ドラマ『ナンバMG5』 特別編 柴犬・松が家出！？ 大団円後の特別編！

剛（間宮祥太朗）たち難破家は、コソコソと何か計画中。

自分は話に入れてもらえず、仲間外れにされたと思いこんだ剛の弟分・柴犬の松は、すっかり落ち込んでしまい、家を出て行ってしまいます。

あてもなくさまよう旅に出た松は、この2年半に起きた出来事を振り返ります。剛の退学騒動の時は、知られざる秘話がありました。

大人気の喋る犬、松が主人公の特別編です！

ドラマ『ナンバMG5』前回振り返り

剛（間宮祥太朗）は、白百合高校に乗り込んで来た不良たちを相手に大立ち回りを演じ、警察に連行されてしまいました。

剛は正式な処分が決まるまで無期停学に。クラスメイトたちや伍代（神尾楓珠）、大丸（森本慎太郎）も心配しますが、剛と連絡が取れません。

そんな中、校長は剛から事情も聞かずに退学処分を決定。深雪（森川葵）は一方的な処分を下した校長に猛反発。

剛を救うために同志たちが体育館に立てこもり、処分の取り消しを要求。家族にも認められた剛は無事、また白百合高校に通えるようになりました。

【ネタバレあり】ドラマ『ナンバMG5』特別編あらすじ・感想

松の家出

剛（間宮祥太朗）たち難破家は、コソコソと何やら計画中。
楽しげな様子に剛の弟分、柴犬の松も会話に入りたがりますが、猛（満島真之介）に「お前は寝てろ」と冷たくされてしまいます。

「俺は家族じゃないんだ・・・」

すっかり落ち込んだ松は、「お世話になりました」と家を出て行ってしまいます。

しばらくして、剛たちは松がいないことに気がつきますが、「そのうち帰ってくんだろ」と、あまり気にしていない様子です。

2年半の思い出

その頃松は、橋の上でこの2年半のことを思い返していました。

「色々あったぜぇ・・・」

兄貴（剛）は2年半前、シャバい高校生になって、深雪（森川葵）と共に美術部に入部し、フツーの高校生ライフを謳歌し始めました。
そして島崎（春本ヒロ）と出会い、トップクとなっていじめられていた島崎を救うことになります。

その後隣の市松高校の1年、伍代（神尾楓珠）と出会い、伍代のために大勢の市松生を相手に喧嘩をして、伍代との付き合いが始まりました。

その後、深雪にトップクの正体がバレそうになった時、伍代が特攻服を着てかばってくれたこともありました。

しばらくして、千鳥商業の大丸（森本慎太郎）と出会い、剛は大丸と『藤田さんファンクラブ』を結成します。

しかし、大丸は剛がトップクだと知った時、「周りに悪いと思わないのか」と剛に掴みかかります。
でも、剛が生半可な気持ちで二重生活を送っているわけではないことを知ると、大丸は親身になってくれるようになりました。

3人は、広島で力を合わせてヤクザの息子を倒したこともありました。

「腹減ったなぁ・・・」

松がそんなことを考えていると、向こうから伍代のオジキがやってきました。

伍代は松が家出をしたのではないかと心配しますが、松はこの2年半で「兄貴は変わった。俺も変わるぜ！」と、走り出します。

退学騒動

剛が停学になり、退学処分が下されていたことがわかった時、実は伍代と大丸は白百合高校に出向き、主任の桐山（赤ペン瀧川）に、退学を取り消してもらうように掛け合っていました。

当然桐山は、他校の、しかも不良の話に聞く耳を持ちません。
しかし伍代と大丸は食い下がり、土下座までして頼み込みました。

「あいつは好きで人を殴っていたわけじゃないんです！」

「あいつはいいやつなんです！」

2人とも、人のために頭を下げるなんて初めてのことでした。

深雪の手紙

松はいつの間にか河原の土手にやってきていました。
すると、そこには深雪の姿が。

そこで松は、ひょんなことから深雪が剛宛てに書いた手紙を持っているのを見つけます。

深雪は手紙を書いたものの、それを渡せないでいました。

「ダメだよ！兄貴は藤田さんのこと大好きなんだから！！」

松は手紙をくわえて走り出します。

「俺は恋のキューピッドだ！」

家族の絆

2年生になった剛は次々と隣県の不良を倒し、関東制覇目前まで来ました。
そして、白百合高校では次期生徒会長に選出されます。

3年生になると、なんと妹の吟子（原菜乃華）が白百合高校に入学し、剛が市松高校に入っていないことがバレてしまいます。
始めはショックで剛と向き合えないでいた吟子でしたが、部活動存続の危機を救うために生徒会長として頑張っている剛の姿や、チンピラにさらわれて危ないところを救ってくれた剛の姿を見て、制服を着てても気合が入っているとわかってくれました。

兄の猛は弟の全国制覇に何よりも期待をかけていました。
だから、剛の様子がおかしいことにいち早く気がつき、白百合の進路調査票を見つけた時は、剛を殴りつけました。

剛は「俺と兄ちゃんは違う！」と反発しました。
両親も、剛が嘘をついていたことに大きなショックを受けます。
でも、自分たちの期待が剛に負担をかけていたことを知り、「好きなことをやれ」と白百合に通うことを認めてくれました。

最後まで認めようとしなかった猛も、最終的には剛の強い思いを受け止めてくれました。

最高の家族

剛の無謀な作戦を応援してくれた中学時代の恩師も、両親が認めてくれ、引き続き白百合に通えるようになったと知って大喜びしてくれました。

一方、松はラブレターをくわえたまま道に迷ってしまい、途方にくれていました。
すると、また伍代が現れ、剛に連絡をしてくれました。

松を迎えに来た剛は、自分宛の手紙に気がつきます。

「こ・・・これは・・・ラブレター！？」

剛と松が家に帰ると、家の中はすっかりパーティー仕様になっていました。

「松、お誕生日おめでとう！！」

今日は、松の誕生日でした。
難破家は、その計画を松に内緒で会議していたのです。

「お前は最高の家族だよ！」

家族に囲まれ、犬用ケーキをお腹いっぱい食べた松は、全開バリバリにご満悦なのでした。

ドラマ『ナンバMG5』特別編 感想＆まとめ

今回は、柴犬・松が主人公の特別編でした。
これまでを振り返るシーンが中心ではありましたが、知られざるエピソードも盛り込まれていて、意外と大事な回でした。
でも、深雪のラブレターの中身は知らされることがなく、とても気になります・・・。

1話目から視聴者の心を掴んだ松。とってもお利口な名俳優でしたね！
松を見るために毎回ドラマを見ていた人も多かったようです。
松を演じた柴犬・豆三郎くんの今後の活躍にも期待です！