夏休み最後の日、剛(間宮祥太朗)は伍代(神尾楓珠)と島崎(春本ヒロ)と釣りに出かけます。その帰り、剛は伍代を探す真宮とすれ違います。
真宮は、伍代に遺恨を残したまま少年院に入っていました。
一方、剛と深雪(森川葵)は夏休み中に千鳥商業の大丸(森本慎太郎)と出会っていました。
大丸は気の強い深雪に一目惚れし、なりふり構わず深雪に猛アタック。剛は、気が気ではありません。
果たして、この三角関係はどうなるのでしょうか?
目次
ドラマ『ナンバMG5』 前回振り返り
難波剛(間宮祥太朗)や藤田深雪(森川葵)が所属する白百合高校美術部は、日曜日に写生大会に行くことに。
しかし、ヤンキー服しか持っていない剛は悩んだあげく、オシャレな伍代(神尾楓珠)に一緒に服を選んで欲しいと頼みます。
その頃市松高校2年の番格・最上の一派は、特攻服の男(剛)を探し出すためにイラスト入りのビラを配り始めていました。情報提供者にはなんと10万円の謝礼が出るといいます。
深雪はスマホ代のために剛を相手に売り渡そうとしますが、結局トラブルに巻き込まれ、剛に助けられてしまったのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『ナンバMG5』第3話あらすじ・感想
夏休み最終日
8月31日。
難波剛(間宮祥太朗)は、伍代(神尾楓珠)島崎(春本ヒロ)と共に釣りに出かけます。
ところが、剛は突然深雪(森川葵)に呼び出されたため、途中で帰ってしまいました。
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伍代と島崎は釣りを続けていましたが、そこに顔にあざがある男が現れ、伍代に話しかけてきました。
「久しぶりだな」
それは、伍代の中学時代の相棒・真宮でした。
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一方、深雪が剛を呼び出した訳は、終わっていない宿題を、剛から写させてもらうことでした。
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その帰り、深雪から、剛を特服(トップク)だと言いふらしてしまったお詫びにと、立派な油絵セットを貰いました。
夜空には花火が上がり、剛は「良い夏だったな」と思いました。
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ゴリラみたいなやつ
夏休み中、剛には一つだけ気がかりだったことがありました。
それは、夏休みが始まる前に、深雪が千鳥商業の大丸(森本慎太郎)というゴリラのような奴に告白されていたからです。
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深雪はそれ以来会っていないと言うので、剛は一安心。
ところが、部活終わりに深雪と学校の外に出ると、大丸が深雪を待っていました。
しかし、隣の市松高校のヤンキーたちに見つかった大丸は、猛スピードで逃げていってしまいました。
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藤田深雪ファンクラブ
剛は、今部活で描いている絵を、県の絵画コンクールにエントリーしようと言われていました。
部活だけでは間に合わないので、剛は公園のベンチで絵を描いています。
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その時、市松の連中から逃げていた大丸が話しかけてきました。
大丸は、剛が深雪を好きなことを見抜いていました。
そして2人は深雪の好きなところを言い合い、剛は深雪の学校での生活のことを教え、2人はすっかり意気投合しました。
大丸は、勉強をして絵を描いて好きな子がいる理想的な青春を謳歌している剛が羨ましいと思いました。
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深雪ファンクラブを結成した2人は、卑怯な手は使わず、正々堂々とやろうと約束しました。
卑怯なケンカ
島崎は、伍代こそが”トップク”だと確信し、『兄貴』と呼んで慕っています。
ある時島崎が伍代のバイクを拭いていると、突然真宮に背後から殴られ、さらわれてしまいました。
伍代はバイクのシートに置いてあった島崎のスマホの動画で、そのことを知ります。
伍代はすぐに白百合高校に向かい、剛と会いますが、剛が絵画コンクールで忙しくしていることを知ると、島崎のスマホだけを渡して、1人真宮が待つ倉庫へ向かいました。
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剛は部室の使用を延長して絵の仕上げに取り掛かっていましたが、ふとした時に島崎の動画を見てしまいました。
居ても立っても居られなくなった剛は、部長に「コンビニに行ってくる」と言い残して、急いでトップクに着替えます。
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伍代と真宮
1人で倉庫に来た伍代に、真宮は「仕事の話を持ってきた」と、工場からトルエンを盗む話を持ち掛けられます。
それが成功すれば、ヤクザに口を聞いてもらえるというのです。
伍代は何も答えず真宮を殴りつけます。
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伍代には真宮が変わってしまったように見えましたが、真宮はこれが本当の自分だと言います。
真宮は父親が暴力をふるう複雑な家庭に育ち、挙句の果てに父親は酔った勢いで人を殺してしまいました。真宮は、周囲から”人殺しの息子”として見られるようになりました。
一方の伍代は有名料理研究家の息子です。不遇の真宮にとって、ボンボンなのに不良をしている伍代が、だんだんと妬ましくなってきたのです。
でも、伍代は真宮に対して一度も見下したことなどありませんでした。
「俺はお前のツレだ。ヤクザになんかさせるかよ!」
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みんなを騙してる
その時、真宮をそそのかしているヤクザがやってきました。彼らは武器を持っていて、容赦なく伍代たちを痛めつけます。
その時、正義のヤンキーヒーロー・トップクが倉庫に現れました。
トップクは瞬く間にヤクザを叩きのめし、「じゃ!」と言って去って行きました。
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急いで着替えて部室に戻った剛ですが、既に部室は閉まっていました。
部長は、「描きかけの絵を放ったらかして帰ってしまうような人は、美術部にいてほしくない」と、剛に厳しく言いつけました。
部長に怒られて落ち込んでいると、今度はいきなり大丸に殴られてしまいます。
大丸は、剛がトップクだと気がつき、周りの皆や深雪を騙していることに怒り心頭でした。
「男なら自分で正体を明かせ。でないと、いつかみんなを傷つける」
こんなことはいつまでも続けられるわけがないと言って、大丸は去って行きました。
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”皆を騙している”という大丸の言葉は、剛の胸に深く突き刺さるのでした。
ドラマ『ナンバMG5』 第3話 感想&まとめ
3話目にして遂に本格的に登場した大丸。ゴリラのように強い彼は、剛の敵になるのかと思っていましたが、深雪の事が好きという共通点から剛と仲良くなりました。
しかも、トップクだと気がついて、深雪や皆を騙すのは良くないと叱ってくれました。
大丸はとても良い奴のようです。
その一方で、最後に伍代を名乗る卑劣な男が登場しました。この男は一体何者なのでしょうか? 次回も波乱の予感です!