剛(間宮祥太朗)が帰宅すると、見知らぬ男が家に上がり込んでいました。市松高校の剛のツレだという男を警戒する剛。
謎の男は、誰もが恐る市松高校のアタマ・陣内(柳俊太郎)でした。難破家のもてなしを受け、外に出た陣内は、剛に対して「調子に乗るなよ、トップク」と凄みます。
一方、妹の吟子(原菜乃華)は、別の中学に通う淳一(小田将聖)と出会い、ひょんなことから勉強を教えてもらうことに。
しかし、淳一はヤンキーが嫌いだということです。吟子のために難破家の人達が考えた作戦は?
目次
ドラマ『ナンバMG5』前回振り返り
剛(間宮祥太朗)は、「男なら自分で正体を明かせ」と大丸(森本慎太郎)から言われた言葉が頭から離れません。
美術部を追い出された剛を心配した深雪(森川葵)は、一緒に謝りに行こうと言ってくれますが、その時に剛は秘密を告白するつもりでいました。
一方、大丸はツレが市松高校の伍代(神尾楓珠)にやられたと知り、伍代と対峙することに。
しかし、それは市松と千鳥の2年生達が2人を潰すために企てたことでした。
このことをきっかけに剛、伍代、大丸は仲良くなります。
そして、剛の前に市松のアタマと思われる男が現れて・・・。
【ネタバレあり】ドラマ『ナンバMG5』第5話あらすじ・感想
謎の男
帰宅すると、市松のツレが来ていると言われた剛(間宮祥太朗)。
moyoko
そこにいたのは、見知らぬ男(柳俊太郎)でした。
男は陣内と名乗り、剛は既に市松のアタマを張っているため、3年生ながら剛の舎弟だと話し、父・勝(宇梶剛士)や兄・猛(満島真之介)を喜ばせました。
剛は戸惑いながらも話を合わせ、夕飯の後陣内を送っていくと言って外に出ました。
moyoko
すると陣内はにこやかな表情を変え、「調子乗んなよ、トップク」と剛に凄んでから、帰って行きました。
moyoko
後日、剛は伍代に陣内の人となりを聞いてみると、陣内は市松では絶対的な存在で、周りの学校が怖がっているのは市松が怖いのではなく、陣内が怖いというぐらいの人物だと言います。
しかも、彼女は5人、2年生の時に株で1千万円儲けたこともあるとの噂で、それだけでなく餃子の大食いチャンピオンでもありました。
moyoko
吟子の恋
難破家の末っ子・吟子(原菜乃華)は、三者面談で成績が散々だと言われました。
moyoko
ある日、柴犬の松の散歩中に佐藤淳一(小田将聖)という真面目な少年と出会います。
moyoko
その時、教科書を落として行ったので、吟子は大事なものだろうと塾へ渡しに行きました。
淳一はお礼にファミレスに一緒に行こうと吟子を誘います。
2人はすぐに仲良くなり、吟子は淳一から勉強を教えて貰うことになりました。
しかし一つだけ問題がありました。
それは、淳一がヤンキー嫌いだったことです。吟子は自分の家がヤンキー一家だということを黙っていました。
突然の来訪者
剛が部活に行くと、なんとそこには陣内の姿が。
陣内はにこやかに部員たちと接し、深雪(森川葵)の絵をほめちぎるなどしていました。
moyoko
陣内は去り際に、頭の傷が治るまで時間をやると言いました。
「治ったらタイマンだ」
そして、もし断れば、深雪に剛がトップクだということを教えると脅してきました。
moyoko
クリスマスイブ
難破家では、近頃帰りが遅い吟子が何か隠していると心配されていました。
吟子が勉強をしていると白状すると、両親や猛は「勉強なんていてどうするんだ」と大騒ぎ。
moyoko
「自分の将来は自分で決めたい」という吟子に、母・ナオミ(鈴木紗理奈)はとりあえずやってみろと背中を押しますが、一緒に勉強しているのが男だと知った男性陣は黙ってはいられません。
「ここに連れて来い!」
moyoko
そしてクリスマスイブ。吟子は淳一を家に連れてきます。
すると、出て来たのはメガネをかけ、”シャバイ”格好をした勝と猛。ナオミは髪の毛をツインテールにしていますが、金髪のままです。
moyoko
吟子のために必死で取り繕った難破家。
でも、本当は淳一は吟子が有名なヤンキー一家の娘だと知っていたのです。
淳一は吟子の家族を見て、ヤンキーにも優しい人がいることを知りました。
そしてそれを踏まえた上でこれからも吟子と一緒に勉強したいと言ってくれました。
moyoko
陣内との決闘
その頃、剛は兄弟3人で考えた両親へのクリスマスプレゼントを引き取りに行っていました。
その道中で陣内と出くわし、送ってくれるという彼に騙され人気のない場所に連れて行かれます。
moyoko
そこで陣内は、本当に勝負したいのは剛ではなく、猛の方だと言い出しました。
1年前に市松に単身乗り込んで来た猛を見て、一度やり合いたいと思ったのです。
ところが、猛は卒業するとパッタリ喧嘩を辞めてしまったので、もどかしい思いを抱えていました。
moyoko
「お前の拳は兄ちゃんに届かねぇよ。難破に手を出したこと後悔させてやる」
剛と陣内は互角の力でしたが、先に膝をついたのは陣内でした。
何をやっても上手く出来てしまい、人生がつまらなかった陣内。そんな陣内は卒業を前に難破で締めて、なんとか存在証明を作ろうとしたのでした。
moyoko
プレゼントを持って急いで帰宅した剛。
3人が考えたプレゼントは、両親がバリバリだった頃の写真をパネルにしたものでした。
moyoko
大晦日
結局、剛との喧嘩の後すぐに学校を辞めてしまった陣内は、本当にやりたいことを探すと猛に宣言します。
猛は、陣内に剛は全国制覇出来るのかどうかと尋ねます。
猛は、剛の優しさが全国制覇の足を引っ張るのではないかと心配していました。
陣内は、剛がそれを達成する可能性はあるが、本人にとってはくだらないことなんじゃないかと思っていました。
moyoko
その頃剛は、一緒に餃子を食べようと言う伍代や島崎(春本ヒロ)の誘いを断り、家族と年越しそばを食べるために、いそいそと帰宅していました。
ドラマ『ナンバMG5』 第5話 感想&まとめ
今回は、季節が進んで、年末が舞台のスピンオフ的なお話でした。
吟子のために、シャバイ大学生と真面目な父、アメリカンな母を演じたところは面白かったです!満島さんが本領を発揮していました。
一方で剛の前に市松のトップである陣内が現れましたが、案外すんなり引いてしまいました。これで千葉を制覇したことになる剛にはこの先どんなことが待ち受けているのでしょうか?次回から2年生に進級します!