやってできたのに…そうがっかりするなつですが、それも泰樹(草刈正雄)からコツを教えてもらい、直感でできたことです。

きっとなつなら、トレースの仕事もみるみるうちに上達していくでしょう。

それでいて家では作画の練習もします。

作画もやってトレースの勉強もして彩色もする。

なつは漫画映画の核となる部分を十二分に経験し、成長していきますね。

漫画映画に魅了され、これを作りたい!と心から思った子の熱意は、多くの経験を手にしていくみたいです。

その成長が伺えるのがとっても良いですね。

下山克己(川島明/麒麟)との追いかけっこ

なつの派手さは健在ですが、今は亜矢美(山口智子)の手を借りず、自分で服を決めているみたいです。

自分でセンスを磨け、という亜矢美なりの教育法です。

これに影響され、桃代(伊原六花)もオシャレになっていきます。

なけなしのお金で素敵な服を買い、その日によってアイテムを変え、今まで同じ服を着てきたことがないみたいです。

なぜそんなことがわかるのか……。

実は、2人の毎日のファッションをチェックしていた男がいました。

それは、作画課の下山(川島明/麒麟)です。

実は下山、2人をずっとデッサンしていました。

同じ服装が出てきたらやめようと思っていたみたいなのですが。かなりの枚数になっています。

「同じ服装を見つけたら逮捕だからね、バンバン」

という下山に対し、

「逃げきってやる!」

と意気込む桃代。

一見和やかな会話なのですが…え!?って思いました。

これは私だけなのかなとも思ったのですが、朝ドラのあとに放送される生放送番組「あさイチ」で、MCの華丸大吉の2人も同じ答えを言ってくれました。

「川島くん、怖い」

そう!ストーカーのような恐怖を感じて仕方がありません!

なつ、桃代…それでいいんですか!?

信哉(工藤阿須賀)の努力がテレビに映る

川村屋へ来たなつ。

テレビを導入したことにより、店はさらに繁盛していました。

そこに信哉(工藤阿須賀)もやってきます。

2人は示し合わせたわけではないのですが、ちょうど信哉が取材をした特集がテレビで流れることを知り、2人は席について見ることに。

そこに移されたのは、孤児を保護する警官の話です。

戦災孤児のなつや信哉には、他人事とは思えません。

母と子が感動の再会を果たすシーンなどに感化される人たちの中、なつは子供の頃の自分を思い出していました。

この取材のために警察とのつながりを得た信哉に、なつはこんなことを頼みます。

「千遥を探してほしい」

千遥に会いたい

千遥のことが忘れられないなつ。

しかし、信哉は咲太郎(岡田将生)の意思を無下にできず、なつの想いだけでは動こうとしません。

そこでなつは咲太郎を説得することにしました。

千遥が今はどこにいるかわからない。

しかし、母の親戚の家で幸せに暮らしていると手紙をもらってから、忘れるようにしていました。

面と向かって会わなくても良い。話せなくてもいい。

一目で良いから元気な千遥が見たい!

なつは自分の想いを咲太郎に伝えました。

そんな想いを聞いた咲太郎は、最後に届いた千遥の家の住所が書かれたハガキをなつに手渡します。

忘れるように言われたから探さない。

そう言いながらもハガキを持っているということは、やっぱり忘れることなんてできなかったのです。

咲太郎の中にも、本当は千遥のことを探したいという想いがあったのでしょう。

これを信哉に渡してほしい、頼むと言っておいてくれ。

いつも無鉄砲で向こう見ずな咲太郎ですが、このときばかりは素敵な兄の顔でした。

『なつぞら』第11週63話まとめ

咲太郎が家に戻ってきた時、彼はなつにこんな話をしました。

「雪次郎(山田裕貴)のやつ、また見に来てたぞ」

どうやら雪次郎。

川村屋での仕事が終わるたび、赤い星座の公演を見に来ていたみたいです。

開演時間には間に合わずとも、第3幕だけ食い入るように見る。

それだけあいつは演劇が好きなんだなぁ…と、そう思おうと思えば思えるのですが、これはきっと違いますね。

蘭子(鈴木杏樹)に言われた「よく演劇を辞められたわね」という言葉のせいか、確実に演劇に未練です。

東京に来た目的と別の方向に進もうとしている雪次郎を知った時、小畑家はどうなるのでしょうか?

  • なつのアニメーターへの道
  • 千遥の行方
  • 雪次郎と演劇

この先どうなっていくのだろうと思うものがどんどん増えてきて、楽しすぎて!非常に困っています!

次回はどんな話が待っているのでしょうか、期待です。

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